目次
留学先の国を決めるのとあわせて、各都市の情報を知ることは重要です。
基本情報、気候、文化、有名スポットなど都市によって様々な特徴があります。
その都市に興味を持つことから初めてみましょう。
バンクーバーの魅力/特徴
カナダ西海岸の玄関口にして、トロント、モントリオールに次ぐ第三の大都市。
海に面した港町でありながら背景には美しい山々が広がり、海と山が見事に融合した風光日明媚な場所です。
年間を通して温暖な気候で過ごしやすく、春には日本と同じように綺麗な桜が咲き誇ります。
郊外へ行くと標高1,250mの「グラウス・マウンテン」が姿を見せ、冬場はスキー、スノーボードなどウインタースポーツが盛んになります。
2010年に冬季オリンピックの開催地として海外各国の多くのアスリートたちが功績を残したことで有名です。
バンクーバーの基礎情報
面積
約2,882.68平方キロメートル
人口
約265万人(2018年:国連統計部調査)
宗教
主にキリスト教(国民の約3分の2以上がキリスト教徒)
物価
スターバックコーヒー(トールサイズ)が約180円(≒$2.00) ※2021年1月時点
日本との時差
-17時間
3月第二日曜日~11月第一日曜日はサマータイムが実施され、1時間進める
国土の広いカナダではエリアによって時差が異なります。
また、サマータイム実施の前後日は時計の調整を忘れないよう注意が必要です。
バンクーバーの気候
カナダ国内の中で比較的年間を通して温暖な気候をもつ「バンクーバー」。
夏は短く30℃越えの真夏日はほとんどなく、湿気も少ないため快適に過ごすことができます。
冬を迎える晩秋の11月頃から気温が下がりますが、都市部で雪がたくさん降ったり氷が張るような寒さは稀です。
春先の3月までにかけ雨季に入りますので、夏場のような晴れ間の日が少なくなります。
バンクーバーの便利な交通機関
カナダ西海岸の空・海の玄関口でも知られる「バンクーバー」。
海に面した港町として豪華クルーズ船の寄港地でもあります。
バンクーバー市内中心部の便利な交通機関、および州都ビクトリアへの移動手段のひとつ「BCフェリー」をご紹介します。
スカイトレイン
バンクーバー市内を中心に、リッチモンド、バーナビー、ニュー・ウエストミンスターなどを結ぶ便利な公共交通機関のひとつ。
運転は全てコンピューターで制御され、車掌、運転士もいない無人の電車です。
ダウンタウン中心部からバンクーバー国際空港まで乗り換えなしのため、外国人観光客の方も安心してご利用できます。
バンクーバーへ到着したら、乗車前に「コンパスカード(チャージ式のICカード)」を手に入れておくと便利です。
市バス
ビジネスマン、学生が多く利用する公共交通機関のひとつ。
主要観光スポットへアクセスする際は市バスを使うと便利です。
近年はICカード(コンパスカード)が多く利用されているので、乗車前にお金をチャージ(バス停にチャージ機がないため、スカイトレインの駅でチャージします)しておけばバス車内で切符を買う必要がなく、大変便利です。
通勤ラッシュ時は路線によってかなり混みあうため、バスを1本、2本と乗り過ごす場合があります。
シーバス
ダウンタウン「ウォーターフロント・ターミナル」とノースバンクーバー「ロンズデール・キー・ターミナル」をおよそ12分で結ぶ定員400人のフェリー。
通勤ラッシュ時は10分間隔で運航され、それ以外の時間帯は15分間隔で運航しています。
特にフェリーから観るバンクーバー市内の夜景を一望できることで好評です。
BCフェリー
バンクーバー市内より日帰り観光ができる定番ツアー「ビクトリア日帰り観光」で必ず使う大型客船。
ブリティッシュコロンビアの州都「ビクトリア」へは、バンクーバー市内の南に位置するツワッセン・ターミナルから出港しており、航行距離は約1時間の船旅となります。
ビクトリアの観光名所「ブッチャート・ガーデン」で花の見ごろとなる春過ぎは多くの人が行き交うので、フェリーは大変混雑することがあります。
バンクーバーの有名スポット
港町「バンクーバー」には見どころスポットがたくさん。
ロブソン通りを軸にダウンタウン中心部はいつも多くの人で賑わいます。
郊外へ行くと美しい山々が広がり自然を満喫することができます。
留学期間中に訪れてみたいおすすめスポットをご紹介します。
ロブソン通り
バンクーバーの定番観光スポットのひとつ「B.C.プレイス」から「スタンレーパーク」までを走るダウンタウン中心部のメインストリート。
通りの名前の由来はかつて1889~1892年までブリティッシュコロンビア州の州知事を務めた「ジョン・ロブソン(John Robson)」に因んで名付けられました。
通り沿いにはレストラン、カフェのほか高級ブティックが軒を連ね、バンクーバーで最も賑わう通りです。
スタンレーパーク
ダウンダウンの北西に位置する広さ約405ヘクタールの緑豊かな都市公園。
毎年発表される世界の公園ランキングでは常に上位に入るほど、歴史が深い公園です。
バンクーバー市民の憩いの場として、散歩やサイクリングができる遊歩道が綺麗に整備されています。
また、カナダ国内最大の水族館や屋外プールエリアなど子供から大人まで楽しめる施設が充実していることも人気のひとつです。
イエールタウン
1986年に行われたバンクーバー万博開催を機に、倉庫街として使われていた街を再開発したエリア。
当時の再開発計画では、レンガ造りの建物が多くあったことから、歴史を感じさせる外観をそのまま残しながら建物内部のみ改装しました。
現在はおしゃれなレストランやカフェに生まれ変わり、若者が多く集まるバンクーバーの中でも人気の観光地のひとつとなりました。
グランビルアイランド
20世紀初期の頃にバンクーバー産業を支える工場地帯だとして発展したフォール・クリークに浮かぶ人工島。
主に造船業に力を入れていましたが、戦後の20世紀半ばより徐々に需要は落ち込み工場地帯は廃墟と化しました。
そのあと、都市再開発計画によりこのエリア一帯を再開発し、現在グランビルアイランドで一番活気のある「パブリックマーケット」をはじめ、レストラン、バーなど多く建ち並び週末になると多くの市民が集まる人気スポットとなりました。
キャピラノ吊り橋
バンクーバー郊外、ノースバンクーバー地区にあるキャピラノ川に架かる吊り橋。
橋長は約140m、谷底から橋までの高さは約70mと風が吹く日は揺れ、少し恐怖を感じるほどスリル満点のスポットです。
辺り一帯はマイナスイオンたっぷりの森林に囲まれ、高さ約80m、樹齢200年以上のダグラスファー(ベイマツ)の木々が目立ちます。
吊り橋以外にも崖沿いから空中に飛び出た遊歩道「クリフウォーク」を歩くアクティビティなど魅力満載のスポットです。
まとめ
カナダ国内の留学先のひとつ「バンクーバー」をご紹介しました。
「世界一住みやすい都市ランキング」の実績がある「バンクーバー」。
治安も良く海外各国から多くの留学生がやってくるほど人気の都市です。
ダウンタウン中心部にはたくさんの語学学校、各種専門学校があり、日本人が常駐している学校もあり安心して勉強ができるうえ、初めての海外留学にもおすすめです。
カナダ国内第三の都市バンクーバー留学を検討してみましょう。
追加記載
ガスタウン(https://www.tourismvancouver.com/vancouver/neighbourhoods/gastown/)、
クイーンエリザベス・パーク(https://www.tourismvancouver.com/listings/queen-elizabeth-park/22466/,https://www.tourismvancouver.com/listings/bloedel-conservatory-queen-elizabeth-park/17569/)
ヴァンデューセンボタニカルガーデン(https://www.tourismvancouver.com/listings/vandusen-botanical-garden/17917/)
サイエンスワールド(https://www.tourismvancouver.com/listings/science-world/17819/)
ガスタウンとサイエンスワールドは、イッテQで出川がバンクーバーに来ていた際も映っていた名所になります。