概要
- 自己紹介
- 留学前の体験談
- ワーキングホリデーに行こうと思ったきっかけ
- カナダを選んだ理由
- ワーキングホリデーの情報収集はどのようにしたの?
- 留学後の体験談
- カナダでの生活スタイルは?
- アルバイトはどうやって見つけた?
- カナダでの住み方は?
- トロントの魅力は?
- トロントで気をつけることは?
- 困ったことは?
- 生理用品について
- あいりさんからメッセージ
- カナダにワーキングホリデーに行こうか迷っている人へ
- 海外に興味のない人へ
自己紹介
氏名:あいりさん
渡航先:カナダ トロント
経歴:カナダでワーキングホリデーと語学学校を経験し、今年の9月からカナダの大学に留学予定
~インタビュー形式~
ー まずは、簡単に自己紹介をお願いします。
はい、あいりと申します。
現在、24歳で東京に住みながら、留学に行く準備をしています。
今年の9月からカナダのカレッジにいく予定です。
専攻はフィットネス&ヘルスという2年間のプログラムで、筋トレの仕方や栄養、マーケティングなど幅広く学びます。
よろしくお願いいたします。
渡航前の体験談
ー ありがとうございます。今回は、基本的にワーキングホリデーについて、インタビューしていきたいと思います。その前に、そもそも海外に興味を持ったきっかけはなんですか?
きっかけは、私の元上司が英語を使って楽しく外国人とコミュニケーションを取っている姿をいつも見ていて、興味を持ちました。
ワーホリに行く前に働いていたその職場は、穀物輸入をしている会社で、巨大船がその職場によく立ち寄り、船員さん達と話す機会がたまにありました。
そこで楽しく会話をしている上司を見ていたので、私も英語が話せるようになれば世界中の人と会話ができ、人生がより楽しくなると思い、そこで英語や海外に興味を持ちました。
ー ちなみに海外に興味を持ってから、ワーホリに行こうと思ったきっかけはなんですか?
インスタグラムなどのSNSでワーホリをお勧めしている投稿を発見したのがきっかけです。
それまで、ワーキングホリデービザがあることを知りませんでした。
そこでこんなに素晴らしいシステムがあるということを21歳の時に知り、もう行くしかない!とワクワクした気持ちですぐ決断しました。
ー そうなんですね。ワーホリは実際に色々な国でできますが、その中でカナダを選んだきっかけはありますか?
理由は3つあります。
まず1つ目が英語がアメリカンイングリッシュで勉強しやすいと思ったことです。
2つ目が映画などを見ていてアメリカにずっと興味があり、カナダに住んでいたら、アメリカも近いので、旅行に行けると思ったことです。
3つ目がカナディアンについてインターネットやインスタグラム、youtubeなどで調べた時に「カナディアンはすごく優しい」という記事をたくさん見ました。
実際に本当に優しくて日本人みたいにちゃんと謝る文化があります。
ー ではワーホリに行く時の情報収集はどのように行いましたか?
主にインスタグラムやyoutubeから情報を収集しました。
また実際にトロントへワーホリに行っていた人に連絡をして聞いたり、直接会って話を聞いてしっかり準備しました。
ー 積極的に自分でSNSを使って行動したということですね!
はい、そうです。
渡航後の体験談
ー 素晴らしいですね。では、実際カナダに行ってからの生活スタイルはどのような感じでしたか?
毎日すごく忙しく、ほとんど家には居ませんでした。(笑)
たとえば語学学校に通っている時は、課題が多く出るので、その準備や勉強をクラスメイトと毎日のように図書館に行って、遅くまで勉強していました。
週末はトロントの観光やイベントがたくさんあるので、よく友達と行きました。
ー いいですね、イベントはインスタを見ましたが、このカラフルなパーティーはなんですか?
それはLGBTというイベントなんです。
トロントの中で一番大きいイベントですね。
コンセプトは色々な人種の人達が楽しくダンスなどをして、「人間は平等だよ」みたいなことを伝えようとしている感じです。
そこで、カナダの大統領(ジャスティン・トルドーさん)も見ました。
ー すごいですね。インスタを見ていてもカナダの生活はとても楽しそうだと思いました。是非、このインスタもみんなに見てもらいたいので、概要欄に載せたいのです!
はい、是非、お願いします。
みなさん、見てください!
あとは現在計画中ですが、これからyoutubeを作ろうと思ってます。
内容はワーホリやカナダのこと、これから入学するカレッジに関することなど情報発信したいと思っています。
それと、専攻がフィットネス系なのでフィットネス動画をあげていきたいと思っています。
出来上がったら、そちらも見て欲しいです。
ー そういう情報はこれからカナダに行こうと思っている人達には、絶対に役に立つと思うので、是非、たくさんあげてください!
はい、がんばります!
ー ちなみにそのワーホリをしていた時はアルバイトはどうやって見つけましたか?
私の場合はアパレル系で絶対働きたいという夢がありました。
カナダでは、一般的に直接お店に履歴書を配りに行きます。
そこでマネージャーの人と話をして、後から電話がきます。
その後に面接があり、合格すれば働けるという感じです。
私は毎日、とにかくたくさん履歴書を配って、仕事が見つかりましたが、それでも1ヶ月かかりました。
ー 大変ですね。日本では、履歴書が売っていますが、カナダではどのような感じですか?
カナダでは、基本的にwordやexcel を使って自分で作ります。
もちろんフォーマットはインターネットでダウンロードできます。
ただし私の場合は、エージェントの人や学校の先生に教えてもらいながら作りました。
履歴書の英語は普段使う英語とやはり少し異なり、(日本でも同じだと思いますが)ボキャブラリーなどが難しいので、実際にカナディアンの先生に確認してもらい、修正してもらいました。
その方が良いと思います。
ー 履歴書に書く内容は、日本とこういった点が違うとかありますか?
基本的には同じです。
学歴や資格、志望動機などを書きます。
ただ一番最初に「私は何ができるか?」という自己アピールを書いていますね。
あと、e-Mapleというサイトで日本食レストランや日本人の美容院などの求人も探せますが、英語の勉強をしたい方には、あまりおすすめしないですね。
ー では、実際にカナダでの住み方はどんな感じですか?
住み方は、私の場合は最初にホームステイで6か月ぐらい住んで、その後にシェアハウスに移りました。
シェアハウスはしっかりと1つずつ個室があり、キッチンやトイレなどが共有という感じです。
ー そのシェアハウスってどうやって見つけたんですか?
シェアハウスはe-Mapleのサイトに家主さんが条件などを載せています。
例えば500ドルで、4月1日から一人住めますというような感じで書いてあるので、そう行った内容のページを見て、連絡します。
その後、直接家に見学に行き、もし気に入ったらすぐに連絡します。
ただかなり競争率が高くて二日くらいしたらもう空いてないということが多いです。
ー 早く埋まってしまうんですね。ちなみに周りで一人暮らしをしている人はいましたか?
一人暮らしをしている人は見たことがないですし、会ったこともないです。
ほとんどの方がシェアハウスですね。
シェアハウスは安いですし、私は心地よかったです。
ー 月の費用はどれぐらいですか?
私が住んでいた所は少し費用が高く、月に700ドルくらいでした。
ー 今のカナダドルだと、6万~7万くらいですね。
そうですね。
ですが、ダウンタウンに位置しており、駅からも徒歩1分だったので、とても立地が良かったです。
隣の駅にはコリアンタウンがあって、アジアンスーパーマーケットもあり、日本食が手に入り安く、買い物もしやすく、長い間住んでいました。
ー 良いですね。ちなみに今、トロントで流行っていることはありますか?
流行っていたことはバブルティ、日本で言うとタピオカのお店がたくさんありました。
日本で有名なお店もありましたが、カナダでは並ばずに購入できるので穴場でした。
ー では今、住んでいるトロントの魅力を教えてください!
トロントの魅力はたくさんありますが、2つに絞ります。
1つ目は、とにかく多文化な街で、いろんな人種の人達や宗教、様々な言語が常に聞こえたり、いろんな国の料理に触れ合うことができるという点が魅力です。
実はトロントにはいろんな国の名前がついたストリートがあります。
例えば、コリアンタウンとかグリックストリート、リトルイタリー、チャイナタウンとか。
その場所に行けば、その国の料理が食べられますし、その国の人達がいるので、すごくおもしろい街だと思います。
2つ目がトロントはカナダの中で一番、大きな都市ですが、街の中にたくさん公園があり、癒されます。
またアメリカとカナダの間に大きな湖があり、ダウンタウンからすぐに行けます。
その湖は、砂浜があり、本当に海みたいなんです。
みんなサーフィンをしたり、泳いだりしています。
だから生活するのにすごく良い場所だと思います。
ー とても住みやすそうですね!では、トロントで何か気をつけておく場所や行為などはありますか?
そうですね、トロントは比較的安全な町です。
カナダ自体は安全だと思いますが、ホームレスの人がたくさんいるので、特に何もされませんが、一応気を付けた方がいいかもしれないです。
あとスリなども時々あるので、気を付けた方がいいですね。
それにこれはトロントには直接関係ないのですが、留学する方に注意していただきたいことが、トロント、バンクーバーなどはアジア人、日本人がすごく多いので、日本人だけで固まってしまい、日本語ばかり話して、結局英語を話さないということがあります。
私もそうでした。
留学に来る方みなさんに共通することなので、その点は気をつけたほうがいいかなと思います。
ただ日本人の友達もとても大切です。
ー 同じ国の人といると少し安心しますよね。ちなみにあいりさんはスリに遭わないように気をつけていたことはありますか?
あります。
特に最初の頃はすごく気をつけていて、外に出る際や教室から出る際にウエストポーチのようなものに財布などを入れて常に持ち歩いていました。
今思うと恥ずかしいですが。。。あと電車の中でも盗まれないようにバックを前に抱えて乗っていました。
ー 確かに最初の頃は怖いですよね。今、聞いている限りだと食事や生活にも困らないようですが、実は何か困ったことはありますか?
困ったことは3つくらいあります。
1つ目は最初にホームスティをした時に食事の量がものすごく多かったことです。
例えばトースター2枚にシリアル山盛りが出されて・・・。最初のうちは多いとも言えず、残すのも悪いと思い、無理矢理全て食べていましたが、すぐにお腹を壊し、1週間目で病院に行きました。
ー それは早いですね(笑)
はい、しかし、それははっきり言った方がいいですね。
2つ目は、今回、ロックダウンを経験して、日本とは全然対応が違い、カナダはとても対応が厳しく、困りましたし、寂しかったです。
今後もどうなるか分からないので、とにかく友達家族など色々な人と連絡をこまめに取っておいたほうがいいですね。
3つ目は、英語力です。
仕事していた時に英語力が低く、お客さんを困らせたことがありました。
その際はすごいショックでした。
勉強中なので、仕方がないのですが・・・。
ー ちなみにそのロックダウンした時、日本はかなり緩かったのですが、カナダはどれくらい厳しかったですか?
本当にすごく厳しくて、例えばロックダウンの次の日には、外には誰もいなくて、警察もたくさん見回りしていました。
たとえ一緒に住んでる人でも2mの距離を離さないで歩いていると、キップを切られてしまうくらいすごく厳しかったんですね。
さらにロックダウンが長期間続いたので、かなり辛かったです。
ー 相当厳しいですね。日本は、海外に比べるとかなり緩い制限でした。
そうなんです。
私も日本に一時帰国をした時に、電車に人がたくさん乗っていて、本当にびっくりしました。
インスタなどのSNSで日本の友達が観光や外食をしている姿をアップしているのを見て、全然状況が違うと思いました。
ー そうですよね。他の国から見ると日本のことが良くわかりますね。
ー 実は女性の方が出発前の準備で不安な事の一つに生理用品に関することが多いのですが、カナダの生理用品はどうですか?
カナダの製品は質もとても良く、見た目も良いです。(実際に現物を見せて・・・)
パッケージも薄いですし、小さいです。
日本と同様に夜用などもありますし、心配はいらないです。
その他にもシャンプーや化粧水なども安くて良いものがあるので、日本から持ってくる必要はないですね。
ー 私の勝手なイメージですが、海外の方がシャンプーやリンスのバリエーションが多くないですか?
はい、とても豊富です!匂いも良いです。
ー ちなみに日系のスーパーとかで日本のナプキンやシャンプーなどは売っていますか?
おそらく販売していると思いますが、高いです。
ですので私は買わなかったです。
ー そうなんですね、ありがとうございます。
あいりさんからメッセージ
ー カナダは本当に住みやすそうですが、実際にワーキングホリデーに行こうか迷っている人へのメッセージをお願いします。
今はコロナ禍なので行きたくても行けない人が多いと思いますが、その中でも今、できることはあると思います。
例えば英語力を少しでも伸ばしておくことやお金を貯めておくなど、そういった準備はできます。
そしてワーホリに行くことは諦めないで欲しいなと思います。
私はワーホリに行って、世界が180度変わったと言ってもいいくらい、本当に色んなことを学べたので、絶対に行って欲しいです。
私も本当は今頃、カレッジに行っているはずでしたが、コロナの影響で1年遅れています。
しかし、その中でも日本でランゲージエクスチェンジに毎週参加したり、海外の友達を作り、英語力を伸ばす努力をしています。
だから絶対に今できることはあると思うので、そう行った準備をして欲しいです。
ー ありがとうございます。とても良いメッセージです。最後になりますが、海外に興味のない人へのメッセージもお願いします。
日本はすごく便利な国です。
例えば、コンビニは24時間営業しており、美味しいご飯がいつでも食べられます。
全てにおいて素晴らしいと思いますが、長い間日本に住んでいたらその有難さに気づけないと思います。
そういう有難さを気付くことは、とても大事だと思っています。
自分が大人になって子供を育てる際に、日本の素晴らしさを教えてあげれるようになると思います。
もちろん海外の方が良いこともあります。
特にワーホリでは働くことができるので、海外の良さも知れます。
また海外で働いた経験は絶対に将来役立ちます。
日本と海外の働き方の違いや文化を比べることもできるので、とにかく海外旅行などでも良いので少しでも海外に興味を持っていただけると嬉しいです
ー 素敵なメッセージをありがとうございます。今回のインタビューではカナダのことを知ることができ、また実際のワーキングホリデーについても知ることができました。