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【カナダ長期留学】1年間にかかる費用の徹底解説!節約方法も紹介!

カナダ留学 一年 費用

長期留学を考えたとき、最初に気になるポイントの一つ、それは費用ではないでしょうか?

特に初めて留学を目指す方にとって「留学費」がいくらかかるのか、なかなか想像できないと思います。

この記事では、カナダ留学のおすすめプログラムや人気の主要都市を紹介しながら、1年間にかかる費用をシミュレーションして解説します。

カナダ長期留学の特徴とは?

「移民の国」と言われるカナダは、外国人の受け入れに積極的です。

長期留学のプログラムも充実しており、留学生へのサポートもしっかりしています。

また、教育水準が高いことでも知られており、大学ランキングで有名な「USニューズ&ワールド・レポート」では、英語圏ではアメリカ、イギリスに並ぶ第3位に選ばれています(参考:usnews.com)。

また、カナダは親日家が多いことでも知られているため、日本人には住みやすい国の一つと言えます。

親日家

カナダに長期留学おすすめのプログラム

カナダの滞在方法は多種多様ですが、1年の長期留学を目指す方におすすめなのが、語学留学、ワーキングホリデー(以下ワーホリ)、Co-op留学の3つのプログラムです。

語学留学

語学留学とは文字通り、語学学校に通いながら言語を学ぶための留学です。

学校の種類や特徴は以下の通りです。

私立の語学学校

私立の語学学校は、英語力や年齢に関係なく、誰でも入学できる学校です。

入門から上級まで細かくレベルが分かれているため、英語が全くできない人でも参加できます。

大学附属の語学学校

大学付属の語学学校は、基本的に大学進学の準備コースとして設けられています。

そのため、授業はディスカッションやプレゼンテーション、小論文など、大学進学を意識したアカデミックな内容になっています。

語学留学に関してはこちらの記事もあわせてご覧ください。

語学学校のメリット、デメリット

ワーホリ

ワーホリとは、ワーホリ協定に加盟している国に滞在できる制度です。

期間中は語学を習ったりアルバイトをしたり旅行をしたりと、自分でプランを立てて自由に滞在できます。

ワーホリ申請条件

  • 参加年齢制限:18歳から申請時30歳まで
  • 滞在期間:最長1年年間の
  • ビザ発給人数:6500人(申し込みが多い場合、抽選です)
  • 学校へ通える期間:最長6カ月

ワーホリに関してはこちらの記事もあわせてご覧ください。

知らないとまずい!【ワーホリの6つの落とし穴】

Co-op留学

Co-op(コープ)留学は、就学(専門分野)+就労(有給インターン)がセットになったプログラムです。

高校卒業以上で、ある程度の英語力があれば、どなたでも参加できます。

プログラム内容

1年間留学する場合、次のようなプログラム内容になります。

  • 前期6カ月間:カナダ政府公認の専門学校や私立・公立カレッジの高等教育機関で、座学で専門分野を学ぶ(期間中は週20時間までのアルバイトも可能)
  • 後期6カ月間:現地の会社で有給スタージュに参加する(週40時間までのフルタイム労働)

Co-op留学に関してはこちらの記事もあわせてご覧ください。

【Co-op(コープ)留学】有給インターンに挑戦できるカナダだけの特別プログラムとは?

カナダの人気で主要都市を紹介

カナダは「住みやすい国」として世界的にも有名ですが、都市によって大きく特徴が異なります。

ここでは、渡航先として人気のある主要都市を5つ紹介します。

バンクーバー

カナダ西海岸に位置し、一年を通して温暖な気候で住みやすい都市バンクーバー。

たくさんの語学学校も多く、アルバイトや仕事探しもしやすいため、長期渡航先として人気です。

バンクーバー都市情報

トロント

カナダ国内最大の都市トロント。

ダウンタウン中心部にはイタリア人街や中国人街があり、多くの移民が暮らす都市として知られています。

エンターテインメントも盛んで、長期滞在でも飽きることはありません。

トロント都市情報

モントリオール

カナダのケベック州最大の都市で、「北米のパリ」と呼ばれているモントリオール。

地元の人のほとんどが英語とフランス語のバイリンガルです。

長期滞在中に2カ国語に挑戦してみたい!という留学生にはぴったりの環境です。

モントリオール都市情報

ヴィクトリア

カナダで最もイギリスの伝統を大切にしている都市、ヴィクトリア。アフタヌーンティーやガーデニングと言った、英国文化が根づいています。

他の都市に比べ、移民が少なくヴィクトリアの人口の8割がネイティブのカナダ人です。

ヴィクトリア都市情報

オタワ

「世界で最も美しい首都」と呼ばれるほど美しい街並みのオタワ。

世界遺産に登録されているリドー運河や街のシンボル国会議事堂をはじめ、カナダが誇る歴史遺産が数多くあります。

オタワ都市情報

留学準備にかかる費用の内訳をチェック!

ここでは、渡航前にかかる留学準備費用の内訳をみていきましょう!

注意点

  • この記事は2022年7月の情報に基づいて作成しています
  • 記事内の日本円は2022年7月のレート(1カナダドル=106円、参考:Yahoo!ファイナンス)で計算しています
  • 現在、石油の値段が高騰している関係で航空券代などの金額が大きく変わることがあります
  • 提示している費用は、個々のライフスタイルによって大きく変わることがあります

留学準備にかかる費用の内訳

1年間の学費:約200万円

留学で大部分の費用を占めるのは、なんと言っても学費です。

都市や学校の種類によって異なりますが、1年間語学学校に通った場合の学費の相場は約200万円です。

パスポート申請:1万1000円〜

パスポートは有効期間によって値段が異なります。

  • 5年間有効 1万1000円
  • 10年間有効 1万6000円

申請から受け取りまで約1週間ほどですが、ビザ申請や航空券の購入時に必要になるので、持っていない方はなるべく早く用意してください。

往復航空券:約15万円

航空券は年間を通して15万円ほどで、1年間の往復航空券が購入できます。

ただし、ゴールデンウィークや夏休みなどの長期休暇は「ハイシーズン」と呼ばれ、20万円以上になる場合もあります。

1年間の海外留学保険:約15万円

カナダの医療費は高いことで有名です。

特に長期留学の場合、怪我や病気を想定した保険をかけておくことをお勧めします。

学生ビザ・ワーホリビザ:2万5000円〜

カナダに1年間長期留学する場合は、必ずビザ申請と指紋登録をしなければなりません

滞在方法によって申請費用が異なりますので気をつけてください。

  • 語学留学・Co-op留学 2万5000円前後
  • ワーホリ 3万6000円前後

その他

渡航前に準備しておくと、便利なものは以下の通りです。

  • SIMフリーの携帯電話:SIMフリーの携帯電話を持っていけば、カナダ到着後、ドラッグストアなどでプリペイドSIMを購入するだけで、すぐに使用可能
  • 現金:いざという時のために、日本円とカナダドルも1万円分くらい用意しておくと安心
  • ノートパソコン:カレッジの課題や書類作成に必要

通信料

現地でかかる費用をの内訳をチェック!

ここからは、実際にカナダで生活する上でかかる費用の内訳を紹介します。

1年間の住居費:約130万円

主な滞在方法はホームステイ、学生寮、ルームシェア(シェアハウス)の3つです。

少なくても住居費として130万円ほどは用意しておきましょう。

1年間の食費:54万円前後

食費は個々のライフスタイルによって大きく異なります。

例えば基本的は自炊で、週に一回友達と軽く外食した場合は、月に4万5000円ほどかかり、年間にすると54万円の食費になります。

外食が多ければこれ以上高くなり、自炊を中心にすればさらに安く済みます

その他の費用

以上の他に、次のような出費が考えられます。

交通費:地下鉄やバス(基本的にゾーンで区切られているため、同ソーン内であれば料金は一律で、それを超えると料金が上がる)、タクシー(メーター制で初乗り約340円、1キロにつき約200円、プラスで運転手へのチップが合計金額の10~15%ほど(

通信料:SIMカード(容量によって金額が異なりますが、5GBで月に約1万2000円程度)、Wi-Fiレンタル(日本からレンタルでき月に2万円ほど)、固定契約Wi-Fi(カナダで契約するタイプで月に7千円前後)、公衆無線LAN(大きな都市であれば至る所で無線LANが拾え、容量に制限はあるためメールや簡単な調べ物に利用できる程度)

娯楽費:バンクーバーの場合、美術館(約2500円)、映画館(約1600円)、遊園地の入場料(約1900円)、ナイトクラブ(約1600円)

雑費:石鹸・シャンプーなどの生活消耗品など必需品の他にも、携帯電話やパソコンが壊れてしまった時の修理費や、文房具や衣類の買い足し、また現地で仲良くなった友達の誕生日プレゼントなど、予定外の出費も必ずあるので、余裕を持って用意しておくことをおすすめします

買い物

1年間の留学費シミュレーション!

以上の「留学準備にかかる費用」や「現地でかかる費用」を念頭に置き、留学方法別に1年間の費用をシミュレーションしてみました。

以下は一覧表です。

語学留学ワーホリCo-op留学
パスポート申請料

(10年間有効)

1万6000円

 

1万6000円

 

1万6000円

 

ビザ申請料+指紋登録料2万5000円前後3万6000円前後2万5000円前後
航空チケット、保険、その他40万円前後40万円前後40万円前後
学費200万円前後120万円前後(就学は最長6カ月まで)130万円前後

 

住居費130万円前後130万円前後130万円前後
食費など70万円前後70万円前後70万円前後
現地での収入150万円〜

(6カ月フルタイムで働いた場合)

150万円〜

(6カ月フルタイムで働いた場合)

合計444万1000円前後365万2000円−150万円=215万2000円374万1000円-150万円=224万1000円

同じ長期滞在でもプログラムによって費用が異なるので、自分の都合に合った滞在方法を選ぶことが大切です。

留学方法選びの参考にしてくださいね!

費用を抑える節約情報!

1年間の留学費シミュレーションを見て「わ、高い・・・」と思った方へ!

実は、留学費用を抑えるコツはたくさんあるんです。

その中でも、誰でも実行しやすい節約方法を紹介します。

節約情報

航空券

航空券を手配する際は以下の点に注意することで、通常の約半額以下で往復券を入手できる場合があります。

ローシーズンを狙う

暖かい時期ややクリスマスシーズンは観光客が多く、航空券が高くなりがちです。

一方、気温が下がり始める9月やイベントが少ない2月は「ローシーズン」と言われ、旅行者が少なく航空券の値段が下がります。

乗り継ぎ便を狙う

少し遠回りになってしまうので、時間がある方におすすめなのが乗り継ぎ便を利用することです。

韓国経由や、ロサンゼルス・シアトルなどのアメリカ経由の便を利用することで、かなり安い値段でカナダに渡航できます。

早割を利用

留学プラン・留学準備を早い時期から始めておくことにより、航空券の早割を利用することができます。

航空券の購入は渡航予定日の330日前から可能で、特にハイシーズン時期に渡航を希望する場合は、早割を利用することで航空券料をかなり抑えることができます。

地方や郊外で部屋を探す

留学生に人気のバンクーバーやトロントは、大変便利で刺激的な街ですが、大都市のため家賃が高いのが現実です。

地方に行くと家賃はグッと下がり、娯楽施設も少ないため必然的に出費が抑えられます。

たとえば、最初の半年間は英語の学習に集中するために地方の学校へ行き、残りの半年間を都心で過ごすなど、滞在先を変更することで住居費を安く抑えることができます。

学校や仕事の都合上、都市を簡単に変更できない場合は、部屋を探す際に郊外に目を向けてみましょう。

中心部より少し外れただけで、家賃が安くなります。

地方や郊外

自炊中心の生活にする

外食に関しては、日本よりも高いカナダ。

費用を抑えるため、留学をきっかけに自炊を始める人がたくさんいます。

自炊を中心にした生活にして、食費を月に2万円以内に収める人も

友達と遊ぶ時も持ち寄りのホームパーティーやピクニックなどを企画すれば、食費だけでなく交際費も抑えることができます。

せっかくカナダにまで来ているのですから、ケチケチしてばかりいるのはもったいないので、節約と出費のメリハリは大切にしましょう。

奨学金

以上の他にも、実は日本には海外留学で使用できる奨学金があります。

自身の現在の境遇や将来の返済の見込みなど、さまざまな要素を考慮しながら奨学金も検討してみてください。

詳しくはこちらの記事もあわせてご覧ください。

返済不要の給付型もあり!【海外留学に使える奨学金】のまとめ

まとめ:1年間にかかる費用の徹底解説!

この記事では、カナダで1年間の長期留学をするために、費用を中心に知っておくべき情報を解説してきました!

まとめると

  • カナダ長期留学の特徴とは?:外国人の受け入れに積極的、留学生へのサポートもしっかりしている、教育水準が高い、親日家が多いカナダに長期留学おすすめのプログラム:語学留学(語学を学ぶために語学学校へ通う)、ワーホリ(ワーホリ協定に加盟している国に滞在できる制度)、Co-op留学(就学+就労がセットになったプログラム)
  • カナダの人気の主要都市を紹介:バンクーバー、トロント、モントリオール、ヴィクトリア、オタワ
  • 留学準備にかかる費用の内訳をチェック!:1年間の学費(約200万円)、パスポート申請(1万1000円〜)、往復航空券(約15万円)、1年間の海外留学保険(約15万円)、学生ビザ・ワーホリビザ(2万5000円〜)、その他(SIMフリーの携帯電話、現金、ノートパソコンなど)
  • 現地でかかる費用をチェック!:1年間の住居費(約130万円)、1年間の食費(54万円前後)、その他の費用(交通費、通信料、娯楽費、雑費)
  • 1年間の留学費シミュレーション!
  • 費用を抑える節約情報!:航空券(ローシーズン、乗り継ぎ便、早割)、 地方や郊外で部屋を探す、自炊中心の生活にする、奨学金情報

以上です!

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