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オーストラリアでのワーキングホリデーの年齢制限は何歳?【2023年版】

実質0円留学!?オーストラリアのワーホリ

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海外で就学と就労が可能な滞在方法の一つ、ワーキングホリデー(以下ワーホリ)。

中でもオーストラリアは、渡航先として一番人気の国です。

この記事では、オーストラリアでのワーホリに興味がある方のために、参加年齢の制限やワーホリ以外で働く方法などをご紹介しています。

ぜひ最後まで読んでくださいね!

ワーホリ 情報

そもそもワーホリとは?

ワーホリとは文字通り「現地で働きながら休暇を楽しむための制度」です。

日本がワーホリ協定を結んでいる29カ国(2023年5月の時点)で利用できる制度です。

  • 英語を学びたい
  • 海外で就労経験を積みたい
  • 海外で稼ぎを目指している
  • 自分のやりたいことを見つけたい

など、さまざまな理由で日本中、そして世界中の若者がワーホリを利用しています。

ワーホリ年齢制限

滞在方法を自分でデザインできる自由度の高いワーホリには、参加に年齢制限が設けられています。

情報が変更される場合があるので、ビザ申請をする前に必ず外務省のサイトで確認してください。

2023年現時点での各国の状況は以下のとおりです。

日本とワーホリ協定をしている国申請の年齢制限
オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、アイルランド、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、チェコ、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダ、イタリア、フィンランド、ラトビア韓国、台湾、香港、アルゼンチン、チリ18歳〜30歳
フランス18歳〜29歳
アイスランド18歳〜26歳

オーストラリアのワーホリ年齢制限が引き上る?

「オーストラリアのワーホリ年齢制限が35歳まで引き上る」

という情報を聞いたことがあるかもしれません。

SNSや留学情報サイトを中心に広まりましたが、果たして実際はどうなのでしょうか?

ここでは、ワーホリ年齢制限の引き上げについて解説します。

年齢引き上げ

本当にワーホリ年齢制限が35歳に引き上がった?!

結論から言うと、オーストラリア政府がワーホリの年齢制限を引き上げたのは「事実」です。

2018年、カナダ人とアイルランド人を対象に、オーストラリアのワーホリビザの申請年齢が35歳までに引き上げられました。

2019年にはフランス人、2022年にはイタリア人とデンマーク人も年齢制限の引き上げ対象国となりました。

また、今年の5月にイギリスとも新たに協定が結ばれたため、遅くても2025年までには実施される見込みです(参考サイト:オーストラリア移民局)。

年齢制限引き上げ理由は深刻な「労働者の不足」

オーストラリアのワーホリ年齢制限が引き上がった理由の一つに、深刻な労働者の不足があります。

主に飲食業や観光地の宿泊施設、そしてファームジョブなどといった比較的「体力を使う仕事」を世界中から集まってきたワーホリメーカーが請け負っていました。

ところが2020年の感染症の影響でほとんどのワーホリメーカーが帰国を余儀なくされ、その後ワーホリビザの発給も中止されてしまったのです。

2021年末にワーホリビサの発給を再開しましたが、以前のようにはワーホリ利用者が増えてないようです。

そのため、多くの労働者を確保するためワーホリ年齢制限を35歳に引き上げたと言われています。

日本は対象国ではない

日本は、2023年5月時点でワーホリ年齢制限引き上げの対象外です。

とはいえ、年々協定を結ぶ国が増えていることから、今後日本も申請年齢が35歳に引き上げられる可能性があると言えます。

最新情報はオーストラリア移民局のサイトでチェックできます。

30歳を超えてもオーストラリアのワーホリに行ける!?

ワーホリビザの申請年齢は30歳までと定められています。

厳密に言えば、31歳の誕生日の前まで申請することが可能なのです。

年齢上限は申請時の年齢が対象になっており、入国時に31歳になっていても問題はありません。

今年で30歳最後の歳の方、ワーホリに行くかで迷っているのであれば今が申請のラストチャンスです!

↓オーストラリアのワーホリ申請方法・条件の関連記事はこちらから↓

オーストラリアのワーキングホリデー情報2022年!申請方法・条件・メリットを解説

31歳以上の方も大丈夫!オーストラリアで働く方法

「自分はもう31歳を超えているから、オーストラリアでは働けないのか・・・」

とがっかりしてしまった人に朗報です。

ワーホリ以外にもオーストラリアで就労経験を得ることが可能なビザがあります。

オーストラリアで働く

学生ビザ

働きたいのに学生ビザ?

と驚くかもしれませんが、実はオーストラリアでは学生ビザを所有している留学生は、2週間で40時間(2023年7月1日以降は2週間で48時間)までの労働権利が与えられているのです。

さらに夏休みなどの休暇中はフルタイム勤務も可能。

学生ビザの対象は週20時間程度フルタイムで授業を受けなければならないため、正直なところ仕事と両立するのは大変な時もあります。

しかし、この方法であれば年齢制限がないので、何歳になってもチャレンジすることができます

特に学業や仕事が忙しく、ワーホリに行くタイミングを逃してしまった社会人におすすめです。

そのほかのビザ

みなさんのスキルに応じていろいろな種類のビザが用意されています。

申請条件のハードルはやや高めですが、代表的なビザは以下の3つです。

  1. テンポラリーワークビザ(Temporary work Visa):3カ月から6カ月までの短期間就労が可能
  2. 研修ビザ(Training Visa):1年から2年間、インターンシップへの参加が可能
  3. 就労ビザ(TSS Visa):2年間就労できる短期間ストリーム(Short-Term stream)と4年間の中期間ストリーム(Medium-Term stream)

オーストラリアで働くメリット

オーストラリアでの就労を目指して、世界中の人が集まってきます。

オーストラリア政府の統計によると、2021年にはワーホリビザを利用した外国人だけで約164万人。

毎年約1万人が日本人のワーホリメーカーが渡航しており、ワーホリ協定国の中でもダントツの人気です。

なぜこれほど人気があるのでしょうか?

ここでは、オーストラリアで働くメリットをみていきましょう。

オーストラリアで働くメリット

治安が良い

他の欧米諸国と比べるとオーストラリアは治安が良いことで知られています。

テロ事件や銃撃事件、大きな自然災害もないので安心して生活を送ることができます。

ただし大都会の観光地や人の多い繁華街でのスリや置き引き、ひったくりなどの被害が報告されていますので、貴重品の管理には十分な注意が必要です。

また、夜のナイトクラブやバーでは薬物売買も行われています。

トラブルに巻き込まれないように十分に注意しましょう。

時差がほとんどない

南半球に位置するオーストラリアは日本と季節が真逆です。

とても遠い国のようですが、実は時差はほとんどないのです。

日本に連絡しなければならない時など大変便利です。

広大なオーストラリアは3つのタイムゾーンがあります。

  1. 東部時間帯(日本時間+1時間):ケアンズ、ブリスベン、ゴールドコースト、シドニー、キャンベラ、メルボルンなど
  2. 中央時間帯(日本時間+0.5時間):アデレード、ダーウィンなど
  3. 西部時間帯(日本時間−1時間):パースなど

このほかに州によってはサマータイム制度が導入されているため、春になる10月の第1日曜日から、秋が終わる4月の第1日曜日まで1時間早くなります。

例えばシドニーのあるニュー・サウスウェールズ州は制度を取り入れているため、通常日本との時差は+1時間ですがサマータイム期間中は+2時間の時差になります。

パースのある西オーストラリア州はサマータイム制度が導入されていないため、通年で日本との時差は−1時間です。

お金を稼ぐことができる

オーストラリアの時給は世界トップレベルの高さで知られており、2023年5月時点で21.38AUD(オーストラリアドル)、日本円で約1947円(1AUD=91.89円、Yahoo !ファイナンス参考)です。

オーストラリアのフルタイムは週に38時間からの契約になっているため、週40時間から45時間働いてお金を貯めている人もいます。

また労働者不足のため単純作業で時給30AUDも珍しくありません。

↓オーストラリアでのお金のため方・探し方の関連記事はこちらから↓

【オーストラリアのワーホリ】1年間でいくら貯金できる?用意すべき滞在費用と仕事の探し方も合わせて解説!

英語ができなくても働ける

オーストラリアへワーホリに行く最大の魅力は、なんといっても英語ができなくても仕事がたくさんあるということです。

例えば、日本食レストランやホテルのベッドメイキング、ファームジョブ、そのほかにも口コミでいろいろな仕事を見つけることができます。

↓英語ができなくてもできる仕事の関連記事はこちらから

英語が話せないままワーホリに行っても大丈夫?メリット・デメリットとは

ただし、英語が話せると選択できる仕事の幅が広がるのは事実です。

できるだけ渡航前に英語を使うことに慣れておきましょう。

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世界中の人と出会える

オーストラリアは移民の受け入れを積極的にしている国です。

その数は人口全体の約30%にも及びます。

特にシドニーやメルボルンなどの大都市は非常に多国籍!

欧米、アジア、南米などさまざまな国から留学生やワーホリメーカーが集まってきます。

そのため、語学学校や職場ではいろいろな国籍の人たちと出会う機会がたくさんあります。

世界中に人脈を広げたい人にオーストラリアは最適です。

見どころが多い

オーストラリアは世界屈指の観光大国。

洗練された都市や美しいビーチ、壮大な自然を同時に楽しむことができるため、世界中から観光客が訪れます。

  • 世界三大美港に数えられるシドニー湾(シドニー)
  • コアラ、ウォンバット、カンガルーなどオーストラリア固有動物が飼育されているボノロング野生動物保護区(タスマニア)
  • サーフィンの聖地と言われ42kmにも及ぶビーチがあるサーファーズパラダイス(ゴールドコースト)
  • 日本列島がすっぽりと収まってしまうほど大きなサンゴ礁地帯のグレートバリアリーフ
  • オーストラリア大陸の中心にある、先住民アボリジニの聖地エアーズロック

など、ここには書ききれないほど見どころ満載!

長期滞在をしても飽きることがないほど観光スポットが多いのがオーストラリアです。

オーストラリアは親日家が多い

「オーストラリアは親日家が多い」と聞いたことはありませんか? 

日本とオーストラリアの国交は歴史的に長く、貿易、安全保障などで有効な関係を築いてきました

そのことから、オーストラリアは日本を好意的に見ているのです。

最近では日本のマンガや音楽などのポップカルチャー人気も相まって、オーストラリアの日本語学習者数は約40万人にも及びます。

人口比でみると、ダントツで世界一の日本語学習者数なのです。

小学校から中学までの義務教育の選択科目としても日本語が学ばれていることから、幼いうちから日本に触れることが多いこともオーストラリアに親日家が多い理由といえます。

オーストラリアは最大3年間滞在できる

オーストラリアのワーホリ滞在期間は原則1年ですが、実は2019年からビザの延長が可能になり最大3年間滞在できるようになりました!

お金をためたい人や本格的に海外で職歴を持ちたい人がオーストラリアを渡航先に選んでいます。

ファームジョブ

セカンドワーホリビザ(2nd Working Holiday Visa)

1年目のワーホリ滞在中にオーストラリア政府の指定労働先で88日間以上就労し、その証明を提出することが条件です。

また、2年目に関しても通常のワーホリと同様に年齢制限があり、31歳の誕生日までに手続きしなければなりません。

セカンドワーホリビザを目指している人は、遅くても29歳までにワーホリでオーストラリアに入り、31歳の誕生日を迎える前に更新手続きが受理されるように予定を立てましょう。

サードワーホリビザ(3rd Working Holiday Visa)

2年目のワーホリ滞在中にオーストラリア政府の指定労働先で6カ月以上就労し、その証明を提出することが条件です。

3年目に関しても31歳の誕生日までに手続きしなければならないため、サードワーホリビザを目指している人は、遅くても28歳までに1回目のワーホリビザで渡航しなければなりません。

サードワーホリビザの申請は、セカンドワーホリビザよりもハードルが高くなるので、きちんと計画を立てて就労スケジュールを組みましょう。

サードワーホリビザはなんでもできる?

サードワーホリビザの条件は1年目・2年目と全く同じです。

ただし、ビザの更新というプレッシャーがないため、思いっきり自分のやりたいことができます。

2年間ワーホリメーカーとしてフルタイムで働きお金をためて3年目に

  • オーストラリア一周の旅をする
  • 専門学校に行き日本での就活のために資格を取った

という人もいます。

もちろん、3年間フルに働いて貯金をしてから日本に帰国する人たくさんいます。

まとめ:オーストラリアでのワーホリの年齢制限

この記事では、オーストラリアのワーホリについて調べている方のために、参加年齢の制限やワーホリ以外で働く方法などをご紹介してきました。

まとめは以下の通りです。

  • そもそもワーホリとは?
  • ワーホリ年齢制限
  • オーストラリアのワーホリ年齢制限が引き上る?:本当にワーホリ年齢制限が35歳に引き上がった?!、年齢制限引き上げ理由は深刻な「労働者の不足」、日本は対象国ではない
  • 30歳を超えてもオーストラリアのワーホリに行ける!?
  • 31歳以上の方も大丈夫!オーストラリアで働く方法:学生ビザ、そのほかのビザ
  • オーストラリアで働くメリット:治安が良い、時差がほとんどない、お金を稼ぐことができる、英語ができなくても働ける、世界中の人と出会える、見どころが多い、オーストラリアは親日家が多い
  • オーストラリアは最大3年間滞在できる:セカンドワーホリビザ、サードワーホリビザ、サードワーホリビザはなんでもできる?

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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