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留学先を決めるポイントは、まず国の情報を知ることから始まります。

基本情報、民族構成、気候、文化など国によって様々な特徴があります。

その国に興味を持つことから初めてみましょう。

マレーシアの魅力/特徴

マレーシアは、大きく分けてマレー半島とボルネオ島の2つの島からなる島国です。

西側のマレー半島は南部のみがマレーシアの領土で、北部はタイ、東側のボルネオ島も一部がマレーシアの領土で、インドネシアとブルネイに接しています。

赤道近くに位置し、熱帯気候のため、一年中常夏の国です。

近代化が進む首都のクアラルンプール、自然が多く残るコタキナバル、リゾート地のランカウイ島やペナン島など見どころがたくさんあります。

日本から首都のクアラルンプールまでは直行便で約7時間、時差もマイナス1時間とアジア圏の中でもアクセスしやすい場所として人気です。

マレーシアの基礎情報

面積

約33万平方キロメートル(日本の約0.9倍)

人口

約3200万人(2017年:マレーシア統計局調査)

首都

クアラルンプール

宗教

国教はイスラム教、その他に仏教、ヒンドゥー教、キリスト教など。

物価

水(約330ml)が約40円(≒1.45リンギット) ※2021年3月時点

日本との時差

-1時間

マレーシアでは特にサマータイム実施はありません。

マレーシアの民族構成

マレーシアは民族構成が複雑な国で、多民族国家です。

国民の約69%がマレー系、約23%が中国系、約7%がインド系、約1%がその他です。

マレー系の中には、サラワク州のイバン族、ビダユ族、サバ州のカダザン族などの先住民も含まれ、それぞれ異なる文化や風習、宗教などを持っています。

公用語は「マレー語」ですが、中国語、タミール語なども話されるため、共通語として英語が広く通用します。

どのような民族構成になっているか確認してみましょう。

マレーシアの気候

赤道近くに位置し、熱帯気候に属する「マレーシア」。

年間の日中平均気温は30度前後で、35度を超える日は比較的少なく、朝夕は25度前後と過ごしやすいのが特徴です。

地域によって影響を受けるモンスーン(季節風)が異なるため、雨の多い季節が地域によって異なりますが、日本の梅雨のように1日中雨が降る事は少なく、30分~2時間程のスコールが降る程度です。

服装は、年間を通して日中は夏の服装で大丈夫ですが、雨が降った後や朝晩は肌寒くなることもありますので、薄手の長袖など羽織るものがあると便利です。

また日差しが強いので、日焼け止めやサングラス、帽子、雨具などは必須です。

マレーシアの文化

多民族国家の「マレーシア」。

アジアとヨーロッパを結ぶ貿易の交差点として発展を遂げ、今なお進化し続ける国です。

イギリス統治時代の面影を残しつつ、観光客を魅了するビーチリゾートや豊かな自然があり、食文化も様々です。

特色ある「マレーシア」文化をいくつか紹介します。

マレーシア国旗の意味

マレーシアの国旗は青、赤、白、黄の4色が使われています。

青、赤、白の3色は、かつてこの国を支配していたイギリス国旗「ユニオンジャック」に由来しています。

14本の赤と白の線は独立した時の州の数を表し、三日月と星はイスラム教の国であることを表しています。

バラエティに富んだ食文化

マレーシアには、大きく分けてマレー系、インド系、中国系の3つの料理とさらに進化したニョニャ料理があり、それぞれの民族の味がお互いに影響し合い、独特の食文化を作り上げています。

マレー系

ココナッツや香辛料を使ったスパイシーな料理が特徴的です。

ほどよい辛さと酸味、甘みがあり風味豊かな料理になっています。

インド系

南インド料理が多く、ココナッツたっぷりの豆や野菜の料理が特徴的です。

北インド料理は肉がメインでスパイシーです。

中国系

あっさりした味の広東料理など華南地方の料理が多く、マレー風やインド風にアレンジされた料理もあります。

ニョニャ料理

中国料理をベースにスパイスの効いたマレー料理がミックスされた料理です。

もともとは家庭に伝わる料理です。

英語とマレー語を混ぜた「マングリッシュ」が一般的

マレーシアは多民族国家のため、母国語の他に英語を話す人が多く、マレー語と英語を交えて話す「マングリッシュ」が良く使われています。

アジアでは、シンガポールの次に英語力が高いとも言われ、近年、ビジネスの拠点や留学先として注目を集めています。

発音やイントネーション、文法に独特の表現がありますが、日本人には聞き取り易く、英語学習の初心者には始めやすいかもしれません。

マレーシアの主な留学先

アメリカやイギリスなどに比べ格安で留学できるのが魅力的です。

アジアでは、シンガポールの次に英語力が高いとも言われ、留学先として注目を集めています。

多民族国家であるため、共通語として英語教育に力を入れているマレーシア国内の主な留学都市を紹介します。

クアラルンプール

マレーシアの首都で貿易、商業、政治など国の中心的な街です。

中華系やマレー系、インド系やアラブ系など国際色豊かな人々が生活しています。

イギリス統治時代の面影を残す歴史的建造物と街のシンボル「KLタワー」や「ペトロナス・ツイン・タワー」などの近代建築物が融合した街です。

現在もさらなる発展を続け、近代性と多面性を持つエネルギーに満ちた街です。

コタキナバル

マレーシアで2番目に大きなサバ州の州都で、東マレーシア最大の都市です。

世界遺産のキナバル国立公園、多種多様な動植物、先住民の伝統文化などが息づく、自然や観光資源に恵まれた場所です。

19世紀には「アピ」、イギリス支配時代には「ジェッセルトン」という名前で呼ばれ、街には昔の名残の名称が残されています。

現在はKota Kinabaluの頭文字を取って「KK」という愛称で呼ばれています。

まとめ

留学先のひとつ人気の「マレーシア」をご紹介しました。

マレーシアは多民族国家であり、様々な民族の文化や伝統、風習を守り、お互い尊重しながら、近代的な発展を遂げています。

日本人のシニア層では、リタイア後の拠点として考える方も多く、気候や食事、物価の安さなど生活する上で必要な要素が揃っています

また英語力の高さから留学する人も増え、注目を浴びている国のひとつです

ぜひ、マレーシア留学を検討してみましょう。

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