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ヨーロッパ人学生が最も注目する留学先である首都ダブリン。

近年アメリカ大手の IT 企業がヨーロッパ本社や事業拠点を構え、また金融中心街としてもヨーロッパを支えるアイルランド最大の都市の魅力をご紹介します。

ダブリンの魅力/特徴 

ダブリン城を中心に円を描くように構成された首都ダブリンは、アイリッシュパブの聖地としても知られており、市内には800件にも及ぶパブが立ち並んでいます。

メインストリートには、高級ブランド店や最新のファッションショップが立ち並ぶショッピングをする地元の人や観光客、そして日が暮れるとパブやナイトクラブを楽しもうとする若者で賑わい、昼間から夜まで活気があります

また1990年代からはMicrosoft、 Google、Amazon、 Facebook、 Twitter、 eBay などのアメリカの企業がヨーロッパ本社や事業拠点としてダブリンを選んでおり、ヨーロッパ最大の 国際都市となっています。

その反面、市内は緑地も多く、至る所に歴史的建造物も立ち並び、当時のままの姿を残しているのも魅力の一つです。

ダブリンの基礎情報  

面積

318平方メートル

人口

約120万人

宗教

カトリック78.3%、そのほかの宗教(プロテスタントやイスラム教を含む)11.9%、無信教者9.8% 

物価

(1ユーロ=約127円、2021年1月のレート)
ダブリン市内の家賃は増加傾向にあり、立地エリアにもよりますが18平米のワンルームアパートだと1800ユーロ前後になります。そのため多くの学生はルームシェアを利用するのが一般的で、その場合は家賃は800ユーロ前後に抑えられます。

日本に比べると外食は若干高めですが、食材は比較的安いので、留学中は自給をすればかなりの節約になります。

水道料金が高めなので、使用する際には気をつけてください。

物価の目安

ランチは約15ユーロ、ディナーは約30ユーロ、コーヒーは約3ユーロ、ビール1杯(約560ml)で約5ユーロ、スーパーのミネラルウォーターは2リットルサイズで約1ユーロ、食パンは1斤で約1ユーロ

日本との時差

日本との時差は-9時間ですが、アイルランドにはサマータイムがあり、3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までは-8時間のとなります。

ダブリンの気候

年によって大きく変わってきますが、まずは平均気候を確認していきましょう。ダブリンの降雨量は国内で最小量で、アイルランドでもっとも乾燥している都市です。

そのため、保湿力の高いクリームやリップなどは必需品です。

夏は20度を超えず、冬でも気温がマイナスに達しないため、比較的過ごしやすい気候と言えるでしょう。

夏は日が長いため夜の10時まで明るく、逆に冬は15時には日が暮れてしまうのが特徴です。 

ダブリンの文化

キリスト教徒が入植してくる前に信仰されていた自然崇拝である「ケルト文化」が、今も音楽やダンスなどの文化に大きな影響を与えていると言われています。

シン・ズィー や U 2、シネイド・オコナー、ウエストライフなど世界的に成功しているミュージシャンの次々と輩出する根底には、ケルト音楽の影響があるのかもしれません。

「文学の街」としても世界的に有名で、詩人のウィリアム・バトラー・イェイツ、ミュージカルの「マイフェアレディ」の原作者ジョージ・バーナード・ショー、フランスで劇作家として活躍したサミュエル・ベケットなど、数々のノーベル文学賞を受賞者を輩出しています。

その他にも「幸福な王子」や「ドリアングレイの肖像」の作者であるオスカー・ワイルド、「ドラキュラ」を生み出したブラム・ストーカーもダブリン出身です。

また、ダブリンはヨーロッパ屈指のナイトクラブ文化の顔もあります。

国内最大の繁華街「テンプルバー 地区」には、国内外問わずパーティー好きの若者が集まるため、以前は夜の雑音や酔っ払いの騒動など問題になっていました。

しかし現在では、政府の再開発により「カルチャー地区」に指定され、パブやクラブだけでなく、ギャラリーやレストラン、おしゃれなカフェなどが集中する観光名所として生まれ変わっています。

ダブリンの有名スポット

ダブリン市内には語学学校が多く、留学は基本的にどこの場所にでも行くことができます。

ここでは、魅力の詰まったダブリンの有名スポットを二ヶ所ご紹介します。

ダブリン城

ダブリン旧市街の中心にあるダブリン城の起源は、バイキングの砦さと言われています。

10世紀初頭のノルマン人の征服により徐々に拡大され、ランドマークであるレコード・タワーは1226年に建築された当時のままの姿を残しています。

現在では、大統領の就任や国家国際会議など重要な国の式典の際に利用されます。

ギネスビールの工場博物館

アイルランドといえばなんといってもビールでしょう。

その中でも最も有名なのがギネスビールです。

市内の外れにあるギネスビールの工場博物館では、ギネスビールの生い立ちに始まり、原材料や生産工程を知ることができます。

見学の最後には試飲コーナーがあり、お酒を飲めない方にはソフトドリンクが振る舞われます。

昔の宣伝広告や、ビール製造道具などもあり、お酒に興味がない人にもビールを通してアイルランド産業の歴史を学ぶことができるのでおすすめです。

また、博物館には充実したグッズを揃えるギネスショップが附随しており、アイルランドのお土産選びには最適です。

まとめ

ヨーロッパのビジネスの拠点として世界中から大企業が進出しているため、近隣国から注目を集めており、現在ヨーロッパ人が選ぶ留学先ナンバーワンの都市になっています。

市内は一年を通して観光客や現地の人々で賑わっていますが、バスや電車で少し行くと風景がガラリと変わり、緑豊かな大自然が広がっています。

アイルランド全体の人口の50%以上が集まっていると言われる、国内最大の都市ダブリン。

日本からのアイルランド直通便がないため、他の英語圏に比べて日本人が比較的少ないので、英語を集中的に学びたい人には魅力な街と言えるでしょう。

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