12月 2021
12月 2021のブログ
【IELTS基本情報】TOEFLとの違い、試験対策、申込方法を解説!
IELTS(アイエルツ)とは、Speaking(話す)、Listening(きく)、Writing(書く)、Reading(読む)の能力を測る英語力試験です。 世界120カ国で実施され、主にイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、そしてアメリカを含む英語圏の国々への留学、就労、または移住を希望する人々の英語力を測定するために利用されています。 本記事では、IELTSの試験内容や受験方法、申し込み方法など、IELTSについて知っておくべき基本情報をわかりやすく簡潔に解説していきます。 IELTSを初めて受験する方や、IELTSについて必要な情報を簡潔に知りたい、という方はぜひ参考にしてみてください。 まずはIELTSについて知ろう 国際的な認知度の高さ なぜIELTSは英語力測定として世界中で幅広く利用されているのでしょうか? その理由は国際的な認知度と信頼の高さです。 IELTSは世界をリードする英語教育・言語研究機関である3団体 Cambridge Assessment English(ケンブリッジ大学英語検定機構) IDP: IELTS Australia(オーストラリア国際教育サービス機関) British Council(ブリティッシュ・カウンシル/英国公益財団法人) によって共同開発されました。 現在IELTSを認定している機関は世界中に11,000以上あり、英語圏各国の名門大学・学部・大学院も多く含まれています。 2種類のモジュール IELTSには、アカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールの2種類があります。 どちらのモジュールも試験全体の構成は同じです。 ReadingとWritingの試験問題のテーマが異なり、また試験結果(スコア)の利用目的が違います。 アカデミック・モジュール=進学 大学や専門学校などの教育機関で、入学の英語力条件として利用されています。 アカデミック・モジュールでの試験結果に基づく判断が、その学校の入学合否になるというわけです。 ジェネラル・トレーニング・モジュール=移住や企業研修など 上記で挙げた英語圏の国へ就職や移住をするには、まずビザを申請しなければなりません。 そのビザ申請・発行に必要な英語力の証明として、ジェネラル・トレーニング・モジュールの試験結果が利用できます。 一般的に上記の理由で用いられますが、念のためどちらのモジュールを受験するべきか事前に出願先に確認することをオススメします。 試験結果(スコア)で見る英語力レベル IELTSの試験結果は、バンドスコアで表示されます。 0から始まる0.5刻みで表され、9.0が満点です。 参考として、海外大学への進学に必要とされるスコアは一般的に6~です。 IELTSの試験内容 4つの技能構成 IELTSでは、Speaking、Listening、Writing、Readingの4つの英語技能をはかります。 Listening 30分(40問) 選択問題、穴埋め問題 [試される能力] 質問の素早い読解力 ネイティブスピードの英語を聞き取るリスニング力 素早い解答記入のための速記力 Reading 60分(40問) 選択問題、穴埋め問題、簡単な文章解答 [試される能力] 長い文章の素早い読解力 語彙の豊富さ 文法の知識 Writing 60分(2問) 150 and 250文字 [試される能力] 正確かつ、テーマに適した内容の解答 表現力、構成力(複合した文章を、論理的に書けるか) 語彙の豊富さ 文法の知識 Speaking 11~14分(4パート) さまざまな分野の質問(家族、文化、趣味についてなど)、試験官によって質問内容・数が異なる [試される能力] 自然で流暢な会話力 的確な説明力 表現力 またコンピューター版テストとペーパー版テストの2種類の受験方法があり、各パートの順番や所要時間が異なります。 コンピューター版テスト 2020年から新しく導入された受験方法で、東京・大阪・京都にある計5つの試験会場で受験が可能です。 Listening(30分) Reading(60分) Writing(60分) Speaking(11~14分)ー試験官との面接 WritingとReadingのパートでは、回答をタイピング入力することができるので、タイピングが得意な方には適した方法と言えます。 試験結果(スコア)は、試験後3~5営業日後に公開されます。 ペーパー版テスト こちらは従来の受験方法で、日本各地にある指定のテストセンターで受験できます。 Writing(60分) Reading(60分) Listening(40分、解答転記時間10分含む) Speaking(11~14分)、試験官との面接 コンピューター版テストと異なり、回答用紙にメモを取ることができます。 紙への書き込みを好む方や、情報整理のためにメモを取りたい方はペーパー版がオススメです。 試験結果は、試験日から約13日後に公開されます。 TOEFLとの違いは? 同じ英語力測定試験として、TOEFL(トーフル)も世界中で幅広く利用されています。 TOEFLもIELTSと同様、認知度が高く試験内容も似ているため、何が違うのか不思議に思う方も多いでしょう。 違いは主に以下の3つが挙げられます。 発祥国の違い IELTSはイギリス発祥、TOEFLはアメリカ発祥の試験です。 そのため以前は、イギリスとイギリス植民地の英語圏(イギリス、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア)が目的地の場合はIELTS、アメリカへはTOEFL、が一般的でした。 しかし現在は、TOEFLとIELTSどちらも導入している機関が世界的に増えているため、選ぶ国によって受ける試験が限定されるケースは少ないです。 イギリス英語VSアメリカ英語 上記でお話しした発祥国の違い故、IELTSではイギリス英語、TOEFLではアメリカ英語が使われます。 イギリス英語とアメリカ英語の一番の違いは発音(アクセント)です。 普段私たちが日本で習う英語、日常的に耳にする英語はアメリカ英語なので、IELTSでのイギリス英語の発音に初めは慣れない方も多いでしょう。 また、イギリス英語とアメリカ英語でスペリングが異なる単語もいくつかあるので、注意が必要です。 回答した単語が正しくても、スペリングがその試験での使用英語のスペリングと異なっていれば正解はもらえません。 面接方法の違い IELTSでは、Speakingパートの面接は対面で行われ、面接官との自然な会話力が試されます。 対してTOEFLの試験は全てコンピューター版テストのため、Speakingパートの面接も対コンピューター(録音)で行われます。 各回答に時間制限があるので、時間内にいかに自分の意見をまとめ、表現できるかが試されます。 IELTS受験の申し込み方法 日本での申し込みは、次の公式サイトから行うことが可能です。 公益財団法人日本英語検定協会のHPから(ウェブサイトもしくは郵送) 一般社団法人JSAFのHPから(ウェブサイト) 申し込み締め切りは、試験日の5週間前です。 しかし受験者が定員に達した場合、その回の申し込みを早く締め切る場合もあるので注意しましょう。 試験の詳細(日時、会場など)は試験の2週間前に発送されます。 料金、必要なもの IELTSの受験料は25,380円(税込)、受験資格は16歳以上となっています。 申込時とテスト当日はパスポートが必要です。 試験結果は、各パートのスコアに総合評価のスコアが示された成績証明書として発行され、2年間の有効期限があります。 効率的なIELTS学習・対策 2010年から、英検などを運営している日本英語検定協会との共同運営が始まっており、日本でもIELTSの重要性が高まっています。 他の英語検定試験と比較してボキャブラリー・問題形式のレベルが高いため、試験の日程から逆算し、IELTSに特化した勉強法を計画することが大切です。 以下オススメの学習方法3つを簡単に紹介します。 書籍 IELTS英単語、例題、過去問の攻略などの書籍を活用しながら、自習で対策する方法です。 初めてでも気軽に始められること、自分のペースで進められること、比較的安価で勉強できることがメリットです。 反対に、自分にあった教材を見つけるのに時間がかかる、途中で飽きてしまったり長く続けられない、などがデメリットと言えます。 大学・塾の対策講座 現役学生の方で、大学がIELTS対策講座・授業を設けている場合は、専門の先生から習い、面接の実践練習などもできる絶好のチャンスです。 一般企業が運営するIELTS対策塾や、その他IELTS対策講座を設けている塾も数々あり、これらも同等のメリットが挙げられます。 費用や時間的な負担がかかることがデメリットと言えますが、短期間で集中して勉強し結果を出したい、という方には適した方法です。 オンライン学習 こちらも同様、専門の先生から習い、面接の実践練習ができるのがメリットです。 また基本1対1のため自分のペースでスケジュールを組み学習できること、初めての方でも自分のレベルにあったレッスンを受けられること、対面の塾より比較的安価ですむことも利点です。 1対1のオンラインレッスンは初めてで不安だという方もいらっしゃると思いますが、気になる方はまず無料の体験レッスンから始めてみると良いでしょう。 [オススメのオンライン学習サービス: PIA English] まとめ【IELTS基本情報】 いかがでしたでしょうか。 本記事ではIELTSとはなんなのか、知っておくべき基本情報を簡潔にまとめ、解説してきました。 世界中で幅広く利用されている英語力測定試験 Speaking、Listening、Writing、Readingの4つのパート アカデミック・モジュール(進学用)とジェネラル・トレーニングモジュール(移住や企業研修)の2種類 コンピューター版テストとペーパー版テストの2種類の受験方法 試験結果(スコア)は、0~9.0のバンドスコア表示 受験料は25,380円 これらをまずは頭に入れておくと良いでしょう。 IELTSは出題される単語のレベルも高く、面接もあるためハードルが高く感じる方もいるかと思いますが、きちんと対策をすれば誰でも高いスコアを目指せます。 本記事で紹介したような書籍、大学・塾の対策講座、オンライン学習などの中から自分にあった学習法を見つけ、目標のスコアに向けて学習を進めましょう。 IELTSの勉強が忙しく、留学準備がなかなか進まないという方は、ぜひ一度留学エージェント「ぼくらの留学」にご相談ください! 初めての留学を考えている 最新の情報・資料が欲しい 英語があまり得意ではない 時間があまりない 書類提出などで失敗したくない 留学費の節約方法や奨学金のことが知りたい など、どのような方にも合わせたサポートを行っています! ぼくらの留学をご利用いただくメリットは次の3つです。 オンラインカウンセリング:日本全国、どこに住んでいてもお気軽にご連絡ください 留学代行手数料無料:留学費用が気になる方にも安心してご利用していただけます 留学準備から帰国後までアドバイス:「意味のある留学」を一緒に作っていきましょう! まずは無料カウンセリングからどうぞ!…
2021/12/20日本からアメリカなどの海外大学編入は難しい?その5つの理由と対処法!
「日本の大学から海外大学に編入したい」 「海外大学への編入って難しいの?」 といった要望や疑問をお持ちの方が多くいらっしゃいます。 編入留学制度の難易度や条件を、きちんと知ってから慎重に進路を決めたいですよね。 結論から言うと、海外大学への編入は決して簡単ではありません。 なぜなら、一定以上の英語力や専門知識が求められるからです。 しかし、情報収集をしっかりおこなった上で対策すれば、編入を成功させることは可能です。 今回は、海外大学への編入が難しいと言われる「5つの理由」、そして「編入を成功させるためのコツ」についてご紹介します。 海外大学へ編入したいと思っている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね! この記事を読むと、海外大学へ編入する難易度がわかり、出願に向けて対策ができるでしょう。 海外大学へ編入は難しい?その5つの理由 海外大学への編入が「難しい」といわれる理由は次の5つです。 一定以上の英語力が求められる 専門分野を理解する学力が必要 全単位を移行できるとは限らない 優秀な成績の維持が必要 時間と費用がかかる 1つずつ解説します。 一定以上の英語力が求められる 日本の大学から海外大学へ編入する場合は、一定以上の英語のレベルが求められます。 当然のことながら、海外大学の講義は「全て英語」でおこなわれます。 受講するにあたり、内容をしっかり理解することができる英語力は必要不可欠です。 「TOEFL」や「IELTS」などの英語テストのスコアを編入学条件として定めています。 大学によって基準のレベルは異なりますので、出願前にしっかり確認しておきましょう。 また、海外大学の授業は教授の話を聞くだけの受け身のスタイルではなく、生徒が積極的に発言する機会が設けられています。 海外で教育を受けた経験がない場合、最初は戸惑ってしまうかもしれません。 日本の大学で行われている講義をイメージしていると、自分の意見を伝えられないことで、授業についていけず「取り残されている感覚」に陥ってしまいます。 海外大学では「英語が話せてあたりまえ」の前提で授業が進められるので、英語力をしっかり身につけてから授業に臨みましょう。 専門分野を理解する学力が必要 編入後は、専門コースに特化した授業を受けることになります。 そのため専門コースを理解し、ついていける学力が必要です。 日本の大学では一般教養を広く浅く学ぶ授業が多いので、海外大学のハイレベルな授業に慣れるまで苦労するかもしれません。 大学によっては必修科目を落としてしまうと、翌年まで再履修できないケースもあるので注意しましょう。 専門コースの内容が難しいだけでなく、すべて英語で学ばなければならない点も海外大学への編入が難しいといわれる理由の1つです。 全単位を移行できるとは限らない 日本の大学で取得したすべての単位を、編入先の単位に移行できるとは限りません。 基本的に一般教養科目は互換が認められやすい傾向がありますが、語学系の単位は認可されないことが多いです。 要するに語学系の学部や学科を専攻している場合は、ほとんどの単位を移行できない可能性があるのです。 そのため、編入するために改めて「1年生」からやり直しというケースもなきにしもあらず。 日本の大学で得た単位が無駄になるだけでなく、学費や時間も倍かかってしまうので、履修を決める際には注意しましょう。 優秀な成績の維持が必要 海外大学では、進学・卒業をするためには、優秀な成績を維持する必要があります。 成績の基準は学力テストの結果だけではなく、授業に参加する積極性や課題レポートの提出が重視されます。 そのため、日本の大学から無事に編入できた留学生という立場であっても、特別視されることなく、他の学生と同じ条件で「優秀な成績」を維持しなければなりません。 慣れない海外生活の中で、サークル活動やアルバイトなどにも積極的に取り組みたいと思っている学生にとっては、勉強と両立するハードルが高いといえます。 時間と費用がかかる 海外大学へ編入するには、ある程度の時間と費用がかかります。 日本の大学に1年~2年ほど通い、海外大学の3年制に編入できればベストですが、必ずしも4年で学位が取得できるとは限りません。 海外大学は入学するよりも、卒業する方が難しいといわれているのは有名な話です。 また、日本の大学に通ってから編入すると、入学金を2回支払ったり新たに教材を購入したりと費用がかかってしまいます。 編入を成功させるためのコツ 海外大学への編入を成功させるためのコツは、次の4つです。 海外大学編入の目的を明確にする 編入先の入学条件を確認して対策する 編入後も気を抜かず勉学に励む 余裕を持って費用を準備をする それぞれ詳しく見ていきましょう。 海外大学編入の目的を明確にする まずは、海外大学へ編入する目的を明確にしておくことが大切です。 なぜ海外大学へ編入したいのか? 日本の大学では学べないことなのか? などの自問自答を行っていくことで、留学準備中、そして編入後の生活でも軸がブレなくなります。 編入先の入学条件を確認して対策する 編入先の大学の「入学条件」を確認して対策しましょう。 海外大学へ進学・編入を希望する場合、試験ではなく書類によって審査されます。 大学によって編入の条件や基準は異なりますが、出願の際に必要となる書類は、一般的に下記の通りです。 願書 エッセイ 推薦状 高校3年間と大学の成績証明書 TOEFL、IELTSなどのスコア 財政能力証明書 編入後、海外大学で優秀な成績を維持できるかどうかの判断基準となるのが、「成績証明書」と「英語テストのスコア」です。 そのため、提出書類の中で最も重要で、入学合否を大きく左右します。 海外大学への編入を目指す方は、日頃から真剣に大学の授業を受け、良い成績を残すように心がけましょう。 また、できるだけ早い時期からTOEFLやIELTSなどの、指定された基準をクリアできるよう対策しましょう。 編入後も気を抜かず勉学に励む 編入後も気を抜かないようにしましょう。 単位移行数は、編入してから正式に決められるからです。 また、編入後に面接や1学期の成績をもとに、単位の認定を決定する大学もあります。 無事編入できたとしても、主体的に学ぶ姿勢を持ち続けることが大切です。 余裕を持って費用を準備をする 例えば、日本の大学からアメリカやカナダの4年制大学に編入できた場合、通常3年生からのスタートとなりますが、 予定していた期間で単位が取れず、留学を延長しなければならない 編入後、専門分野を変更、もしくはダブルメジャーを選択したい 専門分野を極めるために大学院へ進学したい などの理由で、きっちり2年間で留学生活が終わるとは限りません。 さらに、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの大学は3年制のため、直接最終学年に編入することになります。 必修科目+単位を移行できなかった科目を取らなければならないため、1年での卒業のハードルはかなり高いと言えます。 編入準備の段階で「滞在期間が延長してしまう可能性」をしっかり理解しておきましょう。 特に考えなければならないのは、滞在費用です。 海外大学の学費は、日本に比べとても高く、特にハーバード大学のような名門大学になると、年間授業料が約600万円をこえることも珍しくありません。 費用の問題は、実際に学業を途中で断念してしまう非常に大きな要因になり得ます。 そのため、次のような準備しておきましょう。 日本の大学に在籍している間に、可能な限りお金を貯める 海外留学に使える日本の奨学金制度を調べて申請する 編入先の大学の奨学金制度を調べて申請する 学生ビザでアルバイトが可能な国の大学を選ぶ 有給のインターシップがカリキュラムに組み込まれている大学を選ぶ 学費が安い国の大学を選ぶ このような点を事前に考慮することも、将来的には勉学に集中できる環境づくりになるでしょう。 https://bokuryuu.com/study-abroad-scholarship/ まとめ【対策すれば編入留学の道は開ける】 今回は、海外大学への編入は難しいといわれる「5つの理由」や「編入を成功させるためのコツ」についてご紹介しました。 最後にもう1度、海外大学への編入は難しいといわれる「5つの理由」は以下の通りです。 一定以上の英語力が求められる 専門分野を理解する学力が必要 全単位を移行できるとは限らない 優秀な成績の維持が必要 時間と費用がかかる 海外大学への編入は、もちろん簡単ではありません。 しかし、編入についての情報収集をしっかりおこなった上で対策すれば、編入留学の道は開けます。 海外大学へ編入したいなら、出願に向けて早めの対策を行いましょう! アメリカをはじめ海外大学への編入について、もっと詳しく知りたい方は、ぜひ一度留学エージェント「ぼくらの留学」にご相談ください! 初めての留学を考えている 最新の情報・資料が欲しい 英語があまり得意ではない 時間があまりない 書類提出などで失敗したくない 留学費の節約方法や奨学金のことが知りたい など、どのような方にも合わせたサポートを行っています! ぼくらの留学をご利用いただくメリットは次の3つです。 オンラインカウンセリング:日本全国、どこに住んでいてもお気軽にご連絡ください 留学代行手数料無料:留学費用が気になる方にも安心してご利用いただけます 留学準備から帰国後までアドバイス:「意味のある留学」を一緒に作っていきましょう! まずは、無料カウンセリングからどうぞ! …
2021/12/20日本とは全く違う!?海外大学進学を実現するために知っておきたい【海外大学留学】
海外大学への進学を実現するためには、【海外大学のシステム】をきちんと理解しておくことが大切です。 国によって大きく異なりますが、まずはシステムの全体像をみていきましょう。 大学入試 海外大学へ入学する場合、日本のような「入学試験」というものはありません。 その代わりに、大学が指定する「必要書類」で総合的に審査されます。 国や大学によって求められる書類は異なりますが、基本的には以下の通りです。 入学願書 TOEFLやIELTSなどの英語能力試験のスコア 高校または大学の成績証明書 銀行の残高証明書 その他、モチベーションレター、推薦状、芸術分野であればポートフォリオも別途に求められます。 特に、高校または大学の成績は入学の合否に大きく関わるので、海外大学への進学を目指している方は、早い段階から準備をしておくことが大切です。 大学からの合否通知は、出願から1カ月程かかります。 https://bokuryuu.com/requirements-admission-for-international-university/ 入学時期 海外大学の入学時期は、基本的に9月です。 ただし、アメリカは1月と9月に、オーストラリア・ニュージーランドは2月と7月に、それぞれ年に2回入学時期があります。 そして、マレーシアでは、海外大学のマレーシア分校や、提携大学とのカリキュラムの関係で、3回〜8回ほど入学時期を用意している大学もあります。 国別の修学期間 国によって修学期間が「3年制」と「4年制」に分かれています。 ここでは、人気の留学先アメリカ、カナダ、イギリス、マレーシアにフォーカスして、各国の大学の修学期間を確認していきましょう。 アメリカ アメリカの大学は、日本と同様で4年制です。 英語力がある場合は、高校卒業後に希望の大学へ出願することが可能です。 大学によっては英語力がない場合でも、出願できる「条件付きの入学プログラム」があります。 入学して2年間は、一般教養を中心にさまざまな科目を学び、その間に自分にあった専攻を決め、3年目から専門的な勉強をしていきます。 コミュニティカレッジ 地域密着型の2年制大学「コミュニティカレッジ」は、4年制の総合大学に比べ、学費が安い、入学しやすい、という条件から、地元の人だけでなく、留学生にも人気があります。 英語力に自信がない 英語能力試験のスコアが足りない 留学費用を抑えたいと いう方々に、2年制のコミュニティカレッジからスタートし、総合大学の3年目に編入するコースが人気です。 https://bokuryuu.com/american-education-system/ カナダ カナダの大学も日本と同様、総合大学の修学期間は4年制です。 英語力がある場合、高校卒業後に希望の大学へ出願することができます。 アメリカの大学と同様、入学して2年間は、一般教養を中心にさまざまな科目を学び、3年目から専門的に学んでいきます。 コミュニティカレッジ アメリカのシステムに近いカナダの大学ですが、アメリカのように、英語力がない方向けの条件付きの入学プログラムはありません。 そのため、英語能力試験のスコアが足りない場合、大学進学前に「コミュニティカレッジ」を受講する必要があります。 カナダのコミュニティカレッジは次の2種類です。 職業専門コース 大学編入コース https://bokuryuu.com/canadian-education-system/ イギリス イギリスの大学は3年制で、日本の大学を卒業した方は直接出願できます。 日本やアメリカの大学のように「一般教育」期間が設けられていないため、入学してすぐに専門的な知識を学ぶことができます。 ファウンデーションコース 日本の教育課程は、小学校から高校を合わせて12年間ですが、イギリスでは、 小学校6年間 中学校5年間 高校2年間 と、合わせて13年間の教育過程になっています。 日本の高校卒業後に進学を希望する場合は、「足りない1年間」を補うために、大学進学前に「ファウンデーションコース(大学準備コース)」を受講する必要があります。 ファウンデーションコースでは、 大学で専攻したい学科に沿った一般教養 大学へ進学するために必要な英語力 課題レポートの書き方 大学でのノートのとり方 など、大学の授業を受けるために必要な知識を身につけることができます。 また、日本の大学卒業者であっても、英語力に自信がない方や英語能力試験のスコアが足りない方は、このコースからスタートすることも可能です。 https://bokuryuu.com/british-education-system/ マレーシア マレーシアは、イギリスのシステムの影響を強く受けています。 そのため、マレーシアの大学は、イギリスと基本的に同じシステムです。 特別プログラム この他に、マレーシア独自の大学システムは次の通りです。 提携海外大学の学位も同時に取得が可能なデュアルディグリープログラム マレーシアの大学を卒業後、アメリカやイギリス、オーストラリアなどの大学に編入が可能なツイニングプログラム 英語力が足りない方向けの条件付き大学入学 https://bokuryuu.com/malaysian-education-system/ 専攻の多さ 海外大学は、一つの大学で専攻が多いのが特徴です。 英語圏の大学では、専攻が600以上あると言われています。 最先端のテクノロジーを学ぶものから、ワイン学、カジノのディーラー学など、地域の歴史や産業に結びつくユニークなものもあります。 また、学生たちは進路変更も頻繁に行い、専攻の変更や、全く異なる2つの専攻を選択するダブルメジャーも一般的です。 大学の授業 日本では、教授が一方的に講義をする受動的な授業が多いですが、海外大学では、学生同士のディスカッションが中心に、能動的な授業が行われます。 成績の評価も、生徒の積極性や参加意識の高さが対象です。 就職活動 海外大学では基本的に「就職活動時期」というものはなく、個人で動かなければなりません。 また、新卒であっても、企業は職業経験を持つ人材を求める傾向があるため、インターンの経験が重要視されます。 3年制の大学であれば2年生で、4年制の大学であれば2、3年生でインターンを始めます。 https://bokuryuu.com/how-to-find-jobs/ まとめ この記事では、海外大学のシステムの全体像 大学入試 入学期間 大学の修学期間 専攻の多さ 大学の授業 就職活動 をみてきました。 海外大学への進学を思い立ったら、まずは情報収集から始めましょう。 日本の大学のシステムとは大変異なるので、きちんと把握しておくことが大切です。 留学準備は余裕を持っておこなってくださいね! 特に初めての方や、留学で失敗したくないという方は、一度留学エージェントに相談してみましょう。 現地オフィスや現地の留学生から直接最新の情報を入手できるほか、費用を抑えて留学するアドバイスやお手伝いもしてくれます。 https://bokuryuu.com/about-agent-of-studying-abroad/…
2021/12/20海外大学で学びたい方は必見!【アメリカの大学進学留学】を徹底解説します
留学先として、もっとも人気が高い国アメリカ。 トップクラスの大学が集中していることから、世界中から優秀な学生が集まることで知られています。 この記事では、日本と似ているようで全く異なるアメリカの大学システムについて、詳しく解説します! アメリカの学位 大学で取得できる学位 アメリカの大学で取得できる学位は、大きく分けて2種類あります。 アソシエイトディグリー(Associate’s Degree) アソシエイトディグリーは「準学士号」とも呼ばれ、コミュニティカレッジなどの2年制大学の学習プログラムを修了したことを証明する学位です。 アソシエイトディグリーの種類 Associate of Arts(AA)Degree:文科系 Associate of Science(AS)Degree:理科系 Associate of Applied Science(AAS)Degree:商業系・技術系 準学士号を取得することで、4年制大学の3年目に編入することができます。 バチェラーディグリー(Bachelor’s Degree) バチェラーディグリーは日本の「学士号」にあたり、アメリカの4年制大学の学習プログラムを修了したことを証明する学位です。 バチェラーディグリーの種類 Bachelor of Arts(BA):文学士 Bachelor of Science (BC):理学士 大学の種類と修学期間 アメリカには大きく分けて4種類の大学があります。 就業目的に応じて選びましょう。 コミュニティカレッジ 「誰でも学ぶ権利がある」をモットーに、州内の住民のために作られたコミュニティカレッジは2年制の公立大学です。 州外や外国からの学生も入学できますが、授業料は地元の人よりも割高になります。 コミュニティカレッジには次の2つのプログラムがあります。 卒業後の就職を目的とした「職業訓練プログラム」 4年制大学に編入するための「進学プログラム」 https://bokuryuu.com/community-college/ ジュニアカレッジ ジュニアカレッジは私立の2年制大学で、コミュニティカレッジの「進学プログラム」以上に、4年制大学への編入に重点をおいたカリキュラムになっています。 そのため、コミュニティカレッジよりも編入率が高くなっています。 また、少人数制で、学生寮を完備しているところが多いのも特徴です、 総合大学 総合大学は基本的に4年制で、私立と州立があります。 私立大学 私立大学は歴史が長く、世界的にも非常に優秀な大学が多いのが特徴です。 誰しもが一度は聞いたことがあるハーバード大学、スタンフォード大学、イェール大学も、私立大学です。 州立大学 州立大学は、基本的にコミュニティカレッジと同様、州内の学生に広く大学教育を与えることを目的とした大学です。 州外や外国人からの学生も入学できますが、授業料は地元の人よりも割高になります。 私立大学ほどではありませんが、ミシガン大学アナーバー校やカリフォルニア大学ロサンゼルス校など、世界トップレベルの大学も少なくありません。 リベラル・アーツ・カレッジ カレッジと付いていますが、「コミュニティカレッジ」とは異なり、4年制の私立大学です。 広い教養を身に付けた知識人やリーダーを養成することを目的としているため、総合大学とは異なり、専攻を持たずに人文・社会・自然科学の分野を幅広く学びます。 第44代のオバマ大統領や、元国務長のヒラリー・クリントン、アップル創立者のスティーブ・ジョブズなどもリベラル・アーツ・カレッジ出身者です。 大学院が設置されておらず、全寮制、小規模、少人数制が特徴です。 入学方法 コミュニティカレッジとジュニアカレッジ 4年制大学に比べ、コミュニティカレッジとジュニアカレッジは、比較的入学しやすくなっています。 英語力が足りない場合でも、英語研修プログラムを受講する条件で、入学が許可される場合もあります。 学校によって出願書類の内容は異なりますが、一般的には次の通りです。 高校の卒業証明書(高等学校卒業程度認定試験合格証) 銀行の残高証明書 英語能力試験のスコア(IELTS5.5以上が多い) 総合大学とリベラル・アーツ・カレッジ 学校によって出願書類の内容は異なりますが、一般的には次の通りです。 Common Application(アメリカの大学共通のオンライン出願フォーム)か各学校が発行する出願書類 TOEFLやIELTSなどの英語能力試験のスコア SAT(Scholastic Assessment Test):SATは、アメリカの大学進学希望者を対象とし、読解・筆記・会話を通して、英語力を測る試験です。大学入学の合否審査に重要な要素のひとつですが、何点以上あれば合格というような明確な線引きはありません。 英作文/モチベーションレター 高校または大学の成績証明書 銀行の残高証明書 この他にも、高校生の場合は担任の先生、または大学生の場合は学部の指導主任やゼミの担当教員に書いてもらう推薦状や、音楽・芸術分野では、過去の作品やポートフォリオの提出を求められる場合もあります。 アメリカの学期制 アメリカの大学では セメスター制(Semester system:2学期制) クォーター制(Quarter system:4学期制) が採用されています。 成績の査定は、基本的に各学期ごとの中間テスト、期末テスト、そして学期末に提出する論文によって行われます。 セメスター制 アメリカの8割の大学はセメスター制です。 学校によって時期は若干異なりますが、基本的に 秋学期 8月〜11月または9月〜12月 春学期 1月〜5月または2月〜6月 学期ごとに、年に2回の入学と卒業のタイミングがあります。 クォーター制 クォーター制は、主にコミュニティカレッジに取り入られている制度です。 こちらも学校によって時期は若干異なりますが、基本的に 秋学期 9月〜12月 冬学期 1月〜3月 春学期 4月〜6月 夏学期 6月〜8月 学期ごとに、年に4回の入学と卒業のタイミングがあります。 実際に履修しなければいけないのは3学期だけで、単位を落とさなければ1学期分は休むことができます(クォーターオフ)。 また、クォーターオフ無しで、卒業単位を取得した場合、そのぶん早く卒業できます。 まとめ この記事では、アメリカの大学で学びたい方のために、 アメリカの学位 大学の種類と修学期間 入学方法 アメリカの学期制 を解説してきました。 アメリカの大学システムは日本と異なるため、大変なように感じるかもしれませんが、一つ一つこなしていけば確実に乗り越えることができます。 時間に余裕を持って、しっかり準備していきましょう! この記事をぜひ参考になさってください。 初めて留学準備をする方や、留学で失敗したくないという方は、一度留学エージェントに相談してみましょう。 現地オフィスや現地の留学生から直接最新の情報を入手できるほか、費用を抑えて留学するアドバイスやお手伝いもしてくれます。 https://bokuryuu.com/about-agent-of-studying-abroad/…
2021/12/17【オーストラリア】海外大学の費用はどれくらいかかる?オーストラリア大学の留学費用について詳しく解説します!
美しい自然に囲まれ、多種多様な文化とフレンドリーな国民性を誇る国オーストラリア。 国を挙げての留学生受け入れ態勢や、その高い教育水準から、大学留学先として日本を含め世界中から多くの学生が集まります。 オーストラリアは国内の大学が40校程度である中、世界大学ランキング100位以内に毎年8校ほどがランクインしています。 本記事では、そんな世界からも高い評価を得るオーストラリアの大学費用について、詳しく解説していきます。 海外大学留学や、オーストラリアの大学留学に興味がある方は、ぜひ本記事を留学先選びや学校選びの参考にしてみてください。 オーストラリアの大学について まずはオーストラリアの大学について、もう少し詳しく知っていきましょう。 大学はほとんど国立 オーストラリアには計42校の大学があり、その内の39校は州政府が管理する国立大学です。 連邦政府により、各学校の教育水準が一定の質を保つよう厳しく管理されています。 ちなみに、オーストラリアの私立大学2校は、ボンド大学(Bond University)とノートルダムオーストラリア大学(The University of Notre Dame Australia)です。 世界ランキングに名を連ねるグループ・オブ・エイト グループ・オブ・エイト(Group of Eight)とは、世界大学ランキングに名を連ねるオーストラリアの8つの名門大学の通称です。 オーストラリア国立大学 シドニー大学 メルボルン大学 モナッシュ大学 クイーンズランド大学 西オーストラリア大学 アデレード大学 ニューサウスウェールズ大学 国際的な評価の高さを誇り、互いに連携を取りながらの研究や教育も行っています。 オーストラリアの大学費用の内訳 では次に、オーストラリアの大学でかかる費用の内訳について、簡単に紹介します。 入学金 まずは入学をするために、大学に入学金を納めなければなりません。 オーストラリア大学の入学金の平均は、約20~25万円ほどです。 教材費 教材費は学科やコースによって変動しますが、年間約8~10万円(1,000~1,200ドル)ほどと言われています。(※文系コースは比較的これより安価なことが多いです) 授業料 オーストラリアの大学の授業料は、基本的に1学期(1 Semester)ごとに計算・請求されます。 授業料については次項目でさらに詳しく解説していきます。 オーストラリア大学の学費はどれくらいか 学校や学問分野、また認知度によって異なりますが、一般的なオーストラリア大学の年間平均授業料は約200万ほどです。 ほとんどの大学が国立ですが、日本の国立大(年間約50万円)や私立大(年間約80~100万円)と比べるとはるかに高価になっています。 国立か私立かは関係ない? 日本では一般的に、私立大学の授業料の方が国立大学よりも高いです。 しかしオーストラリアでは国立・私立は関係なく、レベルが高い大学、人気の大学であるほど授業料が高い傾向にあります。 上記で挙げたグループ・オブ・エイト(Group of Eight)の大学は、その他の大学と比べ授業料が比較的高めで、年間平均授業料は約200~500万円ほどです。 アメリカと比べると? 海外大学留学を検討する上で、アメリカの大学との比較をする方も多いです。 アメリカの大学の年間平均授業料は約300~450万円のため、オーストラリアの方が安価と言えるでしょう。 また、オーストラリアの大学は一般的に3年制のため、4年制のアメリカの大学と比べると1年分かかる授業料も少なくなります。 学部によっての差はあるのか 一般的に、理系学部の授業料は他の各部に比べ高くなる傾向にあります。 参考までに、1科目あたりの学費は、文系科目で約35万、理系科目で約45万ほどだと言われています。 さらに年間の授業料を比較して見ると、 文系学部: 年間約100~200万円 理系学部: 年間約120~300万円(最も学費が高い医学部は、年間約690万円) となっています。 ファウンデーションコースにかかる費用は? オーストラリアの大学に進学する場合、留学生は大学入学前にファウンデーションコース(Foundation year)という留学生向けの大学準備コースに通う必要があります。 ファウンデーションコースの授業料は年間約75~145万円が目安です。 奨学金について オーストラリアでは、国や各教育機関、私立財団や州政府の教育部門など、数々の団体機関が奨学金を設けています。 奨学金の種類によりますが、一般的に授業料の25~50%の免除を受けることができます。 学部や年度により奨学金の種類や募集者数が異なるので、興味がある方は早い段階からリサーチを進めることオススメします。 各州の人気大学を実際に比較 最後に、オーストラリアの留学先として最も人気の高い3つの州に立つ各名門大学、 メルボルン大学(The University of Melbourne)ー ヴィクトリア州(Victoria) シドニー大学(The University of Sydney)ー ニューサウスウェールズ州(New South Wales) クイーンズランド大学(The University of Queensland)ークイーンズランド州(Queensland) これら3校の費用を比較してみたいと思います。 どれもグループ・オブ・エイトに属する大学なので、グループ・オブ・エイトのその他の大学を検討されている方も、ぜひ参考にしてみてください。 各大学、文系の人文社会学部(Bachelor of Arts)と理系の理工学部(Bachelor of Science)の年間平均授業料を例として比較しています。 授業料比較(2021年版) メルボルン大学 Bachelor of Arts ー 年間約34,000~38,500ドル(約275~310万円) Bachelor of Science ー 年間約42,000~46,000ドル(約340~370万円) シドニー大学 Bachelor of Arts ー 年間約40,500 ~46,000ドル(約330~370万円) Bachelor of Science ー 年間約46,000 ~50,000ドル(約370~400万円) クイーンズランド大学 Bachelor of Arts ー 年間約35,000ドル(約285万円) Bachelor of Science ー 年間約44,500ドル(約360万円) まとめ いかがでしたでしょうか。 本記事では、オーストラリア大学留学にかかる費用について、詳しく解説してきました。 大学費用は、海外留学を検討する際に一番気になる点だと思います。 学校や学部によってかかる費用は大幅に変わりますが、まずは ・オーストラリア大学の入学金は、約20万円~25万円 ・ファウンデーションコースの授業料は、約75~145万円(年間) ・一般的なオーストラリア大学の授業料は、約200万(年間) 以上の3点を頭に入れておくと良いでしょう。…
2021/12/16【海外大学入学ガイド】オーストラリアの大学に進学するには?出願方法から入学までの流れを詳しく解説!
海に囲まれ、自然溢れる国オーストラリア。 多様な人種や文化が行き交い、フレンドリーな国民性を誇るこの地は、留学先として人気を集め世界中から様々な学生が集まります。 本記事では、日本の高校を卒業し、オーストラリアの大学に入学するにはどうしたらよいのか。 一連の流れをわかりやすく解説していきます。 海外大学の進学先として、オーストラリアを検討している方は、是非参考にしてみてくださいね。 オーストラリア留学の魅力 数ある海外大学進学先の中から、なぜオーストラリアを選ぶのか。 多くの学生を引き寄せる魅力をまずは紹介していきます。 国際的な評価の高さ オーストラリアには、世界大学ランキングに名を連ねる8つの名門大学があります。 通称グループ・オブ・エイト(Group of Eight)と呼ばれ、その国際的な評価の高さから、世界各国の学生達から人気を誇ります。 学生ビザで働ける! 留学中に学生ビザでアルバイトが可能なことも、魅力の一つです。 また、大学卒業後の就労ビザも他国に比べて取得しやすく、現地で就職できる可能性も大いにあります。 世界中に広がるネットワーク 学生の約2割が留学生と言われるオーストラリアの大学。 世界各国から様々な学生が集まるため、大学留学を通じて世界中にネットワークを広げることができるのも大きな魅力です。 留学生への手厚いサポート オーストラリアは、国を挙げて留学生の受け入れ体制を固めています。 世界中から多様な留学生が集まるため、入学ルートは幅広く設けられ、英語が苦手な学生に向けてのサポートも充実しています。 そのため、「海外大学に進学をしたいけれど英語力に自信がない」という方でも安心の留学先と言えるでしょう。 オーストラリアの大学について知ろう さてここまで、オーストラリア留学の数々の魅力についてお話ししてきました。 それでは実際に、オーストラリアの大学へ進学するにはどうしたらよいのか。 まずは日本とは少し異なる、オーストラリアの大学制度と仕組みについて解説していきます。 オーストラリアの大学で取得できる学位 オーストラリアの大学では、バチェラー(Bachelor)と呼ばれるコースを修学し、学位を取得します。 バチェラー(Bachelor)は日本の4年大学卒業の学位に値しますが、日本とオーストラリアでは大学の修学期間が違います。 留学生は、まずファウンデーションコースへ オーストラリアの大学は日本より1年短い、3年制が一般的です。(一部4年以上のコースもあります。) なぜならオーストラリアの教育カリキュラムでは、高校で日本の大学での一般教養科目に当たる内容を学ぶためです。 日本の高校卒業生はこの一般教養科目の履修が完了していないため、大学入学前にファウンデーションコース(Foundation year)という留学生向けの大学準備コースに通う必要があります。 このファウンデーションコースで基礎教養、そして英語力を磨いた後大学に本入学、という流れになります。 ファウンデーションコースに入るには? 日本の大学受験と異なり、オーストラリアの大学進学では入試を受ける必要がありません。 代わりに、自身の英語力と高校での成績で合否が決まります。 留学生向けのコースですが、それでもある程度の高い英語力と、平均以上の成績平均点(5段階評価で平均3以上)が必要です。 出願に向けての準備 オーストラリアの大学入学の仕組みについて理解してきたところで、次は出願に向けて何を準備すればよいのか、詳しく解説していきます。 まずは出願期間を確認しよう 希望の学校の出願期間(開始日と締め切り日)を確認しましょう。できるだけ早いタイミングで出願ができると安心です。 ファウンデーションコースは基本1年間のコースで、1学期(2月)入学と2学期(7月)入学の2つの入学タイミングがあります。(英語力次第では半年や3ヶ月、また1年以上かかる場合などもあります。) 日本の高校卒業は3月なので、卒業後ストレートで進学を考えている方は2学期(7月)入学を目指すのが一般的です。 出願に必要な書類 (1)成績証明書(英語版) (2)英語力証明書(TOEFL、IELTSなどのスコア) (3)卒業証明書(英語版) 以上3つが基本的な必要書類です。 証明書の英語版は、学校側か専門の翻訳家に翻訳をお願いする必要があります。 出願を高校卒業前に行う場合、まず(1)成績証明書と(2)英語力証明書を提出し、審査を通過すれば仮入学許可がもらえます。 卒業後、(3)卒業証明書を提出し正式な入学許可書を得ることができます。 また優秀な大学や学部によっては、英語での出願動機書の提出が必要な場合もあるので注意しましょう。 成績は、高校で履修した全ての科目が見られる オーストラリアでは、大学入試がない代わりに、「高校でこれまでどれだけ真剣に勉強をしてきたか」を重要視されます。 (1)成績証明書は、日本の大学受験のように英数国理社といった限られた科目ではなく、その他全ての科目を含めた成績の平均値の提出となるので注意しましょう。 どのくらいの英語力が必要か 大学によって異なりますが、一般的にTOEFL( IBT)70点以上、IELTS5.5以上ほどの英語力をファウンデーションコース出願の時点で必要とされます。 ちなみに、この平均スコアより優れた英語力(TOEFL80点以上、IELTS6.0以上)を保持する場合は、ファウンデーションコースが免除になる学校もあります。 英語力に自信がなくても大丈夫! 成績は足りているが、英語力だけどうしても必要なスコア取得までたどり着けない、という方もいらっしゃると思います。 そんな時は、まず(1)成績証明書と(3)卒業証明書を提出しましょう。 そこで仮入学証明書が降りれば、現地の大学付属・連携の語学学校(英語コース)に通うことができます。 そこで英語を勉強し学校が求める英語スコアを取得できれば、ファウンデーションコースを始めることができます。 まとめ 本記事では、オーストラリア大学の魅力、そして出願から入学までの流れについて解説してきました。 オーストラリアは、グループ・オブ・エイトなど世界に名を誇る大学への道も開かれる中、英語力に自信がない方でも安心して留学できるシステムとサポートが揃っています。 まずは自分の興味ある学校・コースを探し、出願や入学に向けた準備と対策: ・出願期間を確認 ・成績証明書(英語版)の用意 ・英語能力テスト(TOEFL、IELTS)を受け、出願基準を満たすスコアを獲得 を進めましょう。 オーストラリアの大学システムについて、こちらの記事でさらに詳しく解説しているので気になる方は是非参考にしてみてください。 https://bokuryuu.com/know-about-australian-university/ …
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