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Co-op(コープ)ビザを利用したカナダ留学の費用は?ワーホリ・語学留学と比較して解説!

コープ留学費用

Co-op留学の情報を集める上で、一番気になるのが「費用はいくらかかるか?」ですよね。

「Co-op留学は現地で稼げるから、お金はあまり必要ないだろう」と費用の見積もりを甘くすると、現地で予想外のことが起こった時に対処できない場合もあります。

海外留学を成功させるにはお金が大切とはいえ、一体いくらあれば良いのでしょうか?

今回の記事では、Co-op留学にかかる具体的な出費内容や現地での収入額、そして節約方法や奨学金情報もご紹介しています。

初めて海外留学を目指す方だけでなく、すでに留学経験済みの方にも情報として知っておいていただきたい内容が盛りだくさんです。

それでは早速みていきましょう!

〈注意

  1. 記事内の日本円は2022年7月のレート(1カナダドル=105円)で計算しています
  2. 現在、石油の値段が高騰している関係で航空券代などの金額が大きく変わることがあります
  3. 提示している費用はあくまでも目安で、ライフスタイルによって大きく変わることがあります

留学費

渡航前と渡航後の具体的な出費は?

Co-op留学をすることを決めたら、まずは具体的に渡航前と渡航後に「何」に「どのくらい」お金がかかるか、しっかり把握しておくことが大切です。

渡航前の出費内容

留学費用は、日本で準備している段階から発生します。

  • 航空券:往復チケットで15万円前後
  • 留学保険:1年で15万円前後
  • ビザ申請料+指紋登録料:2万5000円前後
  • パスポート申請代:1万6000円
  • 学費:年間100万円前後

その他、薬や化粧品は日本で使い慣れたものを用意しておきましょう。

また、カナダは衣類や靴のサイズが大きめなので、小柄な方や細身の方は最低限日本で用意しておいたほうが良いかもしれません。

必要に応じて、パソコンやタブレットの購入も検討しましょう。

渡航後の出費内容

カナダは州や都市によって物価が大きく異なります。

留学生に人気の都市バンクーバーとトロントを例にとって、渡航後の出費を見積もってみましょう。

バンクーバートロント
1カ月の家賃(学生寮)約8万6000円〜約7万4000円〜
交通費(1カ月定期)約1万3000円約1万6000円
通信料(携帯・インターネット)約8700円約7400円
食費約2万円〜約2万6000円〜

その他、外食や娯楽費などによって出費が追加されます。

航空券

現地でどれだけ稼げるか?  

学習と有給インターンシップがセットになっているCo-op留学は、海外就労の経験が得られるとともに、現地での生活費も得ることができます。

アルバイトでの収入

Co-op留学中は、普通の語学留学や大学留学では認められていない、学習期間中のアルバイトが許可されています。

そのため、学校がある期間は週最大20時間、夏休みなどのホリデーには週40時間フルタイムの労働が可能です。

職種によって賃金は異なりますが、まずは最低時給をチェックしておくことが大切です。

  • ブリティッシュコロンビア州(バンクーバー、ビクトリアなど):時給約1640円
  • アルバータ州(エドモントンなど):時給約1570円
  • オンタリオ州(オタワ、トロントなど):時給約1570円

最も高い最低時給はヌナブト準州の時給約1680円で、最も低いのはサスカチュワン州の時給約1240円です。

インターンシップでの収入

Co-op留学中の有給インターンシップは、週40時間のフルタイム勤務です。

勤め先の企業やビジネス、ITなど職種によって異なりますが、上記の最低時給を基準に月給を計算して想定しておきましょう。

  • ブリティッシュコロンビア州 約26万2400円
  • アルバータ州、オンタリオ州 約25万1200円

アルバイト

節約方法と奨学金制度

現地での収入が見込めるとはいえ、なるべく費用を抑えたいところ。

時間をかけ調べて準備することで、数十万円単位での節約も可能になります。

航空券の節約方法

海外へ渡航する時期には、ハイシーズンとローシーズンがあります。

カナダの場合、観光客が多い8月がハイシーズンとなり、往復で20万円〜と最も航空券が高くなります。

6月はローシーズンにあたり、7万円台の航空券も出てきます。

また、乗り継ぎ便や格安航空を利用すると、ハイシーズンでも手頃な値段で航空券が購入できます。

少し調べるだけで、10万円以上の節約も可能です。

留学保険の節約方法

カナダの現地保険に加入する場合、一日約200円の保険料で済ませることができます。

そのため、半年滞在する場合約4万円とかなり安くなります。

ただし、全て英語で手続きをしなければならない上に制限も多いので、特に初めて留学される方は、日本の留学保険に加入しておくことをお勧めします

複数の保険会社の保険料を比較するだけでなく、プラン内容をしっかり確認することが大切です。

例えば、ある保険会社が提案する半年間の留学保険をみると、プランによって金額が大きく異なっています

プランA

(保険料10万円)

プランB

(保険料13万円)

傷害死亡1000万円1000万円
傷害後遺障害1000万円1000万円
治療・救援費用1000万円無制限
疾病死亡1000万円1000万円
賠償責任1億円1億円
携行品損害10万円
生活用動産30万円
航空機寄託手荷物遅延などの費用3万円
航空機遅延2万円

自分にとって「必要なもの」と「必要でないもの」を見分けることで、保険料が変わってきます。

少し面倒だと思っても、プランの内容を確認してみましょう。

学費の節約方法

カナダでは私立カレッジのほうが公立より安いのが特徴です。

その他にも、カナダのカレッジでは学費のセール期間があります

例えば、

  • 年間の学費が25パーセントオフ
  • オンライン授業が一定の期間無料
  • 留学生向けの英語コースが50パーセントオフ

このように、日本では考えられませんが、申し込む時期によって学費をグッと抑えることができるのです。

基本的にクリスマス・年末シーズンに関連したセールですが、日頃からチェックしておきましょう。

本留学エージェント「ぼくらの留学」では、Co-op留学サポートを行っています!

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学費

住居費の節約方法

渡航後の出費で最も大きな割合なのが、住居費。

そのため、少しでも安く留学生活を過ごしたい留学生やカナダ人学生が利用しているのが「ルームシェア」です。

学生寮は1カ月で8万円〜が相場ですが、ルームシェアだと約半分の家賃になる場合もあります。

また、朝夕2食付きで週1万9000円〜のホームステイを利用するのもおすすめ。

例えば、カレッジに通う期間は、英語と生活に慣れるためホームステイを利用し、インターンシップで働き始めたらルームシェアに移る、などとすることで住居費を抑えることができます。

食費の節約方法

スーパーのお惣菜や外食が高いカナダですが、自炊中心にすることで、食費を月2万円以下にすることも可能です。

友達と遊ぶ時も、持ち寄りでホームパーティーを企画すると交際費も抑えることができます

その他

宿泊先とカレッジが遠くない場合は、自転車通学をしている学生もたくさんいます。

工夫次第で、楽しみながらいろいろな節約方法を見つけてみましょう!

もちろん、ケチケチしているとカナダの生活自体を楽しめなくなってしまうので、出費のメリハリをつけることも大切です。

自炊

奨学金制度の利用

自分で留学費を貯めたいけれど難しいという人には、奨学金制度を利用してはどうでしょうか?

奨学金と言っても実は2種類あります。

  • 貸与型奨学金:返済しなければならない奨学金のことで、多くの人が利用できるように、審査は比較的簡単になっています
  • 給付型奨学金:返済不要の奨学金で、書類・試験・面接などで選考されます

申請条件などもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

返済不要の給付型もあり!【海外留学に使える奨学金】のまとめ

Co-op留学・ワーキングホリデー・語学留学で迷っている方に!留学費用比較

それでは早速、Co-op留学・ワーキングホリデー(以下ワーホリ)・語学留学で1年間にかかる費用と、参加終了後に取得できる資格を比較してみます!

自分の目的に合った留学方法を選びましょう。

また、現地での収入は1年間働いた場合の金額です。

就労時間や期間によって大きく異なりますのでご注意ください。

Co-op留学ワーホリ語学留学
ビザ申請料+指紋登録料2万5000円前後

 

3万6000円前後

 

2万5000円前後

 

学費100万円前後6カ月で90万円前後*170万円前後
航空チケット+保険など40万円前後40万円前後40万円前後
現地での滞在費130万円前後130万円前後130万円前後
現地での収入230万円〜306万円前後***なし
参加終了後の資格カナダ政府証明の修了証なしなし

*ワーホリの場合、語学学校に通える期間は6カ月まで

**アルバイト+有給インターン

***1年間週40時間のフルタイムで働いた場合

選択

まとめ:留学することを決めたら、留学費用を把握しよう!

この記事では、Co-op留学が成功できるように

  • 渡航前と渡航後の具体的な出費は?:渡航前の出費内容と渡航後の出費内容
  • 現地でどれだけ稼げるか?:アルバイトでの収入とインターンシップでの収入
  • 節約方法と奨学金制度:航空券の節約方法、留学保険の節約方法、学費の節約方法、住居費の節約方法、食費の節約方法、奨学金制度
  • Co-op留学・ワーホリ・語学留学で迷っている方に!留学費用比較

をご紹介してきました。

留学終了後には英語力だけでなく、海外就労経験や学位も得ることができるカナダの特別プログラムCo-op留学。

参加に年齢制限がないため、卒業予定の高校生からキャリアアップを目指した転職を希望する社会人からも支持されています。

もっと詳しく知りたい方のために、本留学エージェント「ぼくらの留学」ではオンライン上で無料説明会を開催しています。

すでに参加されていた方の体験談や現地からの最新の情報も提供しています。

【Co-op留学の体験談のまとめ】カナダで学んで働いた参加者たちの声!

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参考サイト:州別の最低賃金(https://www.retailcouncil.org/

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