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インターンもしくはインターンシップというと、みなさんはどんなイメージを持っていますか?
大学生が参加するプログラム、と考えている方も多いのではないでしょうか?
実は社会人のための海外インターンの受け入れ先はたくさんあり、ここ数年で参加者が増え続けています。
この記事では、社会人になってからチャレンジする海外インターンをいろいろな角度から解説しています!
20代の方はもちろんのこと、30代の方にもぜひ見ていただきたい内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
海外インターンとワーキングホリデーの違いは?
海外で仕事ができるプログラムというと「ワーキングホリデー(以下ワーホリ)」を思い浮かべる方が多いと思います。
わざわざ海外インターンに参加しなくても、ワーホリでいいのでは?
と考えている方のために、ここでは海外インターンとワーホリの違いを一覧表にしてご紹介します。
海外インターン | ワーホリ | |
滞在目的 | 海外にある企業で、ある一定期間、実践経験を積む制度 | 決まりはなく、自由に滞在できる |
参加の年齢制限 | 年齢制限はなし | 原則30歳の方まで |
英語力 | 基本的に必要 | 必要なし |
ビザ申請 | 短期の場合は必要なし | 必ず申請しなければならない |
ビザの延長 | 可能 | 不可能 |
就活での有効価値 | インターンは職歴に記入することができ、経験者には希少価値があり就職・転職にも有効なスキルとみなされる | 「ワーホリ=バイトをしながら遊んでいた」というイメージが強く、参加者も大分め、専門的な分野に関わっていない限り、就活で有効にはならない |
その他 | 海外インターンは「就業目的」に当たるため、通常、ビザ発行が停止されることはない 例:コロナ禍であってもビザ発行がされていた | 自由滞在を目的としたワーホリは、情勢によってビザ発行が停止する場合がある 例:コロナ禍の2020年から約1年半ビザ発行が停止された、など |
社会人になってから行く9つのメリット
海外インターンに行くかで迷っている人のために、ここではメリットを9つご紹介します!
30歳を過ぎても参加できる
海外インターンの参加に年齢制限はありません。
そのため、転職やキャリアアップを目指す20代後半から30代の方々がたくさん参加しています。
30歳を過ぎても新しいことに挑戦できるという点も、海外インターンが人気の理由の一つです。
短期間から参加できる
海外インターンでも、短期間からの参加を受け入れている企業がたくさんあります。
そのため、今の会社に勤めながら有給休暇を利用したり、転職のタイミングに合わせてチャレンジしたりと、自分の都合に合わせて気軽に参加できます。
スキルを活用できる
広告、メディア、国際貿易、IT、ホテルなど、さまざまな業種のインターン先があります。
もちろん新しい業種に挑戦する方もいますが、社会人として積み上げてきたスキルを活用して、海外インターンに参加する方も多くみかけます。
日本の小さな旅行会社に勤めていた方が、海外の旅行関連の企業にインターン生として就労し、現地で国際レベルのホスピタリティを身につけ、帰国後、大手の旅行会社に就職という例も珍しくありません。
このように、インターンはキャリアアップをするためにも利用できるのです。
履歴書に空白の期間を作らない
留学を選択する社会人も増えています。
- 語学習得のための長期語学留学
- 学位取得のための大学留学
などの留学プランがありますが、どのような理由であれ長期留学をする場合は会社を辞めなければなりません。
そのため「留学期間=離職期間」と、履歴書に空白の期間ができてしまいます。
海外インターンの場合、海外企業で就労経験を「職歴」として使うことができます。
先のことを見越して「1年の空白」か「1年の海外就労経験」になるかをじっくり検討してみましょう。
英語力が向上する
海外インターンでよく言われるメリットの一つ、それは「英語力の向上」でしょう。
海外の企業に勤める場合、当然、上司や同僚、顧客との口頭でのコミュニケーション、そしてメールでのやり取りも英語です。
もちろん、仕事以外の日常生活でも英語を話す環境です。
海外の日系企業や日本人を相手にした企業のインターンに参加した場合は、仕事中は英語を使う機会はありません。
とはいえ仕事以外、例えば各種手続き、買い物、外食などで英語を話す機会も少なくないのです。
当然、本人の努力次第ですが、日本にいる時よりも海外にいる方が英語力を伸ばせるのは確実です。
海外企業に就職できる可能性がある
多くの海外の企業は、将来の採用を見込んでインターン生を受け入れます。
そのため、社会人として海外インターンに参加し、そのまま受け入れ先の企業に就職してしまうケースもたくさんあります。
海外企業に就職するためにはコネも重要です。
直接就活をするよりも、いったんインターン生として入ってコネを作っておいたほうが、海外就職の成功する確率が高くなります。
海外就職を目指している人にとってインターンは大きなメリットになります。
グローバルな環境で仕事ができる
アメリカやカナダなどの海外企業には、世界中から文化や民族、そして人種も異なるさまざまな人たちが働いています。
働き方も考え方も違う彼らと仕事をすることで、自然とグローバルな感覚が身についてきます。
また、他民族・他文化への理解を深める機会にもなるため、日本にいた時よりも視野が広がり、柔軟な対応力も身につきます。
海外インターンは就活やキャリアのためだけでなく、人生においても大きな意味を持つ経験になるでしょう。
短時間でも得るものがある
日本と海外では異なる部分もありますが、社会人として求められることには共通点が多いのは確かです。
日本で社会人として働いていた方は基礎的なビジネススキルが備わっているので、社会経験のない学生よりも早く吸収できるでしょう。
そのため、たとえ短期間の参加であったとしても、想像以上に成長することが期待できるのです。
プレッシャーが少ない
企業にとってどんなに戦力になったとしても、インターン生という立場はあくまで「見習い」です。
そのため、通常の就職や転職した場合では許されないミスも、学びの一環として寛大に受け取ってもらえます。
プレッシャーを感じることなく、全く別の業種へ挑戦できるのもメリットの一つです。
まずは責任が軽い海外インターンから、就労経験を積むというのも転職への準備と言えるでしょう。
海外インターン出発までの流れ
ここからは海外インターンを思い立ってから、実際に参加するまでの流れをご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね!
インターネットなどで情報収集する
まずはインターネットなどで、海外インターンの情報を調べてみましょう。
- インターン参加期間はどのくらいか?
- やりたい職種のインターンをどこでするか?
- 英語力は必要か?必要な場合、どのくらいのレベルなのか?
- 参加には費用がかかるのか?
- ビザの申請は必要か?
など、あらかじめチェックポイントを決めておくと、たくさんの情報の中から自分に合ったものを見つけやすくなります。
- LinkdIn
- Way Up(英語のみ)
- Global Wing(短期専門、日本語)
など、「海外インターン 探し」のキーワードで検索すると、いろいろなサイトが見つかります。
渡航希望時期の1年前くらいから、準備を始めましょう。
英語力をつけておく
日系企業のインターンへ参加する場合も、海外生活をすることには変わりません。
日常生活を送る上で困らないように、日本にいる間にできるだけ英語力を身につけておきましょう。
時間がないことを理由に何もしないのではなく、通勤時間を利用して英語を聞き流したり、参考書や簡単な英語の本を読んだりと、できることから始めるだけで差が出てきます。
とにかく英語に触れることを意識しましょう。
企業に応募する
自分の条件に合うプログラムが見つかったら、実際に企業へ応募してみましょう。
採用までの基本的な流れは次のとおりです。
- 履歴書やモチベーションレターなど必要書類を送る
- 書類審査が通ったら面接日の連絡がある(面談を数回行う企業もあります)
- 面接に合格したら、採用が決定される
応募から採用までの期間は、企業によって大きく異なりますので、きちんと確認をしておきましょう。
勤務先へ連絡・相談する
インターン採用がはっきりしたら、いよいよ現在の勤め先に連絡する時です。
短期のインターンであれば有給休暇で十分ですが、長期のインターンの場合、退職という選択だけでなく、もしくはサバティカル休暇(長期休暇制度)が利用できるかなど、今後のことについて相談してみましょう。
渡航準備をする
インターンの受け入れ先が決まり勤務先への連絡が済んだら、次は渡航の準備を始めます。
渡航の準備は以下の通りです。
- パスポートの申請
- 航空券の予約・購入
- 海外旅行傷害保険の加入
- 渡航後の宿泊先の手配
など渡航先と滞在期間によってビザの申請が必要になります。
申請書類などの詳細は、渡航予定国の大使館に確認しましょう。
まとめ:社会人の海外インターンに挑戦しよう!
キャリアを広げる一つの手段として注目されている、社会人の海外インターン。
この記事では、
- 海外インターンとワーキングホリデーの違いは?:滞在目的、参加の年齢制限、英語力、ビザ申請、ビザの延長、就活での有効価値の違いと必要性を比較
- 社会人になってから行く9つのメリット:30歳を超えても参加できる、短期間から参加できる、スキルを活用できる、離職期間にならない、英語力が向上する、海外企業に就職できる可能性がある、グローバルな環境で仕事ができる、短時間でも得るものがある、プレッシャーが少ない
- 海外インターンまでの流れ:インターネットなどで情報収集する、英語力をつけておく、企業に応募する、勤務先への連絡・相談する、渡航準備をする
を紹介してきました。
やらなければならないことが多いですが、その分達成したときに得るものは確実に大きいでしょう。
グローバルな人材が求められる今だからこそ、海外インターンは最適なプログラムです。
また、
- 準備する時間がない方
- 自分で手続きをするのが不安な方
- 初めて海外に行く方
- 英語に自信がない方
は、留学エージェントの利用を検討してみてください。
企業の情報集めをはじめ、現地の最新情報から、実際に海外インターンへ参加した方の声も届けてくれるので、安心して海外インターンに挑戦できます。
海外インターンを目指す社会人におすすめのプログラム「Co-op留学」!
カレッジで専門分野をきちんと学んだ後、その専門分野と関係のある企業で有給インターンに参加できる、カナダだけの特別プログラム「Co-op留学」。
参加に年齢制限がないため、キャリアチェンジを目指した転職を希望する社会人も利用しています。
プログラム終了後にはカナダ政府公認の修了証を取得できるだけでなく、労働ビザの申請も可能です。
詳しくはこちらの記事も併せてご覧ください。
渡航前に英語力をしっかりつけたい方のために、英語学習のプログラムも用意しています。
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すでに参加された方の体験談や現地からの最新の情報も提供しています。
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