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留学先の国を決めるのとあわせて、各都市の情報を知ることは重要です。

基本情報、気候、文化、有名スポットなど都市によって様々な特徴があります。

ここでは、素朴でアイルランドらしさを感じることができる都市「リムリック」をご紹介します。

リムリックの魅力/特徴

アイルランド第四の都市リムリックは、バイキングによって作られた街として知られています。

観光地ではないため、観光に訪れる人が少なくとても静かな環境です。

1989年に設立された新しい大学リムリック大学や語学学校があることから学生が多く、また海外からの学生の受け入れも積極的で、リムリックの学生の1割は海外からの留学生という数字が出ています。

アイルランドでは珍しくリムリック大学には日本語学科があり、日本に興味のある現地大学生と交流する機会もあります

リムリックの基礎情報

面積

59,2 km²

人口

約10万人

宗教

カトリック78.3%、そのほかの宗教(プロテスタントやイスラム教を含む)11.9%、

無信教者9.8% 

物価

(1ユーロ=約133円、2021年5月のレート)

カジュアルレストラン:13ユーロ前後

ビッグマック・セット:9ユーロ

ミネラルウォーター1.5L:1.26ユーロ前後

じゃがいも1kg:1.60ユーロ前後

日本との時差

日本とリムリックの時差は-9時間ですが、サマータイム期間(3月最終日曜日〜10月最終日曜日)の時差は-8時間になります。 

サマータイム期間は時間を1時間早めなければなりません。

スマートフォンなどの電化製品は自動的に調整されますが、腕時計などは手動で時間を合わせる必要があるのでご注意ください。

リムリックの気候

西岸海洋性気候であるリムリックは、年間を通して穏やかな気候です。

夏は20度前後と日陰だと肌寒く感じるので、少し暑い日でも薄手の上着を持ち歩いた方が良いでしょう。

地理的に寒そうなイメージのあるリムリックですが、冬も気温は氷点下を超えることはがとんどないので、過ごしやすく感じるでしょう。

リムリックの文化

アイルランドらしい街と言われるリムリックには、年間を通して様々な文化イベントが催されています。

ここでは代表的なものを三つ見ていきましょう。

3月 セントパトリックスデー・パレード

毎年3月に世界中で行われる「セントパトリックスデー」のお祭りは、リムリックでも盛大に行われます。

街で一番大きいイベント「セントパトリックスデー・パレード」には、世界中から選りすぐられたマーチングバンドもパレードに参加し、約千人のミュージシャンと約5万人の観客で、街中が緑一色に染まります。

6月-7月 アイリッシュ音楽・ダンスのサマースクール

アイルランドで唯一伝統音楽学部がある大学リムリック大学が、夏休みの期間アイルランドで著名なミュージシャンやダンサーを招いて行うワークショップ「アイリッシュ音楽・ダンスのサマースクール」。

期間は一週間でアイルランドの伝統芸を学ぶために世界中からたくさんの参加者が集まります

7月 ピッグンポーター・フェスティバル

7月には世界最大のタグラグビー・フェスティバル「ピッグンポーター・フェスティバル」が開催されます。

タグラグビーとは、ラグビーのタックル禁止版で、ラグビーボールの代わりに腰につけた2本のタグを取り合うスポーツです。

激しい接触が少ないことから子どもからお年寄りまで参加することができます。

ピッグンポーター・フェスティバルには日本を含めて世界中から代表チームが集まり競い合います。

リムリックの有名スポット

他の都市に比べて見所が少ないリムリックですが、その中でも留学中に訪ねておくべき有名スポットを見ていきましょう。

ジョン王の城

イングランド史上最悪の君主のジョン王が1210年に建てた城は、現在では「ジョン王の城」としてリムリックでいちばんの観光ポイントになっています。

敷地内にある5つの塔は登ることができ、リムリックの街を一望できる絶景ポイントになっています。

城の見学を通して、アイルランドの歴史も学ぶことができるでしょう。

セント・メアリーズ大聖堂

ジョン王の城の近くにある「セント・メアリーズ大聖堂」は、700年から1000年の間ヴァイキングが建てた議事堂跡にアイルランド王によって建設された大聖堂です。

1168年に建設されたことから、リムリックでもっとも古い建物の1つと言われています。

ロマネスク様式とゴシック様式が用いられており、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

リムリック大学

リムリックのランドマーク的存在の「リムリック大学」は、一般人もアクセスが可能で、大学の建物やキャンパスの見学をすることができます。

また敷地内にあるお店や学食の利用も可能です。

日本語学科の学生との交流イベントもあるので、留学中に一度は訪ねてみましょう。

まとめ

バイキングによって作られた街リムリックは、観光地ではないためとても落ち着いた雰囲気のある都市です。

リムリック大学があることから、海外から多くの学生を受け入れています。

日本人を含むアジア人留学生はほぼいません

英語を真剣に学びたい人には良い環境と言えるでしょう。

また、アイルランドでは珍しくリムリック大学には日本語学科があるため、交流会などのイベントに積極的に参加することによって現地の人と知り合う機会もたくさんあります。

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