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やっぱり気になる【海外大学費用】の徹底解説!アメリカ留学編

「留学=アメリカ」と思い浮かべる人が多いほど、日本人に一番人気の留学先「アメリカ」。

世界中から優秀な学生たちが集まり、トップクラスの大学が一番多い国としても知られています。

とはいえ、一番気になるのは「いくらかかるか?」ではないでしょうか。

この記事では、アメリカの大学へ進学した場合の費用をご紹介します!

* 全てのドル額は、2021年12月付けのレート(1ドル=113円)で計算しています。

アメリカ大学の授業料

海外大学の費用で、一番大きな割合を占めるのが「授業料」です。

授業料が高いということで有名なアメリカの大学ですが、実際にどのくらい費用がかかるかみていきましょう。

コミュニティ・カレッジ

もともと州内の住民のために作られた大学「コミュニティ・カレッジ」は、2年制の大学です。

州外や外国人からの学生も入学できますが、授業料は地元の人よりも割高になります。

コミュニティ・カレッジの年間費

  • 全米平均 約95万円
  • カリフォルニア州 約87万円
  • フロリダ州 約106万円
  • テキサス州 約75万円
  • ワシントン州 約70万円
  • ペンシルバニア州 約160万円

総合大学

4年制の総合大学は、私立と州立の2種類です。

年間にかかる授業料の平均は、私立4年制大学で約400万円、そして名門大学になると約700万円近くになることも。

州立大学は、「授業料が安い」というイメージがあるかもしれませんが、基本的にコミュニティ・カレッジと同じシステムのため、留学生にとっては私立大学とあまり変わりません。

具体的な年間の授業料

大学・専攻によって費用が異なります。

ここでは、目安として留学生に人気トップ5の大学を例に、年間の授業料をみていきましょう。

ニュースクール大学 (The New School) 

私立大学

全体の30%が留学生という国際色の強いニュースクール大学は、社会人の留学生が多いのが特徴です。

年間の授業料

  • ファッションデザイン 約400万円
  • リベラルアーツ(一般教養) 約560万円
  • デザイン戦略・マネージメント 約600万円 

ロチェスター大学(University of Rochester)

私立大学

世界中から留学生を受け入れているロチェスター大学は、多くの日本の物理学者や経済学者を輩出しています。

年間の授業料

  • 全専攻 約660万円

ニューヨーク大学 (New York University, NYU)

私立大学

マンハッタンにあるニューヨーク大学は、立地も良く、日本人に人気の大学進学先です。

年間の授業料

  • 経済学 約600万円
  • ジャーナリズム 約660万円

カリフォルニア大学バークレー校 (University of California, Berkeley)

州立大学

最も有名な州立大学の一つであるカリフォルニア大学バークレー校は、10校からなるカリフォルニア大学システムの中で、一番歴史のあるキャンパスです。

年間の授業料

  • 全専攻 約340万円

ミシガン大学(University of Michigan)

州立大学

3校からなる州立大学ですが、「ミシガン大学」と単独でいう場合「アナーバー校」のことを指します。

これまでに、30名近いノーベル賞受賞者を輩出している名門校です。

年間の授業料

  • 全専攻 約600万円

教材費

授業料の他に、大学で必要になるのが教材費です。

アメリカの教科書は、1冊6千円からのものが多く、中には1万円以上のものまであり、1教科につき、平均して3冊ほど必要になります。

また、専攻教科によっては、画材やパソコンなど、別途に必要となる場合があります。

現地での生活費

アメリカ生活にかかる費用は、余裕を持って準備しましょう。

ここでは、人気大学があるニューヨーク、バークレー、アナーバーの1カ月の生活費例をご紹介します。

ニューヨーク(ニューヨーク州)

  • 水道光熱費 約2万
  • インターネット 約7千円
  • シェアルームの家賃 8万円〜
  • 学生寮 ニュースクール大学の場合、年契約で180万円〜

バークレー(カリフォルニア州)

  • 水道光熱費 約1万8千円
  • インターネット 約7千円
  • シェアルームの家賃 11万円〜
  • 学生寮 カリフォルニア大学バークレー校の場合 、年契約で200万円〜

アナーバー(ミシガン州)

  • 水道光熱費 約2万円
  • インターネット 約7千円
  • シェアルームの家賃 8万円〜
  • 学生寮 ミシガン大学の場合、年契約で140万円〜

海外での滞在先の探し方

食費

食費は自炊であれば月に3万円から5万円ほど。

外食中心の場合は、日本より高めなので、この倍以上になります。

その他の費用

その他に、留学準備の段階で必要となる費用は、以下の通りです。

学生ビザ

大学進学の場合、必ず学生ビザを取得しなければなりません。

学生ビザにかかる費用は次の通りです。

F-1(160ドル)+SEVIS費(350ドル)=520ドル(約5万9千円)

F-1とは、米国に認定されている大学や語学学校で、週18時間以上(フルタイムプログラム)に就学する方が対象の学生ビザです。

SEVIS(Student and Exchange Visitor Information System)とは、米国国土安全保障省が作ったオンラインシステムのことで、2001年の同時多発テロ後、外国人の入国をコントロールするために実施され、その費用はビザ申請者が負担します。

留学保険

アメリカは医療費が高いことでも知られています。

現地で風邪を引き、医者に診てもらい薬をもらうだけで、何十万円もかかることは珍しくありません。

そのため、必ず留学保険に加入しましょう。

サポート内容で異なりますが、1年のプランで15万円〜30万円になります。

現地までの渡航費

渡航目的地によって、航空費は異なります。

直行便の場合 

  • 通年 往復10万円~15万円
  • 夏休みや年末年始 往復20万円~25万円

パスポート申請

海外に行く場合、必ずパスポートが必要になります。

費用は10年で1万6千円、5年で1万千円です。

まとめ

この記事では、具体的な金額を提示しながら、

  • アメリカの授業料
  • 教材費
  • 現地での生活費
  • その他の費用

についてご紹介しました。

費用を見て驚いた方も多いかもしれません。

確かにアメリカは、世界トップクラスで物価が高い国です。

それでもアメリカの大学へ進学して「得られるもの」が非常に大きいため、世界中からたくさんの留学生が集まってくるのです。

そして、海外大学費用を抑えるコツもたくさんあるので、調べてみることが大切です。

【お金がないから留学にいけない】は言い訳なのか!?留学費用5つの作り方!

留学費用を抑える方法

特に初めての方や、留学で失敗したくないという方は、一度留学エージェントに相談してみましょう。

現地オフィスや現地の留学生から直接最新の情報を入手できるほか、費用を抑えて留学するアドバイスやお手伝いもしてくれます。

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参考サイト学費比較

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