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留学先を決めていくのにあたり、まずは気になる都市の情報を集めましょう。

ここでは、マルタで一番の繁華街セントジュリアンをご紹介します。

語学学校が多く、ヨーロッパ諸国や中東欧米などから来た留学人がたくさん暮らしているセントジュリアンは、色々な国から来た人とコミュニケーションをとりたい人にはピッタリな街といえます。

セントジュリアンの魅力/特徴

東海岸の真ん中に位置するセントジュリアンは、首都バレッタからバスで30分ほどの距離にあるマルタで一番リゾートエリアです。

ヒルトン、コリンシア、 ウェスタンといった高級ホテルが立ち並び、商業施設、飲食店、映画館など充実している繁華街なので、年中観光客や地元の人で賑わっています。

ヨーロッパで人気を誇るリゾート地でありながら、物価が比較的安いのも魅力の一つになっています。

ヨーロッパの中でも比較的治安が良いところですが、観光客狙いのスリやひったくりがいるため貴重品の管理には注意が必要です。

カジノやクラブバーなどが夜遅くまで営業しており、お酒を飲みすぎてしまう人も多くいます。

酔ったり騒いだりしている人に巻き込まれるというトラブルもありますので、夜はなるべく一人で出歩かないようにしましょう。

セントジュリアンの基礎情報

面積

1,6 平方キロメートル

人口

約1万4千人

宗教

カトリック98% 、その他が2% 

物価

(1ユーロ=約127円、2021年1月のレート)

他のヨーロッパ諸国の観光地より比較的物価が安く、日本とほぼ変わりません。

観光客が行くようなスーパーでは食料品は高いですが、ローカルなスーパーで自炊すれば生活コストは抑えられます。 

物価の目安

(地区やお店によって値段が異なります)

カジュアルなレストランのランチ 10ユーロ前後

ローカルスーパー:パスタ1.8kg1ユーロ前後、じゃがいも1kg1前後、2リットルのペットボトルの水0.5ユーロ前後

日本との時差

日本との時差は-8時間ですが、セントジュリアンにはサマータイムがあり、3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までは-7時間になります。

セントジュリアンの気候

留学先を決める上で、気候はみなさんの気になる点の一つではないでしょうか。

マルタは小さな島ですが、都市によって若干気温が変わってきます。

セントジュリアンは、日本と比べると相対的に気温が高く、冬は10°前後夏は夏は35°前後まで上がります

地中海性気候の影響で夏は空気がカラッとして過ごしやすいですが、とても乾燥しているので保湿クリームやリップは必需品です。

日差しがとても強いので、帽子が日焼け黒いサングラスは用意した方が良いでしょう。

夜は風があるので、体感温度で涼しく感じることもあります。

なるべく羽織り物を持って出かけることをお勧めします。 

セントジュリアンの文化

かつては漁師の町として栄えたセントジュリアンですが、1960年頃から少しずつ観光地へと変わり、今ではマルタで一番のリゾートエリアと言われています。

このセントジュリアンという街の名は、狩人、大工、宿泊施設支配人、渡し守の守護聖人、聖ジュリアンにちなんでつけられました。

現在でも8月の最終日曜日に聖ジュリアンを祝うお祭りがあります。

また同日には「ゴストラ」と言う聖母マリアに捧げるお祭りも行われます。

200年以上続く「ゴストラ」は、海に突き出された油が塗られた大木(16メートル)によじ登り、先端についた3本の旗を取るというセントジュリアンの伝統行事です。

セントジュリアンの有名スポット

留学は基本的にどこの年にでも行けます。ここでは、セントジュリアンの有名スポットを2ヶ所ご紹介します。

カルメル山の聖母教会

バルータ湾あるカルメル山の聖母教会は、ネオゴジック様式の美しいカトリック教会です。

海に面しているため、遠くからでも見つけることができます。

夜にはライトアップされ、散歩をする観光客や地元の人で賑わいを見せています。

ベイストリート・ショッピングセンター

中心地にある4階建てのショッピングモールで、有名ブランドショップや食材、日用品、衣類、お土産屋と揃っており、必要なものは大抵ここで手に入れることができます

飲食店や娯楽施設も併設されいるので、セントジュリアンに滞在中はここに通うことも多いでしょう。

また、基本的に日曜日はお店が閉まってしまう事が多いのですが、ここベイストリート・ショッピングセンターは日曜日もオープンしています。

まとめ

首都バレッタからバスで30分ほどの距離にあるセントジュリアンは、マルタで一番の繁華街です。

語学学校が国内で一番集中しているので、サマーシーズンには多くのヨーロッパ諸国の若者が英語を学びながらバカンスを楽しむために訪れます。

マリンスポーツが好きな人は、朝から晩まで楽しむことができます。

日本人を含めアジア人はまだまだ少ないので、英語を学ぶには良い環境といえます。

ただし、遊びの誘惑も多いので、学習の目的をしっかり決めて滞在する事をおすすめします。

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