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「留学」=「語学学校へ通う」とイメージする人も多いのではないでしょうか。

ここでは、語学学校にあるコース内容や、語学学校のメリットデメリット、そして最近の留学のトレンドをご紹介します。

語学学校とは?

語学学校とは、渡航先の国の言葉を学ぶできる学校の事を言います。

現地で生活ができるような語学レベルになることを目的に授業が組まれています。

これから大学進学や海外就職を考えている人も、まずは語学学校へ行きしっかり語学力を磨きましょう。

語学学校で受講可能なコース

語学学校は語学に関する様々なコースが用意されています。

ここでは代表的な物を紹介します

ESL(一般英語コース)

ESLとは「English as a Second Language」の略で、英語を母国語としない人たちを対象としています。

聞く・書く・読む・話すの4技能をレベルに応じてバランスよく学ぶことができるのが特徴です。

日常会話の習得を目的とする人はこちらで中級から上級程度の英語力を目指すと良いでしょう。

試験対策コース(TOEIC/TOEFL/IELTS/ケンブリッジ英語検定)

ビジネスシーンで必要な「TOEIC」、アメリカ・カナダなどへの留学に必要な「TOEFL」、イギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどへの留学に必要な「IELTS」、そして世界で最も認知度が高い「ケンブリッジ英語検定」などの英語能力試験に対応したコースです。
全世界共通の英語テストになっているので高スコアを取得すれば転職・就職の選択肢が広がります

また、自身の英語力の向上を数字で見ることができるので目標設定がしやすくなるというメリットもあります。

1度日本で目的にあったテストを受講し、帰国前に同じテストを受けてくるという方もたくさんいます。

Pathway(大学進学準備コース)

このコースを終了すると同時に、提携をしている大学へ入学できるプログラム内容になっており、TOEFL等の英語検定試験のスコアが免除されます。

また、大学に入学はできたがその後の授業についていくのが難しいという日本人はとても多いです。

こちらのコースではエッセイの書き方やプレゼンテーションのやり方なども授業内容に含まれている場合が多いので大学入学を考えている方はこちらのコースを受講してから大学へ入学することをおすすめします。                    

ビジネス英語コース

ビジネスシーンに役立つ英語に特化したコースで、学校によってはマーケティングやマネージメントなどの専門プログラムもあります。

ビジネスシーンで使う単語やマナーは日常会話とは大きく異なります

日本での就職のために英語力を上げていきたいという人はこちらのコースの受講も視野に入れていきましょう。

英語指導資格取得コース(J-shine/TESOL/TECSOL)

日本の小学校で英語を教えることができる資格「J-shine(小学校英語指導者認定協議会)」、英語を母国語としない12歳以上に英語で英語を教えることできる資格「TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)」、同じく英語を母国語としない12歳以下の子どもたちに英語で英語を教えることができる資格「TECSOL」を取得できるコースです。

それぞれのコースの入学条件

コースにより入学条件が変わってきます。希望コースに入学する英語力が足りない場合は、ESLで十分に語学力をつけてから挑戦する事も考慮しましょう。

ESL(一般英語コース)

全レベルに対応しているので、英語が全く話せない入門者から上級者まで、自分にあったレベルで学ぶことができます。

試験対策コース(TOEIC/TOEFL/IELTS/ケンブリッジ英語検定)

海外の大学・大学院への進学や国内外の就職活動を考えたプログラムになっており、多くの場合は中級以上の英語力を求められます

Pathway(大学進学準備コース)

授業内容がアカデミックになっており、授業についていくためには上級の英語力であることが必要です。

ビジネス英語コース

これから海外で就職活動をされる方や就職後のレベルアップ向けのプログラムになっており、中級以上の英語力が必要です。  

英語指導資格取得コース(J-shine/TESOL/TECSOL)

将来英語の先生になりたい方や、レベルアップを目指す現役の英語の先生が受講しているため、上級の英語力が求められます

語学学校のメリット

目的によって色々なコースが選択できる語学学校。

そんな語学学校には様々なメリットがあります。

語学の習得を目的とする方が通うことはもちろんですが、そのほかのメリットもかくにんしておきましょう

語学力が自然と向上する

語学留学は基本的に週に5日、一日4時間以上の授業があります。

授業内では先生が英語で授業を行いクラスメート外国人なので、英語でコミュニケーションを取らなければなりません。

そのため学校にいる間は英語漬けになります。

英語を聞く・話す・読む・書くを授業で毎日こなしていくため、語学力が自然と向上します。

友達を作りやすい

語学学校には年齢・国籍・滞在目的が様々人たちが集まります。

普段出会うことがない人たちと「英語を学ぶ」という共通の目的を通し、授業中にグループ作業をしたり休憩中におしゃべりをしたりしていくうちに仲良くなっていきます。

毎日会う環境の中で語学学校は友達を作りやすい場所でもあります。

その地域の特別なアクティビティに安く参加できる

映画館や美術館など学割指定がある施設では、語学学校の学生も大学生などと同様に学割が効きます。

またいくつかのイベントは、語学学校を通して申し込むと割引になることもあります。

その他にも語学学校主催の無料のイベントや遠足もあり、色々なアクティビティに比較的安価で参加することができます

履歴書の作成や現地で必要な手続きなどのサポートをしてくれる

語学学校は語学を学ぶだけでなく、履歴書などの書類の作成や現地で必要な手続きなどをサポートしてくれるサービスもあります。

外国人の抱える問題に非常に慣れているため、スムーズに対応してくれるでしょう。

修了書がもらえる

語学学校では出席日数などの条件を満たしていると修了書がもらうことができ、それ自体が語学留学の証明書になります。

またビザの更新時や大学・専門学校の入学申し込みの際に、語学検定試験と共に学校の修了書を提出するとより効果的になります。

語学学校のデメリット

留学にはメリットばかりではありません。

語学学校のデメリットもきっちり確認しておくことが必要です。

留学費用が高くなる

留学期間は必然的に語学学校に通うことになるため、滞在期間が長ければ長くなるほど学費がかかるというデメリットもあります。

自分の自由に使える時間が減る

語学学校に通うと授業を受けるだけでなく、宿題も出るのでかなり勉強に時間が費やします。

そのため、留学中は思った以上に自由時間がないのが事実です。

近年の留学のトレンド

インターネットの発達や留学の多様化により、「留学」のあり方が少しづつ変わってきています。

ここでは、近年の留学のトレンドに注目してみましょう。

基礎英語は日本で身につける「オンライン留学」

オンライン留学とは文字通り、日本にいながら外国の語学学校の授業が受けられる新しい留学のシステムです。

自宅からだけでなく、外出からでも授業に参加できます。

授業は語学学校のようにスケジュールが決まっており、講師も基本的に固定システムとなっているため、語学力をしっかりと伸ばすことができます

基礎英語ではなく英語で何かを身につける

英語を学ぶだけでなく、英語で何かを学ぶという留学スタイルも増えています。

語学学校によっては語学+何かを身につけることができるというコースも増えており、例えば英語でフラワーアレンジメントを学んだり料理を学んだりと様々なプログラムがあります。

語学学校から専門学校に進学/ボランティア・インターンシップ体験

海外生活を就職活動に活かしたい大学生や、キャリアアップを目指した転職を考えている社会人に注目を集めているのが、語学学校の専門学校への進学及びボランティア・インターンシップ体験です 。

専門学校への進学は、就職活動や転職に直接役立つ資格を取るために適しており、ボランティアやインターンシップの体験は、多国籍の人たちと英語で働くという他に、それぞれの国の人の仕事に対する考え方や姿勢も学ぶことができます。

まとめ

現地で生活ができるような英語力になることを目的に、入門者から上級者まで自分に合ったレベルで英語を学ぶことができる語学学校。

これから大学進学や海外就職を考えている人も、まずは語学学校へ行きしっかり語学力を磨くことが大切です。

ある程度の英語力がついたら、目的に応じて色々なコースを受講できます。

語学学校にはメリット・デメリットもありますので、しっかり確認しておくことも必要です。

オンライン留学や語学学校から専門学校へ進学、ボランティア・インターンシップ体験など、インターネットの発達や留学の多様化により、近年「留学」のスタイルも少しづつ多様化しています。

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