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有意義な留学生活を送るためには、まずは渡航先の情報集めが大切です。

ここではITビジネスの拠点として、今ヨーロッパでもっとも注目される国、アイルランドをご紹介します。

日本からの直行便がないため、少しマイナーな印象があるアイルランドですが 、イギリスに比べると学費や物価が安く治安も良いため、英語を学びたいヨーロッパ人学生に人気の留学先になっています。

首都ダブリンを中心に留学先選びに役立つ情報をご紹介します。

魅力 

なんといってもアイルランドの最大の魅力は「人」です。

多くのアイルランド人は、穏やかでとてもフレンドリーです。

おしゃべり好きが多いので、パブで飲んでいたら隣の人と会話が弾み、いつのまにか一緒に飲んでいるということもよくあります。

ヨーロッパからの駐在員や留学生も多く、外国人が話す英語にも寛大なので積極的に話かけてみましょう。

また、自然へのアクセスも大変便利で、首都のダブリンからバスに30分も乗ればに別世界のような大自然に触れる事ができるのも、魅力の一つです。 

基礎情報  

面積

約7万300平方キロメートル

人口

約492万人(2019年)

首都

ダブリン

宗教

カトリック78.3%、そのほかの宗教(プロテスタントやイスラム教を含む)11.9%、無信教者9.8% (2011年)

物価

(1ユーロ=約127円、2021年1月のレート)

日本に比べると外食は若干高めですが、食材は比較的安いので、留学中は自給をすればかなりの節約になります。

水道料金が高めなので、使用する際には気をつけてください。

物価の目安

同じダブリン市内でも、地区やお店によって値段が大きく異なります。

また、地方では、ダブリンより若干安価になります。

ダブリン市内(平均)

ランチは約15ユーロ、ディナーは約30ユーロ、コーヒーは約3ユーロ、ビール1杯(約560ml)で約5ユーロ、スーパーのミネラルウォーターは2リットルサイズで約1ユーロ、食パンは1斤で約1ユーロ

日本との時差

日本との時差は-9時間ですが、アイルランドにはサマータイムがあり、3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までは-8時間となります。

アイルランドは、面積、人口共にほぼ北海道と変わらない小さな国ですが、近年の経済成長の目覚ましさから、物価が少しずつ上昇しています。

それでも、お隣の国イギリスに比べるとまだまだ安く、治安も良いため「住みやすい国」のトップリストの常連国になっています。

アイルランドの民族構成

みなさんはアイルランドの民族構成をご存知でしょうか。

私たちの思うアイルランド人は「白人」「金髪」のイメージが強いと思いますが、そのアイルランド人も、長い歴史の中で「ケルト人」「バイキング」「アングロサクソン人」「ノルマン人」などの多くの民族が交わってできています。 

アイルランドの気候

留学先を決める上で気候はみなさんの気になる点の一つではないでしょうか。

国土の大きな国については年によって大きく変わってきますが、まずは国全体の気候を確認していきましょう。

年間曇っていて寒いイメージのあるアイルランドですが、実は1年を通して温度差があまりなく、穏やかで住みやすい気候です。

ただし、地方によっては風が強いので体感温度は2、3度低く感じてしまうかもしれません。

昼と夜の温度差が10度近く違うので、夏の暖かい日でも上着を持ち歩いた方が良いでしょう。

また雨が降っても数時間で止んでしまうため、一日中降り続けることほとんどありませんが、体を冷やさない為にも携帯傘は常に持ち歩きましょう。 

アイルランドの文化

数々の国に占領されてアイルランドには、ベースとなるケルト文化と混ざり合い独特な文化があります。

ここでは代表的なイベントを二つご紹介します。

3月 セント・パトリックス・デイ

アイルランドにキリスト教を広めた聖人、セント・パトリックスの命日である3月17日はアイルランド各地で盛大なお祭りが行われます。

ダブリンで行われるパレードは世界的にも有名で、美しい自然を表すと言われる緑色がお祭りのシンボルカラーとなり、人々の衣装をもちろんの事、国中が緑一色に染まります。

10月 ハロウィン

日本でもおなじみの10月のイベント「ハロウィン」ですが、実はアイルランドが発祥の地です。

キリスト教が普及する以前から始まるこの風習の起源は、古代のケルト文化に遡ります。

ケルトの暦で10月31日からが冬の始まりで、その日はあの世の境目がなくなり、亡くなった人たちがこの世に戻って来ると言われています。

その際に、悪霊もこの世に現れると言われ、魔除けの為にお化けに変装するという慣わしでした。

18世紀にアイルランド人移民たちによってアメリカに渡り、現在のような「ハロウィン」の形になったそうです。

アイルランドの主な留学先

ここでは、主な留学先の都市を紹介します。

ダブリン

アイルランドの首都ダブリンは、昔の街並みを残しつつお店や飲食店が軒を連ねています。

至るところに歴史的建造物が残っているため、歩いているだけでも十分に楽しめるでしょう。

また近年では Google や Amazon、Facebook などの IT関連の企業や、日本の大手企業がアイルランドをヨーロッパの本拠地としており、研修や就職にも大きなチャンスがあります。

コーク

アイルランド南部に位置する第二の都市コークは、国際大学都市として注目されており、コーク大学とコーク工科大学などの高等教育機関には、国内外からきた学生の数は人口の約10%にも及びます。

月曜日から土曜日までオープンしている「イングリッシュ・マーケット」には、アイルランド中のグルメ食材が集まることで有名で、地元の人や 観光客でいつも賑わっています。

リムリック

9世紀初頭にバイキングによって作られた町リムリックは、アイルランドの第三の都市です。

観光スポットが少ないため観光客が少なく、アイルランドらしさを感じる街といえるでしょう。

小ぶりな街なので、買い物やナイトライフもすべて徒歩で移動できるのが魅力です。

リムリック大学には日本語学科がり、日本人との交流イベントも頻繁に行われています。

ゴールウェイ

2017年に発表されたエド・シーランの大ヒット曲 「ゴールウェイ・ガール」の舞台となったゴールウェイは、音楽の街として有名です。

アイルランドの西部に位置するこの小さな港町では国際アートフェスティバルから音楽性に至るまで様々なイベントが年中開催され、世界中から集まってきたストリートミュージシャンの演奏家やパフォーマンスを見ることができます。

またレストランでは新鮮なシーフドメニューを食べることができ、特に牡蠣が有名です。

まとめ

自然崇拝と多神教がベースのケルト文化が根強く残るカトリックの国アイルランドは、イギリスとは全く異なる文化を持っています。

ヨーロッパのビジネス本拠地でありながら、人々はホスピタリティーがありどこか懐かしさを感じる国です。

時期にもよりますが、年間を通して語学学校には日本人が少ないので、英語を集中的に勉強できる良い環境と言えるでしょう。

また、ビジネスコース選べば、直接企業研修や就職のチャンスもあります。

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