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クルーラウンジに興味を持っている方のなかには、「学費はどのくらいなの?」と疑問に思っている方もいることでしょう。信頼できるエアラインスクールに通いたいものの、費用はできるだけ抑えたいと思っている方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、クルーラウンジの概要を紹介したうえで、どのくらい学費がかかるのかについてまとめています。また、日系の4大エアラインスクールの学費を比較しているので、クルーラウンジの学費が高いのか安いのか気になっている方は、最後まで読んで参考にしてくださいね。
※本記事で取り扱う内容やデータは2023年8月時点のものです。最新情報と併せてご参考ください。
クルーラウンジってどんなところ?
マレーシアにある「クルーラウンジ(Crew Lounge)」は、アジアを代表するエアラインスクールの一つです。2018年に設立された比較的新しいスクールですが、マレーシア最大規模のエアラインスクールへと成長しました。
2019年〜2021年と続けて、「国際航空運送協会(通称:IATA(イアタ))」公認のCAトレーニングセンターとしてアジア・太平洋エリアの最優秀賞を受賞している名門校です。
クルーラウンジが提供する1年制のCAプログラムには、航空業界向け専門課程やHarvard大学のHMMプログラム課程(リーダシップ、マネジメント)などが組み込まれています。またプログラム後には、3ヵ月間の企業インターンシップが可能です。
過去に航空会社に勤務していた講師陣による手厚い就職サポート、航空団体や航空会社との強いコネクション、圧倒的なCAへの就職率などが高く評価されています。日本では、海外に滞在してCAになるための勉強をする「CA留学」ができるエアラインスクールとして、年々注目されています。
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クルーラウンジが提供するCAプログラム
クルーラウンジの学費を知る前に、CAプログラムではどのようなことが学べるのか、その内容を把握しておきましょう。
1年制のCAプログラムには、以下の内容が組み込まれています。
- 航空業界向け専門課程(IATA課程)
- Harvard大学HMMプログラム課程(リーダシップ、マネジメント)
- 企業インターン、面接対策など
- コミュニケーションスキル、身だしなみなど
クルーラウンジでは上記のプログラムを修了すると、以下のような国際資格を取得できるのも特徴です。
- IATA公認Diploma(専門士)
- IATA公認カスタマーサービス修了証
- ハーバード大学HMMプログラム修了資格
これらの資格は、CA業界内外にかかわらず、就職先で即戦力として貢献できる力を証明するのに有益です。加えて、英語学習が組み込まれたプログラムを受講することもできます。
クルーラウンジの学費
クルーラウンジのCAプログラムに通う場合、1年間は実践的な授業、その後3ヵ月間は企業インターンシップに参加します。その場合の学費は、およそ235万円です。そのほか、英語学習が組み込まれたプログラムを受講する場合は、学費が変動します。
日本の大学に4年間通う場合の学費は、およそ450万円といわれています。また、日本のCA専門学校に2年間通う場合の学費は、クルーラウンジ同様におよそ235万円です。
ただし物価の影響で、マレーシアでの生活コストは日本にいるときよりも安く抑えられる可能性があります。そのため、渡航関連費用を含めても、クルーラウンジに通ったほうがトータルで費用は抑えられるでしょう。
「CAになりたい」という夢がすでにある場合は、クルーラウンジで学費を抑えながらCAを目指すのは得策だといえます。
それでも「費用的に留学は難しそう…」と不安がある方は、奨学金制度や学生ローンを利用するのも手です。奨学金にはクルーラウンジが提供するものから、日本政府などが提供するものまであります。
貸与の内容や申請条件などはそれぞれ異なるため、利用する留学エージェントなどに一度相談してみるのがおすすめです。
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クルーラウンジと日系4大エアラインスクールとの学費比較
クルーラウンジは日本の大学やCA専門学校に通うよりも、トータルで費用を安く抑えられるとわかりましたが、ほかのエアラインスクールと比べて、高いのか安いのか気になっている方もいるかもしれません。
ここでは、クルーラウンジの学費を踏まえたうえで、以下の日系4大エアラインスクールの学費を比較してみましょう。
- JALエアラインスクール
- ANAエアラインスクール
- ECCエアライン学院
- アイザックエアラインスクール
早速、それぞれのエアラインスクールの学費を紹介します。
JALエアラインスクール
「JALエアラインスクール」は、大手航空会社の日本航空(JAL)が運営するエアラインスクールです。
JALの人材育成のノウハウを活かしたプログラムが提供されています。短期集中、レギュラー、スタートアップなど、自身の状況に合ったコースを選択可能です。
JALエアラインスクールの学費は以下のとおりです。(※レギュラー講座 客室乗務員コースの場合)
受講時間/受講回数/受講期間: | 1日2時間半、週1回、3ヵ月間(12週) |
総額目安: | 東京会場 34万6,500円(税込)/大阪会場 29万1,500円(税込) |
内訳 | |
入学料: | ー |
コース料金: | 東京会場 34万6,500円(税込)/大阪会場 29万1,500円(税込) |
テキスト代: | ー |
※上記は「ぼくらの留学運営チーム」調べの目安金額となります。最新情報と併せてご参考ください。
※会場によって費用は変動する場合があります。
ANAエアラインスクール
「ANAエアラインスクール」は、大手航空会社の全日本空輸(ANA)のグループ会社が運営するエアラインスクールです。
ANAグループの現役CAを中心とした講師陣が、ANAのエッセンスを取り入れたプログラムを提供しています。基礎コース、キャビンアテンダントコース、セレクト講座など、希望の職種や受講期間に合わせたコースや講座を選ぶことが可能です。
ANAエアラインスクールの学費は以下のとおりです。(※キャビンアテンダントコースの場合)
受講時間/受講回数/受講期間: | 基礎コース(12プログラム)とキャビンアテンダント講座(4プログラム)の全16プログラム、基本週1回程度、3ヵ月間程度 |
総額目安: | 21万2,300円(税込) |
内訳 | |
入学料: | 22,000円(税込)(※2023年度コース受講に限り入会金を免除) |
コース料金: | 16万8,300円(税込) |
テキスト代: | 22,000円(税込) |
※上記は「ぼくらの留学運営チーム」調べの目安金額となります。最新情報と併せてご参考ください。
※会場によって費用は変動する場合があります。
ECCエアライン学院
「ECCエアライン学院」は、英会話スクールなどで知られているECCグループが運営するエアラインスクールです。
ダブルスクールの形式を採用しているのが特徴で、学生や社会人が参加しやすい時間帯でレッスンが実施されています。国内エアラインスクール受験対策コース、外資系エアライン受験対策コース、プライベートレッスンなどのなかから、自分に合ったコース・レッスンを受講することが可能です。
ECCエアライン学院の学費は以下のとおりです。(※国内エアライン受験対策コースの場合)
受講時間/受講回数/受講期間: | 2.5時間レッスン、全45回 |
総額目安: | 36万1,500円(税込)(※テキスト代 別途発生) |
内訳 | |
入学料: | 15,000円(税込) |
コース料金: | 34万6,500(税込) |
テキスト代: | 別途発生 |
※対象者のみ、各種割引・免除制度適用あり
※上記は「ぼくらの留学運営チーム」調べの目安金額となります。最新情報と併せてご参考ください。
※会場によって費用は変動する場合があります。
アイザックエアラインスクール
「アイザックエアラインスクール」は、大学生協提携校のエアラインスクールです。
少人数制クラスを導入しているのと、合格するまで面接対策などのレッスンに無料で参加できるなど、完全サポートシステムを設けているのが特徴です。エアライン受験対策グループコースや、エアライン受験対策プライベートコースなどがあります。
アイザックエアラインスクールの学費は以下のとおりです。(※エアライン受験対策グループコースのスタンダードコース(就職保証サポート付)の場合)
受講時間/受講回数/受講期間: | 3時間、週1回、4ヵ月、16回の総合計48時間 |
総額目安: | 42万1,300円(税込) |
内訳 | |
入学料: | 33,000円(税込) |
コース料金: | 34万9,800円(税込) |
諸経費(テキスト代含む): | 38,500円(税込) |
※上記は「ぼくらの留学運営チーム」調べの目安金額となります。最新情報と併せてご参考ください。
※会場によって費用は変動する場合があります。
日系エアラインスクールよりもクルーラウンジがおすすめな人
エアラインスクールの学費は、受講期間やコース内容によって大きく変動します。先述した日系のエアラインスクールの学費は、クルーラウンジよりも受講期間が短いことなどもあり、一見学費が安く感じた方もいるかもしれません。
ただし、エアラインスクールを選ぶ際は費用の総額だけではなく、通うトータルの期間でどれだけの対価を得られるかを考えるのが大切です。
最後に、日系エアラインスクールよりもクルーラウンジがおすすめな人の特徴をチェックしていきましょう。
外資系航空会社のCAを目指している人
クルーラウンジは外資系専門のエアラインスクールのため、外資系航空会社のCAを目指している方に向いています。
日系のエアラインスクールのなかにも、外資系CAに特化したコースを設けているスクールもありますが、クルーラウンジはアジアトップクラスのCAプログラムを提供しているため、より質の高い講義を期待できるでしょう。
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留学して英語力をアップしたいと思っている人
日系・外資系の航空会社を問わず、CAは日々の業務のなかで英語を使用する機会があるものです。特に社内での公用語が英語である外資系航空会社のCAになった場合には、ある程度のレベルを満たした語学力が求められます。
今は英語力に自信がない方や、もっと英語を上達させたいと思っている方にもクルーラウンジはおすすめです。クルーラウンジの講義は英語で実施されるため、CAの専門スキルを習得しながら同時に英語力も向上させやすい環境だといえます。
また、世界各国から学生が集まるグローバルな環境なので、ほかの学生とも英語で会話する機会が多いでしょう。
まとめ
マレーシアにある「クルーラウンジ(Crew Lounge)」は、アジアを代表するエアラインスクールの一つです。クルーラウンジが提供するCAプログラムは、1年間の実践的な授業と、3ヵ月間の企業インターンシップで構成されています。
学費や生活コストなど合わせると、日本の大学やCA専門学校などに通った場合よりも費用を安く抑えられる可能性があります。外資系航空会社のCAを目指している方や、留学して英語力をアップしたいと思っている方に最適のエアラインスクールです。
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※本記事で取り扱う内容やデータは2023年8月時点のものです。最新情報と併せてご参考ください。