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1月 2022

1月 2022のブログ

海外大学留学に役立つ!【世界偏差値ランキング】受験システムを解説

日本で受験をする際に、必ず話題になるのが「偏差値」。「希望海外大学の偏差値がわからない」「私は偏差値が低いから、海外大学に進学することができないかも」と不安になっている人も多いのではないでしょうか? そんな方のために、この記事では海外有名大学の偏差値と海外大学の受験システムについて解説します! そもそも海外大学に偏差値はあるか 偏差値とはそもそも、一体なんでしょうか? 偏差値とは、試験の受験者全体の平均点数の中で、自分の成績の位置を表した数値の事です。 つまり「その試験を受けた人の中で、あなたの成績がどれくらいの位置にあるか」を表した指標で、平均点より低い点数を取ると「偏差値が低い」と位置付けられ、平均点より高い点数を取ると「偏差値が高い」と言うことになります。 海外大学の偏差値 結論から言うと、海外の大学には偏差値はありません。 なぜなら、海外大学に進学するためには入試ではなく、書類審査になるため、試験の点数から割り出す偏差値をつけることができないのです。 それでも、合格率などであえて割り出した「海外大学偏差値」の一覧は、次のようになります。 世界大学ランキング「トップ5」 オックスフォード大学(イギリス) 偏差値70相当 ハーバード大学(アメリカ) 偏差値80以上 スタンフォード大学 (アメリカ) 偏差値80以上 ケンブリッジ大学(イギリス) 偏差値73相当 マサチューセッツ工科大学(アメリカ) 偏差値80以上 6年連続「世界大学ランキング1位」のイギリスの名門オックスフォード大学が偏差値70相当と、「トップ5」の中で一番低いのがわかります。 ちなみに、世界大学ランキング35位の東京大学の平均偏差値が67〜72、61位の京都大学は60〜72なので、世界大学ランキングの評価と日本の偏差値が噛み合わないことがわかります。 海外大学の受験システムを理解しよう ここからは、偏差値・入試がない海外大学をどのように選び、出願するのか解説します。 海外大学の選び方 海外大学の選び方には次のようなステップがあります。 ステップ1:専攻コースを選ぶ まずは自分が何を勉強したいのか明確にし、それに準ずる専攻コースがある大学をいくつか選択する。 ステップ2:財政の確保 選んだ大学の中から、何らかの形で学費を払えるところを選ぶ。 多くの大学生は奨学金、学生ローン、長期休暇の労働などで学費をまかなっています。 ステップ3:出願条件と自分の成績を照らし合わせる 専攻コースを決め、学費をなんとか払える大学を選んだら、あとは自分の英語力や高校・大学の成績で入れそうなところに絞ります。 英語能力試験のスコアが足りない場合でも、英語の補習授業をとることなどを条件に入学できる大学もあるので、諦めずに調べましょう。 海外大学の出願方法 ここではアメリカの4年制大学を例に、海外大学の出願方法をご紹介します。 出願に必要な書類 海外の大学に出願するには、指定された必要書類をそろえ、大学共通のオンライン出願フォームから申請します。 大学や専攻コースにより異なりますが、一般的な出願時に必要な書類は次の通りです。 TOEFLやIELTSなどの英語能力試験のスコア 大学によって求められる「英語能力試験のスコア」は異なります。 ここでは先ほど紹介した、世界大学ランキング「トップ5」のTOEFL iBTスコアをみてみましょう。 世界大学ランキング「トップ5」のTOEFL iBTスコア オックスフォード大学(イギリス) 110点〜 ハーバード大学(アメリカ) 100点〜 スタンフォード大学 (アメリカ) 100点〜 ケンブリッジ大学(イギリス) 110点〜 マサチューセッツ工科大学(アメリカ) 90点〜 SAT(Scholastic Assessment Test) SATは、もともとアメリカの義務教育を受けた生徒を対象とする試験で、大学進学を目指す外国人も対象になっており、読解・英語・数学の3科目を通して、大学の授業についていくのに必要な基礎学力を測るテストです。 その他の書類 モチベーションレター、高校または大学の成績証明書、銀行の残高証明書、その他にも、推薦状、芸術分野であればポートフォリオも別途求められます。 手続きの流れ アメリカの大学に出願する際には、早期出願とレギュラー出願があり各大学により日程が異なるので、必ず事前に確認しましょう。 早期出願であれば11月までに必要書類を提出し、年末に合否通知を受け取ります。 レギュラー出願は、1月までに必要書類を提出し、3月〜4月に合否通知を受け取ります。 合否審査の基準は成績だけではない TOEFLやIELTSなどの英語能力試験のスコアやSAT試験をみて、「難しそう・・・」と諦めるのはまだ早い! 海外大学では、成績の他にも重要な合否審査の基準があるんです! モチベーションレター 出願時に必要な書類に入っている「モチベーションレター」。 実は合否審査に、もっとも重要な書類です。 成績が少し悪くても、このモチベーションレターをきちんと書くことで、合格に大きくつながります。 そのため、希望する大学に「いかに入学したいか!」という理由をしっかり書いて、自分らしくアピールすることが必要です。 課外活動 国によって異なりますが、一般的に、海外大学のオンライン出願フォームには「課外活動」について記載する欄があります。 主に中学3年生〜高校3年生の間に、授業以外で積極的に行った活動を記入します。 中学・高校はバスケットボール部で活動した(キャプテンだった!レギュラーだった!などのポイントもどんどんアピールしましょう) ボランティア活動に参加していた 夏休みに海外留学をした 幼い頃からピアノを習っている(コンクールや発表会に参加した場合も、記入しましょう) 海外では積極的に社会貢献する人が高く評価されるため、入学審査員に印象づけることができます。 成績が良くなくても海外の大学に行ける方法 「学校の成績が良くないから海外の大学に行けない・・・」「英語能力試験のスコアが全然足りない!」という方のために、成績が良くなくても海外の大学に進学できる「2つの方法」をご紹介します! コミュニティカレッジからの編入 アメリカ、カナダの場合、2年制大学「コミュニティカレッジ」の大学編入コースから4年制大学に入学することができます。 出願に必要なのは、次の書類です。 高校の卒業証明書(高等学校卒業程度認定試験合格証) 銀行の残高証明書 英語能力試験のスコア(IELTS5.5以上が多い) なそ、出願書類を提出すれば、ほとんどの人が入学できます。 基本的にコミュニティカレッジの成績結果のみで、4年制大学の3年目に編入できます。 そのため、日本での偏差値や出身校のレベルも問われずに、自分の努力次第で世界トップクラスの大学に入学できる大きなチャンスになるのです。 https://bokuryuu.com/community-college/ マレーシアの大学からの編入 高校卒業者の場合、1年間のファウンデーションコースを受けなければいけませんが、一般的な出願書類は次の通りです。 英語能力試験のスコア(IELTSスコア4.5以上) 高校の成績証明書・卒業証明書 英作文 ファウンデーションコースも必要書類を提出すれば、ほとんどの人が入学できます。 卒業後は3年制の大学に入学し、次の方法で世界トップクラスの大学の学位が取得できます。 デュアルディグリープログラム:マレーシアの大学+海外提携大学のバチェラーディグリーが、同時に取得できるプログラム ツイニングプログラム:卒業時にマレーシアの大学ではなく、海外提携大学のバチェラーディグリーが取得できるプログラム アメリカンディグリートランスファープログラム:アメリカの大学への編入を目指したプログラム https://bokuryuu.com/malaysian-education-system/#Bachelors_Degree まとめ ここでは、海外大学の偏差値や受験システムを理解するために、 そもそも海外大学に偏差値はあるか 海外大学の受験システムを理解しよう 合否審査の基準は成績だけではない 成績が良くなくても海外の大学に行ける方法 をご紹介しました。 大切なのは最終学歴! 偏差値に関係なく、書類審査で入学できる海外大学には、多くの人にチャンスをもたらします。 入学した後の勉強は大変ですが、数年間頑張ることで、人生を大きく変えることができるのも、海外の大学へ進学する醍醐味と言えるでしょう。 留学先選びの材料として、ぜひこの記事を参考になさってください! その他、留学ついて詳しく知りたい方は、ぜひ一度留学エージェント「ぼくらの留学」にご相談ください! 初めての留学を考えている 英語があまり得意ではない 時間があまりない 書類提出などで失敗したくない 留学費の節約方法のことが知りたい など、どのような方にも合わせたサポートを行なっています! ぼくらの留学をご利用いだたくメリットは次の3つです。 オンラインカウンセリング:日本全国、どこに住んでいてもお気軽にご連絡ください 留学代行手数料無料:留学費用が気になる方にも安心してご利用いただけます 留学準備から帰国後までアドバイス:「意味のある留学」を一緒に作っていきましょう! まずは、無料カウンセリングからどうぞ! https://bokuryuu.com/about-agent-of-studying-abroad/ 参考サイト 大学を選ぶコツ:www.princetonreview.com ​​大学偏差値マップ:hensachimap.net 大学入試偏差値ランキング:www.toshin-hensachi.com…

2022/01/03

【海外大学卒業後】留学後が心配な方へ!役に立つ就職活動情報のまとめ

頑張って勉強しても、卒業後に本当に仕事が見つかるの? 海外大学にも「新卒一括採用」はありますか? 留学する前に、具体的な就活方法を知っておきたい! 海外大学卒業後は、絶対海外で仕事をしたい! このような疑問・不安の解消のための資料として、この記事には【海外大学卒業後】の就職活動の情報がまとめてあります! 海外の「大学新卒者一括採用」事情 ほとんどの海外大学では、入学と卒業のタイミングを学期ごとに設けていて、同じ講義を受けていても年齢・学年がバラバラです。 そのため、日本のような卒業見込みの大学3年生が行う「就職活動」「新卒一括採用」という観念はありません。 また、海外の企業は新卒生とはいえ「即戦力」を求めるので、 学位を取得している=専門分野の知識が身についている インターンシップなどを利用して実務経験がある など、在学中に知識と技術を積極的に身につけている人ほど、就職活動が大変有利になります。 海外企業で働きたい人の就活方法 海外の大学では、基本的に「就活期間」はありません。 逆に言うと、年中チャンスがあれば就活を行っているのです。 そこでぜひ知っていただきたいのが学生ビザをフル活用した就活方法。 国によって異なりますが、いろいろな方法で仕事を見つけることができます。 アメリカ 世界中からレベルの高い学生が集まってくるアメリカで、就職活動に必要なのは「コネ」です。 「コネ」のない外国人留学が希望する職種に就く代表的な方法は、次の通りです。 インターンシップに参加して就職につなげる・ネットワークを広げる 大学のカリキュラムに含まれているOPT(Optional Practical Training)プログラムを利用する OPTとは アメリカ政府が認定した大学などに留学する場合「F-1」というタイプの学生ビザを取得できます。 この学生ビザがあれば、在学中・卒業後にトータル1年間就労できるプログラムです。 Pre-Completion OPT 在学中に参加できるプログラムで、学期中は最大週20時間まで、長期休暇中にはフルタイムで勤務することができます。 Post-Completion OPT 大学卒業後に就労できるプログラムで、多くの留学生がこのPost-Comletion OPTを利用しています。 まずは得意分野を扱う現地企業に1年間勤務し、認められれば、その企業に就労ビザを申請してもらえます。 OPTへの参加条件 2年制・4年制大学のどちらでも参加でき、OPTの条件の一覧は次のとおりです。 OPTの説明会に参加すること 専攻分野に関係する仕事に就くこと 自分で企業を見つけること 学位が取得できる学校に在籍していること カナダ 在学中にインターンシップに参加することで、実務経験とネットワークを作ることができます。 インターンシップ受け入れ先にそのまま就職する場合もありますし、就職先が決まっていなくても、大学を卒業すると最長3年間有効な労働ビザを取得することができるため、その間にゆっくり自分にあった仕事を探すことが可能になります。 カナダのコミュニティカレッジの「修了証」でも、労働ビザを得ることができます。 また、「co-opプログラム」を利用した留学も、海外就職を目指す方には最適です。 https://bokuryuu.com/working-holiday-is-possible-even-if-you-are-over-30-years-old/#co-op オーストラリア 大学卒業の就職率が高いオーストラリアは、学生ビザを取得していれば学期中は最大2週間で40時間、1カ月で80時間、そして長期休暇にはフルタイムで就労できます。 そのため、在学中に自分の専門分野に関係する仕事に就くことができれば、卒業と同時に就職できる可能性が非常に高いのです。 また、2年生くらいからインターンを始めたり、ワークプレイスメント(Work Placement:WP:教育実習)がカリキュラムに組み込まれている専門分野コースを選んだりして、在学中に実務経験をつけることで就職活動にいかすことができます。 イギリス イギリスの企業は「インターンシップの経験」を応募条件としているため、大学卒業後に就職をしたい学生のほとんどが、入学した年からインターシップに参加しています。 また、就職先が決まっていなくても、学位を取得した場合、学士号であれば2年間、修士号であれば3年間の労働ビザを取得することができるため、ビザ有効期間に自分にあった仕事探しが可能になります。 日本企業・外資系企業で働きたい人の就活方法 日本に戻ってから「留学生枠」での就職も可能ですが、できれば海外にいる間に内定を決めたい人にオススメなのが、「就職フェア」への参加です。 ボストンキャリアフォーラム 海外で学ぶ日本人留学生を対象にした、最大規模の就職フェア「ボストンキャリアフォーラム」。 日英バイリンガルの方を対象に、毎年アメリカ・ボストンにて開催され、会場では企業説明会だけでなく、面接・選考も行われ、半分以上の企業がフェア期間内に内定を出します。 現在は、ボストンだけでなく、ロサンゼルス、ニューヨーク、シドニー、ロンドン、東京でも行われており、海外の日本企業、日本の外資系企業で働きたい人に最適の就活方法です。 参加条件 日本語・英語ともにコミュニケーション(できればビジネスで使える)レベルの語学力 日本国内外の学位を取得予定、もしくはすでに取得済み 海外大学との交換留学経験や海外での職務経験を持っている方 https://bokuryuu.com/what-about-boston-career-forum/ 就職支援サービスの利用 なかなか就職が決まらない場合は、就職支援サービスを利用しましょう。  学校の進路・就職サポート 海外大学には、日本と同様に進路・就職サポートをしてくれるシステムがあります。 外国人が多い大学では、留学生向けのサポートオフィスがあるところも。 就活イベント インターンシップ インターンシップについてのワークショップ など、いろいろな情報を得ることができるので、ぜひ活用しましょう。 留学エージェント 意外に思われるかもしれませんが、多くの留学エージェントでも帰国者を対象に就職サポートをしています。 カウンセラーは留学経験者ばかりなので、留学経験をアピールするアドバイスなどを受けることができます。 費用はかかってしまいますが、留学エージェントの利用も海外大学卒業後の不安を減らすための選択の一つです。 まとめ この記事では、留学後の就職が心配な方への「就職活動情報」として、 海外の「新卒一括採用」事情 海外企業で働きたい人の就活方法 日本企業・外資系企業で働きたい人の就活方法 就職サポート をご紹介しました。 留学を成功させるには、なんといっても事前の情報収集が大切です。 不安であれば、なおさらきちんとその情報を集めることにしましょう。 とはいえ、就職の海外大学卒業後の就職などの情報は見つけにくいので、特に初めて留学準備をする方や、留学で失敗したくないという方は、ぜひ一度留学エージェント「ぼくらの留学」にご相談ください! 初めての留学を考えている 英語があまり得意ではない 時間があまりない 書類提出などで失敗したくない 留学費の節約方法のことが知りたい など、どのような方にも合わせたサポートを行なっています! ぼくらの留学をご利用いだたくメリットは次の3つです。 オンラインカウンセリング:日本全国、どこに住んでいてもお気軽にご連絡ください 留学代行手数料無料:留学費用が気になる方にも安心してご利用いただけます 留学準備から帰国後までアドバイス:「意味のある留学」を一緒に作っていきましょう! まずは、無料カウンセリングからどうぞ! https://bokuryuu.com/about-agent-of-studying-abroad/…

2022/01/03

【海外進学】ヨーロッパの大学に編入する方法は?単位移行ができないときの対処法も解説

「日本の大学からヨーロッパの大学に編入したい」「ヨーロッパの大学に編入する方法は?」と疑問に思っているのではないでしょうか。 日本とヨーロッパ諸国では教育制度が大きく異なるので、わからないことも多いはずです。 結論から言うと、日本の大学で取得した単位を移行してヨーロッパの大学に編入する方法が最も一般的です。しかし、すべての大学が編入制度を導入しているわけではないので、念入りな情報収集と確認が必要となります。 今回は、日本の大学からヨーロッパの大学へ編入する方法と単位移行ができないときの対処法についてご紹介します。ヨーロッパの大学に編入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。 この記事を読むと、ヨーロッパ諸国の大学の編入事情がわかります。 ヨーロッパの大学の教育制度を知ろう ヨーロッパの大学は日本の教育制度と異なる点がいくつかあります。 ここでは、ヨーロッパの大学の教育制度の特徴を見ていきましょう。 ヨーロッパの大学は基本3年制 ヨーロッパの大学は基本3年制です。入学時点で一般教養が備わっていると考えられているため、1年次から専門科目を学べます。 一方、日本やアメリカの大学は4年制が一般的で初めの1年間は一般教養を学び、残りの3年間で専門科目を習得する流れです。 ヨーロッパには英語で学べる大学もある 公用語が英語でないヨーロッパの国でも、英語で学べる大学やコースがあります。現地の言語が話せない場合でも安心です。 たとえばオランダやドイツは英語力が高い国として知られているので、ネイティブ並みに流暢な英語を話す人も少なくありません。 英語で学位取得を目指すコースでは「TOEFL® iBT」で80点以上、「IELTS®」で7バウンドスコア程度が必要になります。 EU圏では単位互換システムが整っている EU圏では単位互換システム「ECTS」が導入されているため、取得した単位を活かしてほかの国の大学へ編入ができます。 教育の質の均一を目指しているEU圏は、自分の進路をカスタマイズしやすい環境です。 日本の大学からヨーロッパの大学へ編入 現在日本の大学に在学している場合は、単位の認定制度を利用してヨーロッパの大学へ編入することが可能です。 ここでは、「単位移行の条件」と「単位申請方法」を詳しく解説します。 単位移行の条件 ヨーロッパの大学に編入するには、下記の単位移行の条件を満たしている必要があります。 日本の大学の専門分野と、ヨーロッパの大学で学びたい専門分野や同じ 日本の大学の科目内容と、ヨーロッパの大学の科目内容が同じ 要するに、単位数ではなく「同等の科目内容であるか」が大切です。実際にどの単位が認定されるのかは編入先の大学によって異なります。 単位申請の方法 単位認定の申請は在学中の大学の「成績表」と「英語版のシラバス」を提出し審査が行われます。 無事に審査が通った科目の単位は移行が認められます。一般的に単位の認定は編入学の許可を得た後に決まるので、事前に判断することができません。 単位移行での編入ができないときの対処法 単位移行での編入が難しいときは、下記の方法も検討してみてください。 ディプロマコースから大学へ編入 ファンデーションコースを受講してから大学へ進学 1つずつ解説します。 ディプロマコースから大学へ編入 ヨーロッパ諸国には「ディプロマコース(Diploma)」といった専門学校が複数あります。ディプロマコースで取得した単位を編入先の大学の単位に移行できます。 一般的にヨーロッパの専門学校は1年~2年間通うケースが多いです。ただし、ディプロマコースで編入先の大学で学びたい専門分野の授業を履修しておけば、在学期間を短縮できます。 ファンデーションコースを受講してから大学へ進学 編入が難しい場合は「ファンデーションコース」と呼ばれる大学進学準備コースに通ってから、大学に進学する方法もあります。 ファンデーションコースでは一般教養を学べ、大学進学レベルの知識を習得することが可能です。通う期間は通常1年間となりますが、高い英語力を持っている場合には半年や3ヶ月程度で卒業できることもあります。 まとめ【編入制度を賢く利用して海外進学を実現しよう】 今回は、日本の大学からヨーロッパの大学へ編入する方法と単位移行ができないときの対処法についてご紹介しました。 ヨーロッパの大学に編入する方法はいくつかありますが、日本の大学で取得した単位を移行してヨーロッパの大学に編入するのが最も一般的です。 単位移行での編入が難しい場合には、下記の方法も検討してみてください。 ディプロマコースから大学へ編入 ファンデーションコースを受講してから大学へ進学 ヨーロッパの大学への進学は難易度が高いといわれていますが、編入制度を賢く利用すれば世界的に有名な大学への入学も夢ではありません。 「ヨーロッパの大学」と一口にいっても非常にたくさんの大学があり、カリキュラムや編入条件などはそれぞれ異なります。念入りに情報収集を行い、自分とってベストな編入方法を選びましょう。 みなさんの海外進学の選択肢が広がれば幸いです!…

2022/01/03

【TOEFL基本情報】TOEICとの違い、メリット・デメリットを解説!

TOEFL(トーフル: Test of English as a Foreign Language)は、ETSという米国教育機関によって開発・運営されている英語力試験です。 4つの英語技能であるSpeaking(話す)、Listening(聞く)、Writing(書く)、Reading(読む)の能力を測ります。 試験結果(スコア)は米国をはじめ、オーストラリア、カナダ、イギリス等の130カ国以上で10,000拠点を超える大学や機関が、英語力評価として公式に採用しています。 この記事では、TOEFLの試験内容やTOEICとの違い、受験のメリット・デメリットや申し込み方法など、TOEFLについて知っておくべき基本情報をわかりやすく簡潔に解説していきます。 TOEFLを初めて受験する方や、TOEFLについて必要な情報を簡潔に知りたい、という方はぜひ参考にしてみてください。 TOEFLってどんな試験? 英語圏の留学には必須 TOEFLは、英語を母国語としない外国人の「英語の理解力を測る」ことを目的に開発された試験です。 主に、英語圏の大学や大学院へ入学する際に受けることが多いのが特徴です。 アカデミックな場面で必要とされる英語のスキルを測るため、試験で扱われる単語やテーマは学術的なものから学校生活に関するものが基本です。 iBTとITP TOEFLには、「iBT」と「ITP」の2種類があります。 iBT(internet-based test) iBTは、海外大学への留学を目指す個人向けの公開テストです。 試験は全国のテストセンターで、会場に設置されているパソコンを使って行います。 試験時間は3~4時間で、peaking、Listening、Writing、Readingの4つのパートがあり、各分野の総合点数が換算され「スコア」が出されます。 ITP (institutional test program) 対してITPは企業や教育機関などが利用する、団体向けテストです。 団体対象のマークシート方式テストで、個人での申し込みはできません。 日本では、大学や企業などがクラス分けや選考試験などにITPを利用するケースが多いです。 ITPはSpeakingとWritingのパートがなく、主にListeningとReadingで行っています。 一般的にTOEFLと言えばiBTであり、本記事でもiBTの解説を行います。 TOEFLのスコア TOEFL(iBT)のスコアは、各パート(Speaking、Listening、Writing、Reading)30点の、合計120点満点です。 英語圏の海外大学の入学に必要なスコアの平均は約80点ほどですが、レベルの高い大学院などではスコア100点以上を入学要件の1つとしている所も多いです。 加え、スコアには有効期限があり、受験日から2年までとなっているので、海外大学進学を目指す際には注意しましょう。 試験構成 Reading(60~100分、36~70問) 制限時間内に3~4件の長文を読み、それに続く質問に回答します。 各文章約700語で、質問は約12~14問です。 Listening(60~90分、34~51問) レクチャーやディスカッション、日常会話などを聞き、それに続く質問に回答します。 Speaking(20分、6問) 1, Independent tasks ー 身近な話題について意見を述べる Read/Speak (2問、準備15秒、回答45秒) 質問を読み、回答します。 2, Integrated tasks ー 読み聞きした内容を要約 2a) Read/Listen/Speak(2問、準備30秒、回答60秒) まず初めに簡単な文章を読みます。 その後レクチャーやディスカッション、日常会話などを聞き、文章とリスニングの内容を元に質問に回答します。 2b) Listen/Speak(2問、準備20秒、回答60秒) レコーディングを聞き、聞き取った内容を元に質問に回答します。 Writing(50分、2問) 1, Integrated task Read/Listen/Write(1問、20分) 文章とリスニングの内容をエッセイ形式で要約し、150~225文字で回答します。 2, Independent task (1問、30分) 質問に対する意見を、300文字以上で回答します。 TOEICとの違いは? TOFELとTOEICは同じものだ、と思っている人も多いのではないでしょうか。 ここでは、2つの英語力試験を比較しながら、それぞれの特徴をみていきましょう。 違いを理解することにより、状況に応じた準備ができます。 スコアの利用目的の違い TOFEL=留学 TOFELは英語圏の教育機関で必要な、アカデミックな英語スキルを測定するテストです。 そのため海外大学への留学を目指す際に受験するのが一般的です。 大学入学に必要な英語力の証明として世界中で認められています。 TOEIC=就職 一方でTOEICスコアは、日本企業での昇進や海外赴任者の選抜の基準など、主にビジネスシーンで活用されます。 試験問題も、ビジネスシーンでの英語が中心に出題されます。 試験内容の違い 上記でも触れたように、TOEFLではSpeaking、Listening、Writing、Readingの4技能を測ります。 対してTOEICはReadingとListeningの2技能のみを測る試験です。 パートが少ないため、試験時間もTOEFLより短い約2時間となっています。 難易度の違い TOEFLとTOEICの難易度を比べると、TOEFLの方が一般的に難易度は高いです。 アカデミック英語(=TOEFL)で扱われる単語やトピックの方がビジネス英語(=TOEIC)に比べ難易度が高く、試験時間も約3時間と非常に高い集中力を要します。 またTOEFLにはSpeakingとWritingがあり、この2技能はListeningやReadingに比べ苦手とする方が多いのも、難易度が高いとされる理由の一つです。 TOEFLのメリット・デメリット メリット1:世界的な認知度 日本国内ではTOEFLよりTOEICの方が知名度や活用シーンは多いですが、世界的に見ればTOEICの認知度や信頼度は低いです。 海外進出を目的とするならば、130カ国以上で実施され世界的に知名度が高いTOEFLの受験をオススメします。 留学だけでなく、移住ビザの申請時にもTOEFLスコアを利用できるケースは多くあります。 (TOEICは4技能を測る試験ではないため、世界水準のテストと認定されていないことから、ビザ申請時のスコア利用はできません) メリット2:実践的な英語を学ぶチャンス TOEFLは英語の基本4技能全てのパートがあるため、SpeakingやWritingなど実践的な英語をトータルで学べる絶好の機会だと言えます。 TOEFLの学習や受験を通して、日常生活や学校生活、またビジネスシーンなどでも使える高い英語力を身につけることができるでしょう。 メリット3:日本の大学や大学院入試で有利になることも 近年、日本でもTOEFLの知名度が高まっています。 AO試験などの推薦入試や、入試の英語試験免除などにTOEFLのスコアを導入している大学も増えてきているため、日本国内でもTOEFLスコアの活用機会は多いにあると言えるでしょう。 デメリット1:3時間パソコンと向き合う試験時間 TOEFLの試験時間は約3時間ととても長く、さらに終始パソコンを使っての試験のため、集中力と目の疲れとの戦いです。 普段画面で英語の長文を読むのに慣れていない人や、長い間パソコン作業での集中力を保つのが苦手な方には、非常に困難な試験と言えるでしょう。 デメリット2:タイピング力が必要 上記と同様、TOEFLはパソコンで試験を受けるため、回答もタイピング入力です。 タイピングが苦手な方には不利な試験と言えるため、対策時には英語のタイピング入力の練習も欠かせません。 申し込み方法について TOEFLの申し込み方法 TOEFLは世界各国で受験が可能です。 日本では全国各地で年間50回以上の試験が実施され、オンライン、電話、郵便の3つの方法で申し込む事ができます。 それぞれの申し込み手順は公式のサイトに詳しく説明が書かれているので確認しましょう。 受験料と必要書類 TOEFLの受験料は235ドル(日本円で約2万5千円)です。 支払いはクレジットカードや、申し込み方法によりPayPalなども利用できます。 申込時と当日は身分証明書が必要です。 利用できる身分証明書の種類など、詳しい情報は公式サイトを確認しましょう。 また、同ページからダウンロードできるBulletin(受験要綱)の確認も必須です。 まとめ【TOFELの基本情報】 いかがでしたでしょうか。 本記事ではTOEFLとはなんなのか、知っておくべき基本情報を簡潔にまとめ、解説してきました。 TOFELは英語圏の教育機関で必要な、アカデミックな英語スキルを測るテスト Speaking、Listening、Writing、Readingの4つのパート iBT=個人向け、ITP=団体向け 3時間パソコンでの試験 TOFEL=留学 vs TOEIC=就職 これらをまずは頭に入れておくと良いでしょう。 TOEFLの対策を始める最初のステップとして、まずは目標スコアを明確にしておくことをオススメします。 TOEFLは試験内容の量や質も高く、ハードルが高いと感じる方も多くいらっしゃると思いますが、事前に専門学校へ通う、または過去問や対策等の教材を使ってしっかり対策をすれば必ずスコアは上がります。 海外大学の進学を目指す方には重要な試験になるため、目標のスコアに向けて学習を進めましょう。 TOEFLの勉強が忙しく、留学準備がなかなか進まないという方は、ぜひ一度留学エージェント「ぼくらの留学」にご相談ください! 初めての留学を考えている 最新の情報・資料が欲しい 英語があまり得意ではない 時間があまりない 書類提出などで失敗したくない 留学費の節約方法や奨学金のことが知りたい など、どのような方にも合わせたサポートを行っています! ぼくらの留学をご利用いただくメリットは次の3つです。 オンラインカウンセリング:日本全国、どこに住んでいてもお気軽にご連絡ください 留学代行手数料無料:留学費用が気になる方にも安心してご利用していただけます 留学準備から帰国後までアドバイス:「意味のある留学」を一緒に作っていきましょう! まずは無料カウンセリングからどうぞ!…

2022/01/03