概要
- 自己紹介
- 留学前の体験談
- 海外に興味を持ったきっかけ
- フィリピンを選んだきっかけ
- 留学前の情報収集はどのようにしたの?
- 留学後の体験談
- 語学留学のスケジュール
- インターン留学のスケジュール
- 語学留学前にやった方が良いことは?
- おすすめの勉強方法やアプリケーションは?
- 留学後の進路は?
- インターン留学で得られたものは?
- 語学留学での生活スタイルは?
- インターン留学での生活スタイルは?
- フィリピン・セブ島の魅力は?
- フィリピンのおすすめの場所は?
- タクシーで気を付けることは?
- 語学留学で一番印象に残っていることは?
- フィリピンで気を付けておくことや困ったことは?
- 生理用品について
- わかばさんからメッセージ
- フィリピン留学に行こうか迷っている人へ
- 海外留学に興味のない人へ
自己紹介
氏名:わかばさん
渡航先:フィリピン
経歴:短大を卒業後、カナダ、フィリピンへ語学留学、フィリピン、アメリカへインターン留学をし、現在、IT系のセールスをしている。
~インタビュー形式~
ー まずは、簡単に自己紹介をお願いします。
はい、わかばと申します。
今はIT業界でセールスをしています。
短大を卒業後、カナダに2週間ほど語学留学をして、その後、フィリピンに3回ほど語学留学やインターン留学に行き、アメリカでもインターン留学をしました。
渡航前の体験談
ー ありがとうございます。今回は、フィリピン留学が一番長いので、フィリピンでの語学留学とインターン留学をメインにインタビューしていきたいと思います。その前に、そもそも海外に興味を持ったきっかけはなんですか?
もともとは、私の祖父母が海外に行くことが好きで、その影響が大きいです。
私もいつか大人になったら、祖父母のように色々な国に行きたいと思いました。
ー 留学するにあたって、フィリピンを選んだきっかけはなんですか?
フィリピンは語学留学に行く費用が抑えられるからです。
アメリカやイギリスなどに比べて、留学費用が3分の1ほどで行くことができます。
当時は学校を卒業したばかりであまりお金がなかったため、安く行けるフィリピン留学にしました。
ー ちなみに留学前の情報収集はどのように行いましたか?
インターネットです。
全てインターネットで調べて、片っ端から資料請求をしました。
その後、自分で比較検討し、留学を決めました。
渡航後の体験談
ー すごいですね!フィリピンでは語学留学とインターン留学を経験していますが、語学留学でのスケジュールを教えてください。
語学学校に通っている時は、毎朝単語テストがありました。
このテストに受からないとその日は外出ができないです。
かなりスパルタなテストから始まり、人によってスケジュールは違いますが、私の場合は、7コマの授業を取っていました。
その内3コマがグループ授業で先生1人に対して数人のグループで授業を受けます。
残りの4コマは個人レッスンで先生とマンツーマンで教えてもらう授業です。
ー とてもスパルタな授業ですね。毎朝の単語テストには落ちたことがありますか?
あります。
落ちる人はかなり多いです。
ただ再テストもあって、それで受かったら外出ができるシステムがあり、落ちた人は再テストを受けてました。
ー では、インターン留学でのスケジュールを教えてください。
インターン留学では、4時間働いて、3時間授業というスケジュールでした。
午前に働いて、午後に授業を受けるか、午前に授業を受けて、午後に働くかはスタッフの人達と自由に決められました。
私は朝働くことが多かったので、働いた後、昼食を取り、午後からマンツーマン授業を受けていました。
ー そうなんですね。ありがとうございます。この語学留学で得られたものはありますか?
やはり一番は仲間や友達との出会いです。
この出会いは私にとって何よりも財産になりました。
ー フィリピン留学で一番多い国籍はどこですか?
約8~9割が日本でした。
ー それはかなり多いですね。
そうですね。
フィリピン留学は、日本人にも大人気ですし、私が通っていた学校が日本資本の学校だったので、日本人が多かったのだと思います。
ー 次に多い国はどこですか?
次は台湾、タイ、ベトナムなどのアジア系です。
ー 語学留学に行って、自分の英語力が伸びた瞬間はありますか?
初めの1回目の留学は1ヵ月くらいだったので、その時はあまり英語を学ぶというよりは色々な環境を見たり、経験したいと思っていたので、あまり自主学習にも力を入れていませんでした。
そのため、あまり伸びは感じなかったです。
その後、インターン留学で9ヵ月、3ヵ月と行った時にかなり伸びたと感じました。
ー では語学留学前にやった方が良いことはありますか?
日本でも基礎の勉強はできるので、ボキャブラリー、単語などを覚えたり、簡単な文章の作成方法はやっておいた方が良いと思います。
フィリピンに行くと英語で英語を習うので、ある程度母国語で勉強しておかないと授業についていけなくなります。
そのため、日本ではしっかり基礎をやっていくことをおすすめします。
ー わかばさんがやっていたおすすめの勉強方法やアプリケーションはありますか?
私は「Real英会話」というアプリケーションを使っていました。
音声でフレーズを聞き取れて、テキストも見ることができます。
挨拶やビジネスなど様々なシチュエーションに分かれているので、良かったと思います。
ー 語学留学後、フィリピンでインターン留学、アメリカでインターン留学に行っていますが、その後の進路を教えてください。
アメリカから帰国した後は、IT系のセールスの仕事に就きました。
ー 留学した後、日本で就職活動をしましたか?
そうです。
ー そうなんですね。ありがとうございます。ではインターン留学で得られたものはありますか?
インターン留学では英語力がかなり伸びたということもありますが、毎週、毎週、新しい生徒さんが来るので、そのお世話やケアをさせてもらい、そこでの出会いが私の人生の中で青春であり、財産になりました。
この事が得られたものの中では一番大きいです。
ー 語学以上のものを得られた感じですね。フィリピンで語学留学をしていた時はどのような形で生活していましたか?
生活スタイルは、シェアハウスというか寮のような感じで、4人部屋などをみんなでシェアする形でした。
ー インターン留学の時はどんな感じですか?
インターン留学の時も同じで、2人部屋や4人部屋などがあり、空いている部屋に入って生活する感じです。
ー 部屋は同じ国籍同士になりますか?
いいえ、国籍はバラバラでした。
私が一番多国籍の部屋だった時は、私(日本人)、タイ人、ベトナム人、中国人という4人のルームメイトでした。
ー 面白そうですね‼
はい、すごく面白かったです。
文化の違いもあって、その違いも経験できました。
ー 実は、私も少しフィリピンに留学していました。同じ国籍の人が集まると、その国の言語で話す人がいましたが、日本人の割合が多い学校なので、やはり日本語が飛び交っていましたか?
そうですね。
日本語での会話が多かったです。
ただ、学校では「English only policy」があり、英語しか使ってはいけないという規定がありました。
そのため、英語を学びに来る高い志の方はちゃんとその規則を守って英語だけで話していました。
ー 学校内では母国語が禁止なんですね。
はい。
日頃から先生が「EOP(English only policy)」、「EOP(English only policy)」と注意していました。
ー ではフィリピン、セブ島の魅力を教えてください。
セブ島はきれいな海に行きやすいです。
島国で海に囲まれているので、どこに行くにも行きやすく、安く行けます。
ー 良いですね。フィリピンで印象があるのは、「ジンベイザメと泳ぐ」というアクティビティがあると思いますが、行きましたか?
はい、行きました。
ただとても近いので、私は近すぎて怖かったです。
そのため少し距離を置いていました。
水族館で見ている感じで目の間にガラス板があるんじゃないかと思うほど、不思議な感じでした。
ー フィリピンでここだけは行った方がよい場所はありますか?
モールですね。学校の目に前にパークモールという所があって、そこでは色々な方がフランクに話しかけてくれました。
歩いているだけで、「何しているの?」とか「これおいしいよ」とか。それだけで楽しかったです。
ー フィリピンに行ったら絶対体験して欲しいことってありますか?
ズンバですかね。
ダンスのようなエクササイズのような形ですが、モールなどに集まって開かれています。
そこに参加するのは面白いです。
ー 良いですね。フィリピンではよくタクシーに乗る時に気を付けてくださいとネットでも見かけますが、どういう風に気を付けたら良いか教えてください。
タクシーに乗る時は、予め距離を予測して、大体いくら位になるかを把握することですね。
観光客や日本人は身なりがきれいなので、フィリピンの人はすぐにわかり、ぼったくられます。
そこで乗る前に強気で何ペソで行けるか?を聞くと良いと思います。
そうしないと遠回りをされてしまうことがあります。
ー メーターとかは使わないですか?
メーターも使いますが、中には使っていない人もいますし、始めからメーターがついていないタクシーもあります。
メーターがついているかも確認が必要ですね。
ー バスはありますか?
ジプニーという乗合バスがありますが、学校から留学生の方は使わないようにと注意があります。
とても安いですが、スリも多く、ナイフを突きつけられたという例があるためです。
私はかなり乗ってましたが・・・。
ー 基本的に移動するならタクシーを使うんですね。
そうですね。
グラブなどのアプリで頼むことができ、値段も設定されています。
他にも忘れてしまいましたが、配車アプリがあり、それを使うと安くて安心して利用できます。
ー Uberみたいな感じですか?
そうです。
ー フィリピンの語学留学で一番印象に残っていることはありますか?
やはり人との出会いです。
週末にみんなで来週はここに行こうとか予定を立てたり、時には先生も一緒に遠足のような旅行に行きました。
日々の勉強のモチベーションも上がります。
ー フィリピンで気を付けておく所はありますか?
水道水は絶対に飲まないことです。
あとは屋台がたくさんありますが、時々、あたってしまう人がいて、何日も入院するということがありました。
食べ物や飲み物には気を付けた方が良いと思います。
ー 困ったことはありますか?
私は困ったことはは特になかったです。
欲しいものは現地で調達できましたし、医療制度も思っていたよりしっかりしていたので、体調が悪い時にはすぐに薬をもらえました。
ー 病院に行った時は英語が通じましたか?日本語を話せる人はいましたか?
セブ島では英語は通じます。
日本語は、病院にいるというよりは、病院が紹介してくれる「japanese ヘルプデスク」というのがあり、そこに電話すると日本語で対応してくれて、その先生が一緒に付いてきてくれました。本当に安心でした。
ー そういうヘルプデスクがあるんですね。食事にもあまり困らなかったようですが、フィリピンでこれは絶対に食べて欲しいものはありますか?
レチョンです。
豚の丸焼きです。
見た目はかなり強烈ですが、頼むとお店で切って出してくれます。とてもおいしいです。
ー そうなんですね。フィリピンだと雛になりかけの卵が有名ですよね?
バロットですね。食べました。
私は結構好きですが、日本人の留学生はかなり抵抗がある人が多いので、現地の先生と一緒に食べに行ってました。
味は、クリーミーで白身の部分はコリコリした感じです。
ー ここでしか味わえないものなので、体験した方がいいですね。
是非、是非。
ー 実は女性の方が出発前の準備で不安な事の一つに生理用品に関することが多いのですが、フィリピンの生理用品はどうですか?
普通にモールなどで揃えられます。
質は私はあまり気にならなかったですが、シールの粘着部分が弱かったり、強かったりしました。
ちなみに日本製はなかったと思います。
そのため、私はフィリピンのものを使っていました。
ー そうなんですね、ありがとうございます。
わかばさんからメッセージ
ー フィリピンはたくさん魅力がありますが、実際にフィリピン留学に行こうか迷っている人へのメッセージをお願いします。
少しでも行きたいという気持ちがある人はとりあえず行ってみることをおすすめします。
年齢を取ってくると体力面などで行きにくくなり、あの時行っておけばよかったと後悔するかもしれません。
もし行ってみて、自分には合わない、ダメだと思ったら、日本に戻ってくれば良いです。
今は航空券もすぐに手に入るので、とりあえず挑戦してみて欲しいです。
長い目でみた時、20・30代はあっという間に終ると思うので、今、この一瞬でしかできないことをしてみて欲しいです。
ー ありがとうございます。最後になりますが、海外留学に興味のない人へのメッセージもお願いします。
日本にずっと住んでいると日本の良い所に気付きにくいと思います。
日本の常識しか知らないで生きていくよりも世界を見て、日本のここが良い、世界ではこれは常識などの違いを経験できます。
そうすると人生の視野が広がるのを私は感じました。
是非そうした体感をするためにも海外に行って欲しいです。
ー ありがとうございます。今回のインタビューではフィリピンのことを知ることができ、フィリピン留学の楽しさが伝わったと思います。