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皆さんは、ワーキングホリデー制度の真実をご存じですか?
インターネットではいろいろな情報があふれていますが、実際のところ「ワーキングホリデーがよくわからない」と思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ワーキングホリデーを利用した方々の経験を参考にした上で、ワーキングホリデー制度の真実をご紹介します。
ワーキングホリデーとは?
ワーキングホリデーとはビザの種類のことを指します。
世界中にあるワーキングホリデー協定国に、就労・就学・休暇など滞在目的を自分で決めることができる制度です。
ワーキングホリデーの落とし穴
ワーキングホリデー制度を利用し、1年間の海外生活を送ったにも関わらず「英語力が全く伸びなかった!」という話は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ここでは、皆さんが陥りやすい「ワーキングホリデーの落とし穴」をみていきましょう。
ワーキングホリデーは自分次第!
ワーキングホリデービザは学生ビザとは異なり、行動の規制がありません。
ビザの有効期間中は、遊んだり仕事をしたりと自分で滞在目的を決めることができます。
そのため、滞在中に「目的を持って何かをする」ことも「目的がみつからず何もしない」ことも自分次第です。
1年渡航しても全く英語力が伸びない人もいる
ワーキングホリデー制度を利用して海外に滞在しても、英語が全く伸びない人がたくさんいます。
そのような人は、どのような生活を送っているのでしょうか?
- 語学学校ではクラスメートの日本人とばかり話す
- アルバイトは英語を使わない日本食レストラン
- 日本人の友達ばかりと遊び、英語をほとんど話さない、など
海外での生活は言葉以外にも大変なことが多いため、分かり合えたり助け合える日本人の友達を作ることはとても大切です。
しかし、日本人だけでかたまってしまうと英語を使う機会がほどんどなく、何年海外生活を送っていても英語力が伸ばすことはできません。
帰国後に英語を使った仕事をする人は一握り
ワーキングホリデー終了後に「日本で外国語を使った仕事をしたい!」と考えている人も多いと思います。
しかし、帰国後、実際に英語を使った仕事に就ける人は、ほんの一握りです。
特に英語の場合は、大学留学などで英語圏のディプロマを取っている人が多いため、英語力プラスαのスキルを持っている人、もしくは何らかのコネクションがある人以外は、英語に関わる仕事に就くことは大変難しくなっています。
楽しくなるかは自分の積極性次第
海外での生活は、待っていても何も始まりません。
ワーキングホリデー期間中に、楽しめるように自分から行動した人だけが有意義な海外生活を送ることができます。
なんでも挑戦してみる、面白そうなことはやってみるという積極性が大切です。
空白の1年を作ってしまう可能性もある
1年間というワーキングホリデー期間は思いのまま、自由に過ごすことができます。
しかし、目的もなく何も挑戦しなければ、履歴書に「空白の1年」を作ってしまうことになり、帰国後の就職や転職の時に不利になる可能性もでてきてしまいます。
海外の友達がほとんどできない
滞在先で現地の友達を作る場合に必要なのは「言葉」です。
特に英語の初心者の場合、現地で言葉のコミュニケーションがうまく取れないために、海外の友達ができずにワーキングホリデーを終えてしまう人が多いのも事実です。
こんな人にワーキングホリデーがおすすめ
ワーキングホリデーにはいくつかの落とし穴がありました。
そんなワーキングホリデー制度をうまく使って、思いっきり楽しんている人やキャリアアップにつなげている人もいます。
ここでは、どのような人がワーキングホリデーを成功させることができるのかまとめました。
経験第一!日本で経験できないようなことをしてみたい人
1年中マリンスポーツを楽しみたい!大自然の中で暮らしてみたい!日本人がいないところに住んでみたい!など、とにかく日本では得ることができない体験をしてみたい!と考える人には、ワーキングホリデーはぴったりです。
学校に行かなければいけない、働かなければいけない、というような行動の制限がないため、自分のやりたい事が明確になっている人には、ぴったりの滞在方法です。
海外で長期間生活してみたい人
観光旅行としてではなく、海外で生活してみたいと考える人にもワーキングホリデーはおすすめです。
観光ビザでは最長3カ月までの滞在国が多いですが、ワーキングホリデービザを利用すれば、国によっては最長3年間滞在することもできます。
しっかり腰を据えて、現地の人と同じ生活を送ることができるのも、ワーキングホリデー制度ならではです。
費用を抑えて英語環境に飛び込みたい人
語学留学場合、学費や生活費で留学費用がかなりかかります。
その点ワーキングホリデービザを利用すれば、学校に通いながらアルバイトをすることができるので、滞在費用をまかなうことができます。
また、ある程度英語力を身につけてから渡航すれば、現地の人と一緒に働ける職種に就ける可能性もあるので、英語力を高めることもできます。
グローバル人材を目指すならco-opプログラムがおすすめ!
ワーキングホリデーのように留学費用を抑えながら、帰国後に英語を使った仕事につける留学方法を探している人におすすめなのが、今注目のco-opプログラムです!
専門的な勉強+有給インターンがセットになったco-opプログラムは、カナダだけの特別プログラムです。
修学中にアルバイトができるので、生活費をまかなうことも可能です。
ワーキングホリデーとの最大の違いは、帰国後に英語を使った仕事に就職・転職するために必要なスキルを、留学期間内に取得できること!
帰国後の仕事に生かす留学をしたいという人にオススメのプログラムです。
今ワーキングホリデーをできない人にco-opプログラムが注目されています
現在ワーキングホリデーでの渡航が難しい方、大学1年間を休学して留学したい方、キャリアアップをしたい社会人の方などたくさんの方からco-opプログラムが注目されています!
また、日本人にはワーキングホリデーの認知度が高いですが、他国からの留学生には将来的に移住したい、将来自国で自分のビジネスをしたいなどの人から人気のプログラムです。
日本人の方は「英語のレベルが低いから参加できない」「英語でお仕事をするのはハードルが高い」といった理由から留学エージェントから語学留学、ワーキングホリデーを進められることが多いといった背景もありco-opプログラムの認知度が高くはありませんでしたが、近年コロナの影響もあり日本で英語学習(オンライン英会話を使用、現地語学学校のオンライン授業へ参加)を行いco-opプログラムへ参加されるという方も増えています。
また、留学を検討されている多くの方は費用面を気にされますが、co-opプログラムは在学中週20時間のアルバイトが可能、プログラムの後半は有給のインターンシップへの参加という条件があります。ですので語学留学よりも費用は抑えることができ、ワーキングホリデーのように現地の生活費を現地で調達できるという点も注目を集めている要因です。
有給のインターンシップへの参加というのが条件にあるので、海外での就労経験を履歴書に記載することも可能となりますので、留学後の進路に不安を持っている方にもおすすめです。
まとめ
この記事では、ワーキングホリデー制度の真実をご紹介しました。
ワーキングホリデービザは学生ビザとは異なり行動の規制がないため、自分で滞在目的を決めることができます。
自由な反面、1年間の海外滞在中に英語力が伸びない人も多く、空白の1年を作ってしまう可能性もあるもあります。
日本で経験できないようなことをしてみたい人、海外で長期間生活してみたい人、英語力をある程度身につけた上で費用を抑えて英語環境に飛び込みたい人には、ワーキングホリデーはおすすめの滞在方法です。
帰国後に英語を使った仕事に就きたい方におすすめなのが、カナダだけの特別プログラム、それがco-opプログラムです。
専門的な勉強+有給インターンがセットになったco-opプログラムは修学中にアルバイトができるので、滞在費を抑えることができます。
現在、ワーキングホリデービザが発行せされていない国が多い中、このコロナ禍でもco-opプログラムでの留学は可能です。
年齢制限もなく、何度でも利用できるプログラムなので、キャリアアップを目指した就職や転職のためにco-opプログラムに参加する30歳を超えた社会人も増えています。