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ワーホリにおすすめの国5選!失敗しない国の選び方や協定国の特徴も解説

「ワーホリに行きたいけど、どの国がいいかわからない…」「ワーホリにおすすめの国を知りたい」と思っている方もいるのではないでしょうか。ワーホリできる国は30ヵ国あるため、いざ1つに絞るとなると迷ってしまいますよね。

そこでこの記事ではワーホリに行く国の選び方や、ワーホリにおすすめの国とその特徴を解説します。ワーホリの国選びで失敗したくない方は、最後まで読んで参考にしてください。

まずはワーホリ協定国を把握しよう

ワーホリは世界中どこでもできるわけではなく、日本との協定を結んでいる国のなかから選ぶ必要があります。日本国籍をお持ちの方がワーホリできる国は、2024年時点で以下の30ヵ国です。

オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポルトガル、ポーランド、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チリ、アイスランド、チェコ、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダ、ウルグアイ、フィンランド、ラトビア、ルクセンブルク

参照:ワーキング・ホリデー制度|外務省

アジア、オセアニア、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパと、幅広い地域のなかからワーホリに行く国を選べます。また上記以外にも、ワーホリ協定国として検討されている国があるといわれています。

なお、ワーホリ協定国は変更になる場合があるので、外務省のホームページをご確認ください。

ワーキングホリデーについてはこちらの記事もご覧ください。

ワーキングホリデーとは?

ワーホリに行く国の選び方3選

ワーホリ協定国には魅力的な国が多いので、そう簡単に行き先を決められないかもしれません。そこでここでは、ワーホリに行く国の選び方を3つ解説します。

1.ワーホリの目的や目標から選ぶ

ワーホリは就学・就労・観光など、自由に滞在期間を活用できるのが特徴です。ただし国によって滞在可能期間、就学可能期間、就労可能期間が異なるため、ワーホリの目的や目標を実現できる国を選ぶのが成功のポイントです。

例えば、できるだけ長く海外に滞在したいと考えているのなら、滞在可能期間が長い国や滞在延長ができる国がおすすめです。語学力をしっかり向上させてから就労を考えているのなら、就学可能期間が長めに設定されている国を選ぶとよいでしょう。

まずは「海外にどのくらいの期間滞在したいのか?」「勉強や仕事にどのくらい取り組みたいのか?」を自問自答して、ワーホリの目的や目標を明確にすることが大切です。

2.ビザの取得しやすさで選ぶ

各国が発行するワーキングホリデービザを取得しないと、ワーホリに行くことができません。渡航日までにビザを取得できるかが重要のため、ビザの取得しやすさで国を選ぶのも一つの手段です。

ワーキングホリデービザの申請には、基本的に18歳〜30歳の年齢制限が設けられており、対象年齢でなければそもそも申請ができません。上記の年齢よりも低い年齢制限を設けている国もあります。

また、ワーホリ人気国の多くはビザの発給人数に定員を設けていたり、抽選方式を導入していたりします。そのため、申請の対象年齢であったとしてもビザを取得できないことも。

一方、ビザの発給人数や募集期間などに制限を設けてない国も存在するため、早い段階でワーホリ行きを確定したい場合はビザの申請条件や取得難易度が低めの国を選ぶとよいでしょう。

3.予算で選ぶ

同じワーホリをする場合でも滞在する国により、初期費用(申請料や航空券など)や現地で必要になる費用は大きく異なります。「できるだけ費用は抑えたい」と思っている場合は、申請料が低い国や物価が安い国を選び、費用をおさえるのが効果的です。

例えばワーホリの申請料は、イギリスの場合約37万円かかるのに対し、ニュージーランドであれば1万円以内におさまります。

また、渡航してから現地で仕事が見つかり給料がもらえるまでの現地費用は、渡航前に準備しておく必要があります。個人差もありますが、2ヶ月程度の現地費用を見積もっておくと安心です。必要予算は各国の物価やレートによって変わるため、事前にそれらを把握しておくことも重要です。

ワーホリにおすすめの国5選

ここまで、ワーホリに行ける国や国の選び方を解説してきましたが、ここからは具体的にワーホリにおすすめの国を5つ紹介します。

ワーホリにおすすめの国①|オーストラリア

▼基本情報

公用語:英語
ビザの年間発給枠:制限なし
年齢制限:申請時18歳〜30歳
滞在可能期間:最長1年 (※条件により+2年まで延長可能)
就学・就労の条件:就学 4ヵ月まで
就労 同一雇用主のもとで6ヵ月以内
最低賃金の目安:24.10オーストラリアドル(約2,400円)

※上記の最低賃金は目安の金額です。
※上記の最低賃金は所得税などの差し引き前の時給です。
※円計算は、2024年10月時点のレートです。
※地域や仕事内容、従業員の経験やスキルなどによって賃金は異なります。
※ワーキングホリデーの制度は法改正される場合があるので、最新情報をご確認ください。

【オーストラリアのおすすめポイント】
オーストラリアのおすすめポイントは、なんといっても滞在期間の長さです。通常の滞在期間は1年ですが、条件を満たすことで最長3年滞在できる場合があります。できるだけ長く滞在したい方にとって、オーストラリアは絶好の国です。オーストラリアはワーホリ人気国であるものの、ビザの発給枠に制限がないため比較的ワーキングホリデービザを取得しやすい国だといえます。さらにオーストラリアの最低賃金は世界トップクラスのため、しっかり稼いで貯金にまわしたい方にもおすすめの国です。

オーストラリア基礎情報

ワーホリにおすすめの国②|ニュージーランド

▼基本情報

公用語:英語
ビザの年間発給枠:制限なし
年齢制限:申請時18歳〜30歳
滞在可能期間:最長1年 (※条件により+3ヶ月延長可能)
就学・就労の条件:就学 6ヵ月まで
就労 ビザ有効期間内なら制限なし
最低賃金の目安:23.15ニュージーランドドル(約2,100円)

※上記の最低賃金は目安の金額です。
※上記の最低賃金は所得税などの差し引き前の時給です。
※円計算は、2024年10月時点のレートです。
※地域や仕事内容、従業員の経験やスキルなどによって賃金は異なります。
※ワーキングホリデーの制度は法改正される場合があるので、最新情報をご確認ください。

【ニュージーランドのおすすめポイント】
ビザの発給枠に制限がないニュージーランドも、ビザを取得しやすい国の一つです。ニュージーランドのワーホリの滞在期間は通常1年ですが、条件を満たせばプラス3ヵ月まで延長できます。オーストラリアに次いで最低賃金が高い国でもあり、それなりの稼ぎを期待できるでしょう。同一雇用主のもとで働ける期間に制限がないため、安定して継続的に稼げる点はメリットだといえます。さらに、ニュージーランドは自然豊かな国なので、落ち着いた環境で生活したい方にもおすすめしたい国です。

ニュージーランド基礎情報

ワーホリにおすすめの国③|カナダ

▼基本情報

公用語:英語・フランス語
ビザの年間発給枠:6,500
年齢制限:申請時18歳〜30歳
滞在可能期間:最長1年
就学・就労の条件:就学 6ヵ月まで
就労 ビザ有効期間内なら制限なし
最低賃金の目安:約15.00〜19.00カナダドル(約1,600円〜2,000円)
※州によって異なる

※上記の最低賃金は目安の金額です。
※上記の最低賃金は所得税などの差し引き前の時給です。
※円計算は、2024年10月時点のレートです。
※地域や仕事内容、従業員の経験やスキルなどによって賃金は異なります。
※ワーキングホリデーの制度は法改正される場合があるので、最新情報をご確認ください。

【カナダのおすすめポイント】
カナダにはワーホリ向けの仕事が多く、比較的仕事を見つけやすい国です。地域ごとに最低賃金は異なるものの、バンクーバーやトロントなど主要な都市ではそれなりの稼ぎを期待できるでしょう。カナダのワーホリの滞在期間は最長で1年間ですが、同一雇用主のもとで継続して働けるため、集中して稼ぎたい方におすすめしたい国の一つです。また、英語とフランス語が公用語のカナダでは、2言語を同時に習得できるのも魅力だといえます。語学にもしっかり取り組みたい方におすすめの国です。

カナダ基礎情報

ワーホリにおすすめの国④|イギリス

【基本情報】
公用語:英語
ビザの年間発給枠:6,000
年齢制限:申請時18歳〜30歳
滞在可能期間:最長2年
就学・就労の条件:就学 ビザ有効期間内なら制限なし
就労 ビザ有効期間内なら制限なし
最低賃金の目安:約11.44ポンド(約2,200円)
※年齢によって異なる

※上記の最低賃金は目安の金額です。
※上記の最低賃金は所得税などの差し引き前の時給です。
※円計算は、2024年10月時点のレートです。
※地域や仕事内容、従業員の経験やスキルなどによって賃金は異なります。
※ワーキングホリデーの制度は法改正される場合があるので、最新情報をご確認ください。

【イギリスのおすすめポイント】
イギリスのワーホリは、正式には「Youth Mobility Scheme(YMS)」といい、就労を目的としたビザの一つです。そのため、最長2年間と比較的長く滞在でき、就学や就労の期間に制限なく自由に滞在期間を活用できるのが魅力です。就労を目的としたビザであることから、一般企業での就労も可能で、他の国と比べて様々な業種や職種に挑戦できます。2023年まではビザの発給枠が1,500名と制限されており抽選式が導入されていましたが、2024年からはビザの発給枠が6,000名へと大幅に増加し、抽選ではなく先着順となりました。ビザについての情報は変動があるため、随時最新情報を確認しましょう。

イギリス基礎情報

ワーホリにおすすめの国⑤|アイルランド

▼基本情報

公用語:英語・ゲール語
ビザの年間発給枠:800
年齢制限:申請時18歳〜30歳
滞在可能期間:最長1年
就学・就労の条件:就学 ビザ有効期間内なら制限なし
就労 週39時間まで
最低賃金の目安:約12.70ユーロ(約2,000円)
※年齢によって異なる

※上記の最低賃金は目安の金額です。
※上記の最低賃金は所得税などの差し引き前の時給です。
※円計算は、2024年10月時点のレートです。
※地域や仕事内容、従業員の経験やスキルなどによって賃金は異なります。
※ワーキングホリデーの制度は法改正される場合があるので、最新情報をご確認ください。

【アイルランドのおすすめポイント】
アイルランドは他の人気ワーホリ協定国と比べると、日本人の留学生が少なくヨーロッパ圏からの留学生が多いのが特徴です。現地では日本語から離れた環境で生活ができるうえに、就学の期間の制限が設けられていないため、集中して語学力を高められます。さらに、EU加盟国であるアイルランドは隣国のヨーロッパ各国へ気軽に旅行しやすいのもメリットです。アイルランドは、就学や旅行に滞在期間をあてたい方におすすめの国です。

アイルランド基礎情報

英語圏以外でワーホリにおすすめの国

ここまでは英語圏を中心にワーホリにおすすめの国を紹介してきましたが、「もっと選択肢を広げたい」「英語圏以外の国にも行ってみたい」と思っている方もいることでしょう。

ここでは、英語圏以外でワーホリにおすすめの国を紹介します。

ワーホリにおすすめのヨーロッパ諸国

ヨーロッパ圏にはイギリスやアイルランド以外にも、ワーホリできる国がたくさんあります。

フランス、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、チェコ、アイスランド、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダ、フィンランド、ラトビア、ルクセンブルク
(※2024年時点の情報より)

観光地としても人気が高い、ドイツ、フランス、スペインなどもワーホリ協定国に含まれています。​​英語圏の国に比べると日本人が少ない傾向にあるので、日本語が使えない環境でワーホリに挑戦したい方におすすめです。

ワーホリにおすすめのアジア諸国

アジア圏でワーホリできる国は、現時点で韓国、台湾、香港の3ヵ国です。

日本からの距離が近く時差も少ないので、海外が初めての方でも行きやすいでしょう。食事や生活習慣など日本と似ている部分もあるので、現地での生活に適用しやすい点も魅力です。

まとめ

この記事ではワーホリに行く国の選び方や、ワーホリにおすすめの国とその特徴について解説しました。

ワーホリ協定国は現時点で30ヵ国あり、今後も増える可能性があります。ワーホリの行き先に迷っている場合まずはワーホリの目的や目標を明確にし、それらを実現できる国を選ぶことが大切です。ビザの取得しやすさや予算・稼ぎやすさで国を選ぶのもよいでしょう。この記事で紹介したワーホリにおすすめの国を参考に、自分に合った国を選んでみてください。

「ワーホリの国選びについて相談したい」と思っている方は、ぜひこの機会に留学エージェント「ぼくらの留学」にご相談ください。ぼくらの留学では、ビザ申請手続きや現地の最新情報の提供を行っており、渡航前から帰国までワーホリのサポートを行っています。

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