目次
「海外大学にいくメリットはなんだろう?」
「デメリットも知っておきたい」
このように、具体的に海外大学へ進学を考え始めると、いろいろな疑問が湧いてくると思います。
費用も時間もかかるので、納得してから海外大学への進学を決めたいですよね!
この記事では、みなさんの不安や疑問を解消するために、海外大学へ進学する【メリット】【デメリット】、そして【デメリットの解消方法】をご紹介します。
「海外の大学へ進学する」とは?
「海外大学への進学と語学留学、どこが違うの?」
と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「語学留学」は、語学を学ぶことが目的の留学方法で、学歴や語学力に関係なく、誰でも自分の都合にあった時期に留学できます。
一方、海外大学進学は、専門分野でのバチェラーディグリー(学士号)を取得することが目的で、出願条件や申請期間が厳密に決められています。
海外大学へ進学する【メリット】
ここでは、まず、海外大学へ進学する【メリット】をご紹介します。
専門分野の選択が多い
海外大学の最大の特徴としては、何と言っても選択できる「専門分野」が多い事です。
ビジネスを専攻した場合
- 会計学
- マネージメント学
- Eコマース学
- ホスピタリティー学
- 国際ビジネス学
- 情報システム学
- マーケティング学
- ファイナンス学、など
その他にも、農業、建築、民族、生物、コミュニケーション、教育、芸術、など幅広い分野について学ぶことができます。
英語力の向上
大学の講義を毎日英語で受け、英語で課題をこなし、英語で教科書を読み、クラスメートと英語でディスカッション、とまさに英語漬けの日々です。
最初は大変ですが、2、3カ月たつうちに、耳が少しずつなれ、話せるようになり、その後は飛躍的に英語力が伸びていきます。
多様性への理解が深まる
海外の大学には、自国の学生たちだけでなく、世界中からたくさんの学生が集まってきます。
彼らと一緒に学びながら、あらゆる国のあらゆる価値観や、考え方などに触れる機会になり、自然に多様性の理解が深まります。
人脈が広がる
在学中はクラスメートだけでなく、学生主催のイベントなどでいろいろな国籍の学生と知り合うことができます。
自分次第で、世界中に人脈を広げることができます。
自信がつくようになる
渡航先についた瞬間から、ありとあらゆることを自分で解決していかなければなりません。
日本では考えられないような事もたくさんあります。
それらを一つ一つクリアしていくうちに、自分の成長を実感するでしょう。
このような経験を通して、自分に自信がつくようになります。
就職活動に有利になる
そして、海外大学へ進学する最大のメリットは、日本国内の就職活動はもちろんのこと、海外での就職活動にも有効な大学卒業資格である「バチェラーディグリー」が取得できることです。
帰国後は「留学経験者枠」での応募もできるため、就職活動の幅が確実に広がります。
海外大学へ進学する【デメリット】と【解消方法】
海外大学への進学は【メリット】ばかりではありません。
【デメリット】と【解消法】も知っておくことが大切です。
留学費用が高い
海外大学への進学費用と言っても、渡航国の物価や大学の種類によって大きく異なりますが、学費だけで年間300万円から350万円くらいです。
それに、現地までの渡航費や衣食住の生活費、大学の教科書代など合わせてトータルで年間600万円から700万円かかると言われています。
解消方法!
学費が高いアメリカでも、州によって物価が異なります。
地方に行くことで、留学費用を抑えることができます。
また、全体的に安いアジアの大学へ行くことも一つの選択です。
そのほかにも、いろいろな方法でコストを抑えることができます!
情報を集めや各種手続きが大変
海外大学に進学するためには、大学の情報だけでなく、実際のキャンパスライフの様子や、大学がある地域や国の情報など、とにかくたくさんの情報を集めなければなりません。
さらに、大学への出願をはじめ、学生ビザの申請など各種手続きもあります。
そのため、準備の段階で留学を諦めてしまう人も少なくありません。
解消方法!
初めて留学の手続きをする人にオススメなのは、留学エージェントの利用です。
留学エージェントに依頼すると、現地スタッフや渡航している留学生を通して、みなさんが希望する最新情報を集めてくれます。
また、カウンセラーは留学経験者ばかりなので、的確なアドバイスがもらえます。
大学への出願、学生ビザの申請、航空券や留学保険の手配など、各種手続きもサポートしてくれるため、安心して留学準備ができます。
生活がストレスに感じる
観光で訪れたことがある国でも、住むとなると大変!
言葉の問題、食事や習慣などの日常生活をはじめ、大学のリズムや人間関係など全てが新しいことだらけです。
海外生活になじめず、留学を中断してしまう人もいます。
解消方法!
日本人が多い都市や大学を選ぶのも、一つの解消方法です。
英語漬けになるのも大切ですが、いざという時に日本語で話せたり、悩みを打ち明けたりすることで、ストレスが解消されます。
海外の大学では編入が頻繁に行われるので、例えば、最初の年は日本人が多い都市に行き、慣れたら日本人の少ない都市の大学へ編入するという方法もあります。
危険が多い
世界一安全と言われる日本。
そこに生まれ育った私たちが「気をつける」と言っても、海外の人から見たら隙だらけです。
渡航先によっては暴動やテロなどが起こることもあります。
解消方法!
日頃から、世界情勢を意識するようにしましょう。
国の治安や情勢などの情報収集は念入りに。
実際に留学している学生のブログを読んだり、動画を検索してみるのもいいかもしれません。
また、オンライン授業も増えているので、事前に調べることが大切です。
新卒一括採用の枠が利用できない
海外大学の卒業時期は、ほとんどの場合5月や6月です。
そのため、日本の大学3年生が始める「新卒一括採用の枠」が活用できません。
解消方法!
海外大学を卒業すれば「ボストン・キャリアフォーラム」などの、日英バイリンガルのための就職イベントへ参加できます。
「留学生を採用したい企業」が集まっているのが特徴で、海外での就職活動を行うことができます。
また、日本の外資系企業では、海外大学の新卒者をとる場合もあるので、積極的に応募してみましょう。
まとめ
この記事では、
- 「海外の大学へ進学する」とは?
- 海外大学へ進学する【メリット】
- 海外大学へ進学する【デメリット】と【解消方法】
の3点をご紹介しました。
実際に大学進学を決意すると、次々に不安や疑問が出てきます。
しかし、どんな事にも必ず解消方法があります!
特に初めて留学手続きをする方は、一人で全てを抱え込もうとせずに、留学経験者や留学エージェントに一度相談してみましょう。