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【海外進学】アメリカの大学へ編入する方法とは?編入制度と5つのルートを解説

「アメリカの大学に編入する方法を知りたい」と思っている方もいるのではないでしょうか。

日本では入学した大学を卒業するのが一般的とされているので、編入について知識がないのも当然です。

結論から言うと、ほとんどのアメリカの大学には編入制度があり、単位や条件を満たせば編入することができます

本記事では、アメリカの大学の編入制度編入ルートについてわかりやすく解説します。日本の大学からアメリカの大学へ編入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

この記事を読むと、アメリカの大学の編入制度がわかり、海外進学の選択肢が広がります。

 アメリカの大学における編入制度について知ろう

ほとんどのアメリカの大学に編入制度があります。日本では大学間の編入はそれほど頻繁に行われるものではありませんが、アメリカでは入学後にほか大学に編入することは一般的に行われています

ここでは、アメリカで編入制度がなぜメジャーなこととして受け入れられているのか解説します。

アメリカの大学は単位で運営されている

アメリカの大学の編入制度が充実している理由は、「単位制」や「学期制」で運営されているからです。

通常は学期ごとに単位が認定され、アメリカの4年制大学の場合はおよそ120単位、2年制のコミュニティカレッジの場合だとおよそ60単位が卒業単位となります。

つまり、自分の学部や学科で決められている科目については、卒業するために必要な単位数が取得できた時点で在学期間に関係なく卒業することが可能です。

アメリカの大学では世界中の大学の単位移行も可能

単位は大学間で移行することができ、アメリカ国内だけでなく世界中の大学の単位が認められています

それぞれの大学によって規定は異なりますが、卒業単位のおよそ半分くらいまでは編入前に在学・卒業したほかの大学の単位を認めてくれるケースが多いです。

つまり、日本の大学のように1年生の単位を修了したから2年生になるという考えではなく、元の大学で取得した単位をほかの大学へ移すことになります

基本的に編入は学期ごとに行われており、入学条件や手続きは新入生とほぼ変わりません。

アメリカでは卒業した大学が学歴として最重要

アメリカでは卒業した大学が学歴として最重要だと考えられています。在学中に努力した証となり、就職する際にも重視されるからです。

そのため、もっと自分に合った大学を見つけたい、より高いレベルの大学で学びたいなどといった理由でアメリカの学生は編入をします。

アメリカの大学は授業を受講すれば必ず単位がもらえるわけではありません。入学することよりも卒業することの方が難しいと表現されるとおり、無事編入できたとしても多くの勉強量が必要です。

アメリカの大学の5つの編入ルート

アメリカの大学へ編入するには、大きく下記のような5つのルートがあります。

  • パスウェイプログラムからの編入
  • 2年制大学やコミュニティカレッジから4年制大学へ編入
  • 4年制大学からほかの4年制大学へ編入
  • 日本の大学からアメリカの大学へ編入
  • 学部・専攻間の編入

1つずつ詳しく解説します。

パスウェイプログラムからの編入

各大学や提携教育機関が提供する大学編入システムの「パスウェイプログラム」を利用して、4年制大学の2年次に編入する方法です。

正規入学よりも求められる英語力が低く設定されており、語学力を高めながら大学1年次の履修科目を学び、単位を取得できます。

2年制大学やコミュニティカレッジから4年制大学へ編入

2年制大学や地域密着型のコミュニティカレッジで2年間学び、卒業後に4年制大学の3年次に取得した単位を移行して編入学もできます。

正規入学よりも求められる入学条件がやさしく、授業料も安く抑えられるのがメリットです。

4年制大学からほかの4年制大学へ編入

アメリカの4年制大学からほかの4年制大学へ編入する方法もあります。

在学中の大学で取得した単位を利用して編入ができるので、勉学に費やした時間は無駄にはなりません。さらに高いレベルの4年制大学の学位取得を目指せます。

日本の大学からアメリカの大学へ編入

日本の大学または専門学校に在学している場合、単位の認定制度を利用してアメリカの大学へ編入することも可能です。

ただし、実際にどの単位が認定されるかは編入学の許可を得た後に決まります。提携校や姉妹校でない場合には、単位移行の審査や手続きに時間がかかる可能性が高いです。

また、大学を既に卒業している場合でもアメリカの大学に編入できます。一般的には大学院への留学をする道がありますが、別の分野を学びたいといった理由であれば大学への編入も選択肢に入ります。

学部・専攻間の編入

現在通っている大学に在学したまま、学部や専攻のみを変更する選択肢もあります。

その場合でも取得した単位を移行できる大学がほとんどです。ただし、学部や専攻によって卒業単位として認定される科目単位は異なるので、事前に確認しておく必要があります。

 まとめ【自分に合った編入ルートを選ぼう】

この記事では、アメリカの大学の編入制度や編入ルートについて解説しました。

アメリカでは編入制度が整っており、ほかの大学へ編入を希望する学生がたくさんいます。編入が広く受け入れられている背景には、単位制で運営されている上に大学の学位取得が最重要と考えられているからです。

最後にもう一度、アメリカの大学へ編入する5つのルートをまとめておきます。

  • パスウェイプログラムからの編入
  • 2年制大学やコミュニティカレッジから4年制大学へ編入
  • 4年制大学からほかの4年制大学へ編入
  • 日本の大学からアメリカの大学へ編入
  • 学部・専攻間の編入

アメリカでは大学間の編入は珍しいことではないですが、何度も繰り返しするのが良いというわけではありません。

「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、編入先の大学のカリキュラムをきちんと把握することが大切です。

まずは編入する目的が明確かどうかもう一度考えてみましょう。

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