概要
- 自己紹介
- 留学前の体験談
- 海外に興味を持ったきっかけ
- ダンス留学をしようと思ったきっかけ
- アメリカへ行くと決めたきっかけ
- 留学前の情報収集はどのようにしたの?
- 留学後の体験談
- ダンス留学をしていたときのスケジュール
- カリフォルニアの魅力は?
- ダンス留学で得たものは?
- ダンス留学で一番印象に残っていることは?
- カリフォルニアで生活する上で気をつけたほうが良いことは?
- カリフォルニアでの生活で困ったことは?
- 英語を実践的に使えるようにするには?
- 生理用品について
- 現地で流行っていることは?
- 現地での滞在方法
- ダンス留学からダンス講師になるまでの進路
- ゆなさんからメッセージ
- 留学に行こうか迷っている人へ
- 最後に海外留学に興味のない人へ
自己紹介
氏名:ゆなさん
出身:千葉県
渡航先:アメリカ・カリフォルニア州
入学したカレッジ名:Orange Coast College 、Fullerton College
所属したダンスチーム名:Fullerton College Dance Team Lady Hornets
渡航前の英語力:IELTS 5.5 TOEIC 700
留学にかかった費用:400万〜500万(2年3ヶ月)
経歴:外国語大学からOrange Coast College 、Fullerton Collegeへ留学し、
→ダンスティーチングの資格を取り、OPTを利用して働いている。
~インタビュー形式~
ー まずは、簡単に自己紹介をお願いします。
今、アメリカのカリフォルニア州、ロサンゼルス近くでダンス留学をしているゆなです。
日本に居た時からチアダンスをやっていて、実際にチアダンスの本場アメリカでチアダンスをしてみたいと思い、渡米しました。
今は、学校を卒業し、インストラクターとしてアメリカで働いています。
渡航前の体験談
ー ありがとうございます。では、今回はダンス留学をメインにインタビューをしていきたいと思います。そもそも海外に興味を持ったきっかけはなんですか?
小さい頃に住んでいた家の近くに英語塾があり、母親が体験レッスンに連れて行ってくれたからです。
その頃はまだ周りの友達も英語をやっていなかったのですが、私は他の子よりも海外や英語に興味があって、英語の成績も良かったので、高校進学の時に国際教養科のある高校を選びました。
実際にアメリカやカナダに語学研修やホームスティをする環境で、より海外に対して興味が強くなりました。
ー ダンス留学をしようと思ったきっかけは何ですか?
初めは語学留学を考えていましたが、大学で身近に様々な留学制度があり、折角留学するならば、好きなことや、ためになる留学がしたいと思ったのでダンス留学をしました。
ー そうなんですね。ダンス留学をする上で、アメリカへ行こうと決めた理由はありますか?
アメリカはチアダンスの本場であり、チアダンスやチアリーダーがメジャースポーツでは欠かせない存在であることや女性にとっては華のあるスポーツとして有名で、アメリカが発祥のため、本場で学びたいと思い、アメリカへ行きました。
ー ちなみに留学前の情報収集はどのように行いましたか?
初めはいくつかの留学エージェントに相談しました。
ダンス専攻の学校情報は見つかりましたが、ダンスチームに入って、ダンサーとして活動をしたいという要望に対応できる所がなかったので、自分でWebを通じて探しました。
渡航後の体験談
ー そうなんですね、ありがとうございます。ダンス留学をしていた時のスケジュールを教えてください。
ダンス授業の時間がバラバラなので、初めは月~木曜日は朝から夜までダンスの授業や練習をしていました。
金・土・日曜日は授業がないので、友達と遊びに行ったり、出かけていました。
その後、オーディションでダンスチームに合格してからは、平日は朝の6時からダンスチームの練習があり、朝練の後に授業があり、平日は学校でバスケの応援に駆り出され、土日はフットボールの応援に行っていました。
ー それはとてもハードスケジュールですね。カリフォルニアで生活する上での魅力的な点は何ですか?
住んでいた場所が南カリフォルニアでビーチなどの自然が近くにあったため、週末にビーチやハイキングに行って、自然を満喫したり、ホームパーティーに参加したり、日本に居た時とは全く違く週末の過ごし方ができる所です。
ー すごくいい生活ですね。それを聞くと行きたくなりますね。ダンス留学で得たものは何ですか?
日本では誰かが作った振りなどを踊っていましたが、留学先では自分で考えて、表現し、パフォーマンスをする授業がほとんどで、初めは恥ずかしかったり、戸惑いましたが、今では音楽が鳴ると自然と動けることが楽しく、表現力がつきました。
同様に、ダンスだけでなく、発言で自分の意思を伝えることもできるようになり、自分の世界観などを伝えることに繋がっています。
ダンス留学で日本とは違う「ダンスのあり方」を学ぶことができました。
ー そうなんですね。ダンス留学で一番印象に残っていることは何ですか?
オーディションで合格したことです。
成功体験が得られました。
ー それはいいですね。カリフォルニアで生活する上で気をつけたほうが良いことはありますか?
車がないとどこに行くにも不便なので、車が必須です。
住んでいる所は電車がなく、バスは貧しい人や生活に余裕がない人が乗っていることがあり、女の子一人で乗ると危ないです。
外も歩いている人がほとんどおらず、特に夜に歩くと危険です。
ー カリフォルニアでの生活で困ったことは何ですか?
銀行でカードを作ったり、電気やガスの手続き、免許を取る時に電話対応が必要な事が多く、専門的な英語が必要で、それを自分でやらなくてはいけないため、英語力が足りず、大変困りました。
ー それは大変ですね。英語を実践的に使えるようにするにはどうしたら良いですか?
最初はわからなくても周りの外国人の友達と出かけたり、クラスの子に話しかけて、色々な英語を教えてもらい、自分も知っている単語をたくさん使って積極的に話すことで英語力やリスニング力が伸びたと感じました。
ー 生理用品事情について聞かせてください。アメリカと日本ではどんな違いがありますか?
アメリカではタンポンが主流で、大学のトイレに生理用品(タンポンやナプキンなど)の自動販売機が置いてあります。
また住んでいる所の近くに日系のレストランがあるので、少し高いですが、日本製のナプキンを売っていました。
学校のヘルスセンターでは無料でタンポンを配ってくれました。
ー 日本と全然違いますね。今、現地で流行っていることを教えてください。
TikTokが流行っています。
ダンスのレッスンが終った後にみんなでTikTokを撮ってあげています。
ー 楽しそうですね。ダンス留学をしていた時の過ごし方を教えてください。
最初の半年は、留学の手続きをしたエージェントを介して、学校からホームスティ先の指定があり、1カ月$950くらいの所でホームステイをしていました。
ー ありがとうございます。ダンス留学後からダンス講師になるまでの進路を教えてください。
日本の大学は休学した状態で、アメリカの大学に正規で留学し、ダンスの資格(ダンスティーチング)を約2年かけて取って、卒業しました。
その後は、OPTという1年間アメリカで働けるカードを申請して働いています。
ー 現状もそのOPTを使って働いているんですね。ありがとうございます。
ゆなさんからメッセージ
ー 留学に行こうか迷っている人へのメッセージをお願いします。
今の時期は、コロナが心配であったり、オンラインでしか学ばべないという状況でもあり、パフォーマンスの機会がなくて大変ですが、実際にアメリカに来ると日本とは全然違う「ダンスのあり方」が学べたり、ダンスが身近に根付いている文化を体験できるので、日本にいる時よりも色んなことが学べて、様々なダンサーに関われます。
ダンスを深く学びたい、もっと色んなジャンルや色んな人と踊りたいと思っている人には、是非、挑戦して欲しいと思います。
ー 最後になりますが、海外留学に興味のない人へもメッセージをお願いします。
海外に興味がない人にとっては、海外に出ることは不安に感じたり、大きい一歩のように感じると思いますが、海外に出ることで、英語力だけでなく、多様な文化や人に出会えるので、とても視野が広がると思います。
日本に住んでいた時は、「こうしなくちゃ」、「これが正しい」など協調性ばかりを気にして、窮屈に感じていましたが、実際にアメリカに来て、「自分は自分でいい」、「こういう考えの人もいる」など人を認めてあげられるようになり、本当に視野が広がって、考え方が変わりました。
長期の留学じゃなくても、ちょっとした旅行感覚で海外の人と話したりすると自信に繋がることもあります。
日本の他の県に行く感覚で海外に出てみると、様々なことを吸収できたり、学べると感じているので、是非、海外に行ってみてください!
ー ありがとうございます。今回のインタビューではアメリカでのダンス留学のことを知ることができました。