概要
- 自己紹介
- 留学前の体験談
- 海外に興味を持ったきっかけ
- ハワイを選んだきっかけ
- 留学後の体験談
- 留学での生活スタイルは?
- ハワイ留学で得られたものは?
- 英語力が伸びた瞬間は?
- おすすめの勉強方法は?
- ハワイの魅力は?
- ハワイの生活で気をつけておくことは?
- 困ったことは?
- 地元で流行っていたことは?
- 生理用品について
- ハワイ留学や仕事時の暮らし方
- えりさんからメッセージ
- ハワイ留学に行こうか迷っている人へ
- 海外留学に興味のない人へ
自己紹介
氏名:えりさん
渡航先:ハワイ、オーストラリア
経歴:ハワイでインターンシップ、オーストラリアでワーキングホリデーを経験し、現在、日本で「アーシングヨギライフ」の仕事をしている。
~インタビュー形式~
ー まずは、簡単に自己紹介をお願いします。
はい、さかいだえりと言います。
今は湘南の茅ヶ崎市に住んでいます。今までハワイやオーストラリアで生活をし、去年、茅ヶ崎に引越しをしてきました。
仕事は、「アーシングヨギライフ」という「アーシング」=「地球と繋がる」という活動を色々な方に広めたいと思い、新しく立ち上げ、その中でヨガのインストラクターやライフコーチ、アーシングイベントのプロデューサーを行っています。
渡航前の体験談
ー ありがとうございます。今回は、一番長いハワイ留学をメインにインタビューしていきたいと思います。その前に、そもそも海外に興味を持ったきっかけはなんですか?
海外に興味を持ったきっかけは、中学生の時に異文化交流のプログラムで、地元の中学校とオーストラリアの中学校の交換留学に応募し、当選してオーストラリアに行ったことです。
そこでホームスティを体験しましたが、一人で海外に行くことが初めてだったため、現地で体調を崩し、少しだけ入院をしました。
その時に多くの方にお世話になり、英語もわからず、不安な中で人の温かさを経験し、いつか自分も海外で働いたり、学びたいと思い、その体験から興味を持ちました。
ー ありがとうございます。では、ハワイを選んだきっかけはなんですか?
オーストラリアのホームスティの経験から、海外に興味がありましたが、一人で行くとなった時にやはり語学力が心配だったので、日本人がいる所、日本人が働きやすい環境がある所ということで、一番最初にハワイを思いつきました。
ハワイは特に何か興味があった訳ではありませんが、暮らしやすいという所で選びました。
渡航後の体験談
ー 実際に暮らしやすかったですか?
実際は、とても環境が良くて暮らしやすい反面、物価が高く、観光地ということで色々大変なこともありました。
ー ハワイは「THE 観光地」という感じなので、生活も優雅なイメージがありますね。
実際は観光客の方とは全然違うかもしれないですね。
ー 現地ではどんな生活スタイルでしたか?
私は就職先がスポーツのマーケティング会社なので、月~金曜日は毎日7時間働いて、土日休みでした。
日本の生活と似ていました。
仕事前にサーフィンやランディングをしたり、朝、コーヒーを飲みに行ったりして、「朝活」を楽しんでから仕事に行き、仕事が終った後は、サンセットを見たり、少しゆっくりできる時間があったので、規則正しい生活をしていました。
ー 素敵な生活ですね!
日本よりもお金がかからない幸せがたくさんありました。
ー サーフィンはハワイで始めましたか?
そうです。
ハワイに来てから、周りでサーフィンをしている方が多く、また職場の目の前が海だったので、始めました。
ー 今も海に近い環境の生活ですね。
そうですね。
ハワイでの生活が自分の中では一番心地良くて、理想のライフスタイルが分かっていたので、今では海のない生活は考えられないです。
ー ハワイ留学で得たものはありますか?
私はハワイで自分の性格や考え方が180度変わりました。
自分の考え方の幅が日本にいる時の倍くらいに広がって、視野が広がりました。
日本の方とは違う考えや環境に居たことで、コミュニケーション能力を上げたりして、人から多くの事を学ばせてもらいました。
ー 語学力以上のものを得た感じですね。
そうですね。
語学と一緒に考え方や価値観が変わり、視野が広がりました。
ー 良いですね。では、ハワイ留学に行って、自分の英語力が伸びた瞬間はありますか?
毎日英語を使って話をしていると繰り返しなので、自然と口から英語が出てきます。
また夢で海外の人と自分が英語で話している時には、考えなくても英語が出てくるレベルになり、成長したと感じました。
ー 夢でも英語で話しているのはおもしろいですね。えりさんがやっていたおすすめの勉強方法を教えてください。
やはり一番は、ネイティブの友達を作ることですね。
今は、アプリケーションやYouTubeを見て、英語を学ぶことはできますが、実際に生の英語を知るには、現地で実際に生の英語を話している同世代の友達を作ったり、恋人を作ったり、一緒に生活することがおすすめの勉強法です。
日本でもそうですが、やはり言葉は同世代と両親、祖父母世代とでは違うので、教科書には載っていない、生の英語をどう使うかは同世代の人から学ぶ事が良いと思います。
ー ハワイでは独自の英語、方言のようなものはありますか?
はい、「マハロ」や「アロハ」など有名な言葉があります。
あとは家族を意味する「オハナ」などを使います。
「マイ オハナ」のような形で血の繋がりがある家族だけでなく、血の繋がりのない家族や友達に親しい人という意味で使っていました。
ー 会話の中で英語とハワイ語が一緒に使われたりしますか?
基本は英語、アメリカ英語が中心です。
「ありがとう」という時に「マハロ」と言ったり、「こんにちは」という時に「アロハ」という使い方で、通常の英語の会話に少し足されるという形で使われていました。
ー では、ハワイの魅力を教えてください。
ハワイへは旅行で2・3回行きましたが、旅行の時とは違い、留学中は休みの時にマウイ島やハワイ島、カウアイ島など離島へ行くようになりました。
オアフ島の中心地・ワイキキ周辺と比べて、自然が多く残っていて、きれいな場所もあり、そこに行くと本当に浄化される感じです。
飛行機で40~50分くらいでオアフ島から行けるので、仕事で少し疲れた時には癒すために離島へ行き、そこで何も考えずにボーっとしていました。
旅行の時もガイドブックで良く見る場所ではなく、少しコアな所にも行って欲しいですね。
ー そういう場所は観光客は少ないですか?
とても少ないですね。
もともと人も少なく、場所が分散されているので、車がないと行けない所があり、あまり人に会わないです。
日本人にもほとんど会わないですね。
ー ハワイは何処にでも観光客がいるイメージがありました。
観光客がいるのはほんの一部ですね。
オアフ島のワイキキという中心部に集まっています。
そのためそこから1時間も離れれば、例えば、北の方にある「ノースショア」というサーフィンのスポットがあったり、西にはローカルの人しか住んでいない場所があります。
あまり知られていない世界がたくさんあります。
ー 良いですね。反対に気をつけておくことはありますか?
そうですね、観光客がいる場所は安全で、日本人も安心して楽しめますが、治安はそれほど良くないということですね。
女性が夜に一人で歩いたり、街から少し外れた川沿いや小道は本当に危険です。
地元では大きなニュースになります。
ハワイは安心して行ける場所ですが、海外であることは忘れずに、少し危ない場所もあるということは頭の片隅に入れておく必要はあります。
ー 困ったことはありますか?
ハワイは日本に近い所があり、それほど困ることはありませんでしたが、住む場合には銀行や病院など日本語が通じない場所が多くあり、英語力がないとコミュニケーションに困ったり、勘違いされて話が進まないという事があります。
ー ありがとうございます。では、現地で地元の方に流行っていたことはありますか?
ハワイは何もないので、地元の人、同世代の人達は、休みの時に良くバーベキューをしていますね。
海でのバーベキューというのが当たり前でそこで新しい友達ができていきます。
日本で言う合コンのような感じです。
バーベキューで自然と友達の輪が広がり、コミュニティができます。
毎週そこでゲームをしたり、ビーチバレーをしてました。
ー 出会いが多そうですね。
そうですね。
出会いというより友達の輪がどんどん広がっていきます。
ー 留学に行く人は「友達を作らなくちゃ」というプレッシャーがある人が多いですが、そういう環境があると少し安心して友達作りができますね。
恐らく日本に居て日本で友達を作るよりも海外の方は自然と話しかけてくれて、輪に入れてくれます。
そこで共通の趣味などがあればすぐに友達もできると思います。
ー 楽しそうですね。
ハワイ留学は日本人にとって、ファーストステップにはお勧めです。
ー 実は女性の方が出発前の準備で不安な事の一つに生理用品に関することが多いのですが、ハワイの生理用品はどうですか?
私は現地で調達しました。
質も日本のものと変わらないです。
特に海外用に大きいということもなかったです。
ドラックストアやドン・キホーテという日本のスーパーもあるので、そこでは少し高いですが、日本製のものも売っています。
ー ありがとうございます。ハワイ留学や仕事をしていた時はどういう暮らしでしたか?
最初は友達と二人暮らしをしていました。
一つの部屋をシェアしていて、一つの部屋とキッチンで20万円近くしました。
ー 高いですね!
友達と半分に割って、日本の一般的な一人暮らしの価格ですね。
部屋をシェアして一緒にご飯を作ったり、買い物に行ってました。
その後、アメリカ人の彼氏ができて、彼と一緒に二人暮らしをしていました。
恐らく一人暮らししている人はほとんどいないと思います。
ー それは家賃が高いからですか?
そうです。
一人で暮らすのはなかなか難しいと思います。
ー ではシェアハウスなど自分のプライベートルームを持つにはもっと高いですよね。
はい。
あとは場所や環境によって家賃は変わります。
例えばバスが遠いと安くなったりします。
私は職場にとても近く、ジムやスーパーが近くに整っていたので、その場所を借りました。
ー 部屋は一般的にどうやって探しますか?
ハワイでは「ハワイナビ」という日本人向けのサイトがあります。
日本語で掲載されていて、日本人の不動産屋もいます。
何か問題があっても対処してくれるので、安心です。
えりさんからメッセージ
ー 実際にハワイ留学に行こうか迷っている人へのメッセージをお願いします。
ハワイに留学をするか迷っていたり、不安に思っていたり、一歩踏み出せない時にはどんな事でも、まずは自分で出来る限り調べてみてください。
今はなんでもネットで検索できる時代なので、不安に思っていることが解消されてくると思います。
もしそれでも一歩踏み出せない、不安に感じるのであれば、何が原因なのか、不安なのかを紙に書いて明確にすると、答えが見えてくるかもしれません。
私からお伝えするのは、絶対に行ったら後悔はしないということです。
やめておけば良かったとは一切思わなかったです。
色んな人との繋がりやサポートが感じられて、自分が強くなるので、後悔はしないと思います。自分が行きたい、やりたい事は頑張って一歩踏み出してみると素晴らしい世界が見えてくると思いますので、是非、チャレンジしてみてください!
ー ありがとうございます。最後になりますが、海外留学に興味のない人へのメッセージもお願いします。
海外というと一見、別世界のように感じるかもしれませんが、色々な繋がりがあり、たくさんの発見がある場所です。
今、自分が生活している範囲の中で海外に出ることはとても大きなチャレンジかもしれないですが、見えてくる世界や考え方が変わり、日本に戻って来た時に多くのことを得たと感じると思います。
それは自分の人生の宝物、財産になります。
そのため、是非、海外に興味を持ってもらえたらうれしいと思います。
ー とても素敵なメッセージをありがとうございます。今回のインタビューではハワイ留学のことを知ることができたと思います。