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今回の記事では、コロナ禍のワーキングホリデーに参加できる国のご紹介や、現在のワーキングホリデービザ発給の状況をご紹介します。
ワーキングホリデーとは?
ワーキングホリデーとはビザの種類で、世界26カ国のワーキングホリデー協定国で勉強や仕事をしながらバカンスを楽しめる制度です。
ワーキングホリデービザの最大の魅力は、フルタイムで仕事をしたり語学学校で英語を学んだり、また長期バカンスを思いっきり楽しんだりと、ビザの有効期間であれば自由に滞在プランを楽しむことができるところにあります。
滞在期間中は、自分次第でいろいろなことに挑戦できます。
現在のワーキングホリデー可能国の入国状況現状
ワーキングホリデー加盟国で人気の英語圏5カ国、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、イギリス、カナダの入国状況の現状をみてみましょう。
2021年9月の時点で日本の外務省は、ほとんどの国に「レベル3:渡航は止めてください」の渡航の中止勧告を出していますが、国によっては条件を満たしていれば入国が可能です。
オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド
永住権所持者など限られた人を除いて、外国人は入国できません。
イギリス
観光ビザでの入国が可能ですが、ワクチン接種の有無にかかわらず入国後10日間の自己隔離に加え、隔離中は2日目と8日目に検査の受検が必要です。
カナダ
ワクチン接種をして14日以上経過したうえで、渡航72時間前の陰性の検査結果があれば観光ビザでの入国が可能です。
ワーキングホリデービザの発給状況
2021年9月時点での、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、イギリス、カナダのワーキングホリデービザの発給状況をみてみましょう。
ニュージーランド、オーストラリア、アイルランド
ワーキングホリデービザの発給は行っていません。
イギリス
ワーキングホリデービザ(正確にはYouth Mobility Schemeという、短期労働を目的としたビザ)の発給を行っています。
今年の募集は終わってしまったので、来年の抽選会への参加が必要です。
例年1月と7月に行われますが、予告なしで変更やキャンセルになる場合があるので、事前に必ず確認しましょう。
カナダ
ワクチン摂取を完了している方は通常通りワーキングホリデービザを発給しています。
ワクチンの摂取をしない場合は申し込みの際に現地のジョブオファー(企業内定)が必要条件になりました。
コロナ禍でおすすめできるワーキングホリデー先
コロナ禍で渡航規制が多くなってしまったため「ワーキングホリデーに行けない・・・」と、考えている人も多いのではないでしょうか。
そんな不安を抱えている方のために、ここでは、コロナ禍でお勧めできるワーキングホリデー先をご紹介します。
イギリス
最長2年間の滞在が可能ということから、ワーキングホリデービザを使用しての渡航方法がおすすめです。
コロナ禍に限らず、ビザ発給の抽選倍率が非常に高いので、申請をしても必ずビザを取得できるとは限りませんが、挑戦してみる価値はあります。
カナダ
ワクチン摂取を完了していれば通常通りワーキングホリデービザの取得ができますし、街の状況も日に日によくなっていますのでおすすめの国です
アイルランド
2021年10月下旬をめどに、入国の規制緩和を含む全ての制限措置の解除を目指す予定です。
そのため、長期の留学生の受入も可能になる方向です。
確定ではありませんが、来年のワーキングホリデービザの発給を行う可能性も見えてきたと言えるでしょう。
ワーキングホリデーに変わる今注目のプログラムのご紹介(co-op)
コロナ禍の影響で、ワーキングホリデービザ申告の条件が目まぐるしく変わっています。
そんな現在でも、実はカナダで学びながら働くことができる方法があるんです。
co-opプログラムとは
ワーキングホリデーに変わって注目を集めているプログラムがあるのを、皆さんはご存じですか?
今、注目を集めているプログラム、それがco-opプログラムです。
「co-op」とは「協同の」「協力的な」を意味する英単語のco-operativeの略称で、その名の通り大学・カレッジ・専門学校と企業が連携した特別プログラムです。
有給インターン
プログラムの前半で選択した分野に関する講義を受け専門知識をつけた後、プログラムの後半では通学した期間と同じだけ有給インターンシップに参加できるシステムになっています。
カナダでの修学と就労経験、ついでにお金も手に入るのがCo-opです。
アルバイトも可能
co-opプログラム前半の学生期間中も、週に20時間までのアルバイトが可能です。
そのため、ワーキングホリデーのように、現地の生活費をアルバイトで賄うこともできます。
まとめ
世界26カ国のワーキングホリデー協定国で仕事をしながらバカンスを楽しめる制度、ワーキングホリデー。
ビザの有効期間を自由に過ごせることから大変人気がある制度です。
現在のコロナ禍で、ワーキングホリデービザの発給を中止している国がおおい中、イギリスは例年通り、そしてカナダでも、申請条件の変更はありましたが、ワーキングホリデーが利用できます。
また、10月下旬をめどにアイルランドでは外国人への入国規制も緩和される予定なので、今後も他の加盟国の動向は要チェックです。
そんな中、co-opプログラムは、一定期間学校に通いながら専門知識をつけた後、通学した期間と同じだけインターンシップに参加できる、今注目の留学プログラム。
インターンシップが有給というだけではなく、ワーキングホリデー制度と同様に、学生期間中もアルバイトができるため、大学生だけでなく、滞在費を抑えたい社会人にも話題の留学方法です。