アメリカ留学のおすすめエージェント11選を比較【2025年12月】

アメリカ留学を決めたものの、エージェント選びに迷う人は多いでしょう。

初めての留学では、学校選びやビザ申請、現地での生活サポートなど、不安を感じる場面が少なくありません。

信頼できるエージェントを選ぶためには、実績やサポート体制、現地対応の有無を確認することが大切です。
この記事では、留学経験を持つ筆者がアメリカ留学に強いおすすめエージェント11社を比較して紹介します。

特徴やサポート内容、料金体系を整理し、自分に合うエージェントを見つけやすいようにまとめています。

初めての留学を安心して成功させたい人にとって、失敗しない選び方を学べる内容になっています。

アメリカ留学におすすめのエージェントランキング

アメリカ留学を成功させる上で、信頼できる留学エージェント選びは最も重要なステップといえます。

特にアメリカは留学先として人気が高く、語学留学から大学進学、専門留学まで目的が多岐にわたるため、自分の目標に合ったサポート体制を持つ会社を選ぶことが欠かせません。

ここでは、筆者がサポート体制や実績をもとに厳選した信頼性の高いエージェントを11社紹介します。

アメリカ留学エージェント	特徴	現地拠点	特化分野	手数料
EF	・世界最大級の直営校 ・質の高い教育	主要8都市	語学/進学	〇
スマ留	・提携校多数 ・コスパ〇	なし	語学/短期	〇
スクールウィズ	・オンライン完結 ・口コミ数最大級	なし	語学/社会人	〇
留学情報館	・カリフォルニア大　学合格保証あり ・情報量多い	LA/NY/ホノルル	大学/大学院	〇
アメリカ留学.US	・大学提携が豊富 ・アメリカ特化	サンディエゴ	正規留学	×
TEAM Sugi	・コミカレ留学特化 ・生活サポートあり	ワシントン	コミュニティカレッジ	〇
成功する留学	・柔軟なプランでコスパ〇	サンディエゴ	総合留学	△
ICCコンサルタンツ	・出願戦略や試験対策 ・ビジネス志向	シアトル	社会人/大学	〇
栄陽子留学研究所	・学力に応じた個別対応 ・50年以上の実績	ボストン	高校～大学院	×
ウィッシュ	・日本人スタッフ常駐 ・丁寧なサポート	SF/LA/NY/ハワイ	総合留学	×
KRM	・女性カウンセラー中心 ・親身な対応	NY/LA/SF	社会人/女性	△

EFは世界規模の教育機関の強み

EFは、直営の語学学校を世界各地で運営する大手教育機関です。

アメリカではニューヨークやロサンゼルスなどの主要都市にキャンパスがあり、教育内容や安全基準を一貫管理できる点が大きな強みといえます。

出発前からオンライン学習を活用でき、渡航後も学習計画に沿って継続しやすい仕組みが整います。

語学研修で終わらせず、その後の進学やキャリアにつながる選択肢を段階的に提案してくれるため、初めての留学でも目的意識を保ちやすいでしょう。

費用や期間の幅も広く、短期から長期まで柔軟に選べます。直営校ゆえの統一品質に魅力を感じる人に適しています。

スマ留は提携校が多く主要な語学学校を網羅

スマ留は、語学学校の空き時間・空き教室を活用する独自の仕組みで、総費用を抑えやすいことが特長です。

ニューヨークやロサンゼルス、サンディエゴなどで提携校を案内し、週数や滞在形態を決めるだけで概算が見えやすい料金設計を採用しています。現地オフィスはありませんが、トラブル時には年中無休のコールサポートで相談できます。

事前カウンセリングや出発前オリエンテーションも用意され、渡航準備の抜け漏れを抑えられます。

分割支払いに対応する仕組みもあり、費用負担の平準化を図りたい社会人や学生にとって現実的な選択肢といえます。コストと安心感の両立を狙う人に向いています。

スクールウィズはオンライン中心のサポートで気軽に相談

スクールウィズは、豊富な学校データと口コミ情報を基盤に、オンライン完結で留学手続きを進めやすい点が魅力です。アメリカの主要都市の語学学校を多数掲載し、学習目的や立地条件、授業形式などの比較軸で候補を絞り込めます。

出発前には「プレ留学」と呼ばれる英語学習支援があり、専任チューターの伴走で弱点補強を進められます。手数料はかからず、地方在住でも面談から申込まで非対面で完了します。

口コミに基づく実感値を重視し、学校選定を納得感のあるプロセスで進めたい人に合います。準備段階から学習習慣を整えたい学習者にも使いやすいサービスです。

留学情報館は老舗の留学エージェント

留学情報館は、大学・大学院など正規留学の進学支援に強く、コミュニティカレッジからの編入戦略を含めた設計に定評があります。

ロサンゼルス、ニューヨーク、ホノルルの各拠点と連携し、出願書類づくりや学習計画の見直しを段階的に支援します。語学だけでなく、目標スコアの取得や学部選択、滞在環境の最適化まで視野を広げて提案してくれる点が安心材料です。

費用を抑えながら名門校を目指す場合にも、要件整理と手順の分解を丁寧に行います。事前相談から出発後の生活サポートまで見通しを立てたい受験生や保護者に向いています。

アメリカ留学.USは多数の米国大学・カレッジと提携

アメリカ留学.USは、アメリカの大学・カレッジと幅広く連携し、出願からビザ、滞在先までをまとめて相談できる体制を構築しています。

現地拠点とつながる運営形態のため、学期開始時期や入学条件の細かな変更に対しても最新情報に基づく助言を受けやすいでしょう。

正規留学だけでなく、語学研修や短期プログラムの情報も扱い、現地生活の立ち上げに必要なアドバイスを日本語で受けられます。

出願戦略の立案や必要書類の確認など、手続き負荷の高い部分を任せられる点が強みです。アメリカの制度理解を深めながら、安全に準備を進めたい人に適しています。

TEAM Sugiのコミカレ留学は学費を抑えて学位取得が目指せる

TEAM Sugiは、コミュニティカレッジから四年制大学への編入を前提に、学費を抑えて学位取得を目指す設計に特化しています。

英語運用能力に不安があっても、現地の授業環境に慣れる段階を踏むことで、無理なく学部課程へ移行しやすくなります。奨学金や住環境の情報を含め、到着後の生活立ち上げまで視野に入れた支援が受けられます。

目的が明確で、将来的に専攻を定めつつ費用対効果を高めたい学生に向くスタイルです。編入時期や単位認定の条件が学校ごとに異なるため、最新の要件整理を並走してもらえる安心感があります。堅実な手順で進学したい人に合います。

成功する留学はビザ取得や航空券・宿泊先の手配までワンストップ

成功する留学は、航空券や滞在先、保険手続きまでを一括で相談できる点が特徴です。初めての渡航で段取りに不安が大きい場合でも、事前オリエンテーションや渡航後の連絡体制を整え、動線の分かりやすさを意識した設計で支援します。

現地オフィスと連携し、生活の立ち上げ期に起こりやすい細かな困りごとにも対応します。サポートの範囲はプランによって調整でき、費用と安心感のバランスを取りやすい点も利点といえるでしょう。

学校選びから手続き実務までまとめて任せたい人、準備の負荷を軽減したい家庭に適しています。

ICCコンサルタンツは出願戦略から英語試験対策まで総合的にコーチング

ICCコンサルタンツは、学部履修と現地企業インターンを組み合わせる実務志向の留学に強みがあります。社会人や就職直前の学生が、履修内容と職務経験を並行して積み上げる設計を選びやすく、帰国後のキャリアにもつながりやすいでしょう。

出願戦略の立案、英語試験の準備、スケジュール管理までを含めて伴走し、夜間や休日の相談枠を用意するなど、働きながら準備する人にも配慮します。

学習成果を実務スキルに転化したい人に向き、長期的な職業目標と整合した留学計画を作りたい場合に適しています。実践的な人材育成を重視する層と相性が良いです。

栄 陽子留学研究所は学力や将来像に合った最適なプランを提案

栄 陽子留学研究所は、高校から大学院までの正規留学を対象に、段階的な支援を行います。入学までの準備で終わらせず、履修計画や学業のフォロー、卒業までの到達点を見据えた助言を継続して受けられます。

国内外の拠点を持ち、保護者を含めた情報共有も丁寧に進むため、初めての正規留学でも判断材料が揃いやすいでしょう。

学力や適性、将来像に合わせて学校の難易度や環境条件を調整し、過不足のない設計に仕上げます。受験対策と生活設計を両輪で動かしたい家庭に適しており、堅実な歩幅で成果を狙いたい受験生に向いています。

ウィッシュは現地に日本人スタッフが常駐

ウィッシュは、日本人スタッフが常駐する現地オフィスをアメリカの複数都市に置き、24時間緊急対応や生活面まで相談しやすい体制を整えています。

ホームステイ先の手配も自社基準で行い、定期的に日本からもスタッフが訪問して受け入れ家庭の確認を重ねています。出発前には説明会や手続き代行を活用でき、到着後は生活立ち上げのサポートや緊急連絡の窓口を利用できます。

カウンセラー全員が留学経験者であり、帰国後の就職サポートまで任せられます高校生や初めての海外という前提でも、丁寧に伴走してもらえる点が評価につながります。現地での支えを重視し、暮らしの不安を減らしたい学習者に適しています。

KRMはアメリカ国内に3つの現地拠点あり

KRMは、女性カウンセラー中心の体制で、社会人や女性の初留学を想定したきめ細かな対応を続けています。ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコに拠点を置き、相談はオンラインやメッセージで気軽に始められます。

出発前には個別オリエンテーションや学習面の下準備を案内し、到着後は生活に関する基礎情報や学校との連絡調整を手伝います。

ホームステイ先は現地と近い関係性の家庭を優先して紹介し、生活の立ち上げを支えます。少人数ならではの親身さを求め、安心して環境に慣れたい人に向いています。丁寧なやり取りを望む人に合います。

アメリカ留学エージェント選びで比較すべきポイント

自分の目的に合ったエージェントを決める際に、会社ごとにサポート内容や料金、得意分野が異なるため、比較せずに決めてしまうと後悔する可能性があります。

まずは、どの分野の留学に強いか、どのようなサポートを受けられるかを把握しておくことが大切です。また、無料か有料かによってサポート範囲が変わる点にも注意が必要です。

さらに、カウンセラーの経験や資格も信頼性を見極めるうえでの重要な判断材料になります。以下では、アメリカ留学エージェントを選ぶ際に確認すべき4つの比較ポイントを詳しく見ていきましょう。

希望する留学分野への対応力（語学・大学・コミカレなど）

留学エージェントを選ぶ際は、自分の目的に合った分野にどれだけ対応しているかを確認することが重要です。語学留学に強いエージェントであれば、英語力の向上を中心としたカリキュラムや提携語学学校の数が充実しています。

一方、大学や大学院進学を目指す場合は、出願サポートや奨学金情報、推薦枠の有無などを重視すべきです。コミュニティカレッジ（短大）への進学を希望する人は、編入実績や単位認定制度に詳しい会社を選ぶと安心です。

目的に合ったサポートを受けられれば、準備期間を短縮でき、入学後のミスマッチも防げます。自分の将来の目標を明確にしたうえで、どの分野に強いかを比較しましょう。

サポート内容とサポート体制の充実度

エージェントを比較する際には、提供しているサポートの内容と体制を必ず確認してください。ビザ申請や学校手続き、滞在先の手配はもちろん、出発前の英語レッスンや現地生活オリエンテーションなどがあると、初めての留学でも安心です。

また、現地に日本人スタッフが常駐しているかどうかは、トラブル発生時の大きな安心材料です。サポートがオンライン完結型の場合でも、問い合わせ対応の速さやカウンセラーの専門性が信頼性に直結します。

現地オフィスの有無、サポート窓口の時間帯、緊急時の対応体制などを比較し、自分が安心できる支援を受けられるかを見極めることが大切です。

無料エージェントか有料か

留学エージェントには、無料で利用できる会社と有料サービスを提供する会社があります。無料エージェントは提携校からの手数料で運営しているため、利用者は費用負担が少なく、語学留学や短期留学を検討する人に人気です。

ただし、提携校に偏りが出る可能性があるため、紹介される学校が自分に合っているかをしっかり確認しましょう。

一方、有料エージェントは、出願戦略や英語試験対策、ビザ申請の代行など、より専門的なサポートを受けられる点が魅力です。

特に大学・大学院留学を目指す人や、希望条件が細かい人には有料エージェントのほうが適しています。料金だけで判断せず、内容の質と成果を比較しましょう。

信頼性・カウンセラーの専門性

信頼できるエージェントを見極めるうえで、カウンセラーの専門性は非常に重要です。実際に留学経験があるカウンセラーや、教育関連資格を持つスタッフが多い会社は、現地生活の実情を踏まえた提案をしてくれます。

また、政府認定団体や業界団体（JAOS：日本留学サービス協会など）に加盟しているかどうかも確認ポイントです。

悪質な業者を避けるためには、口コミや実績、設立年数も参考になります。特に初めての留学では、担当者がどれだけ親身に相談に乗ってくれるかを見極めましょう。

契約前の見積もりの詳細が曖昧だったり、契約を急かしてきたりする場合もあるので、その場で決めずにしっかりと比較検討することが大切です。信頼できる人に任せることが、留学成功への第一歩といえるでしょう。

アメリカ留学のエージェントに関するよくある質問

アメリカの大学院に留学したい場合の注意点は？

アメリカの大学院留学では、学部時代の成績（GPA）と英語力が合否を左右します。多くの大学では、英語試験としてTOEFL iBTまたはIELTSのスコア提出を求めており、専門分野によってはGREやGMATが必要になる場合もあります。

日本の大学と異なり、アメリカでは出願書類の質が非常に重視されるため、志望動機書や研究計画書を丁寧に作成することが大切です。

エージェントを利用する場合は、大学院出願サポートに特化している会社を選びましょう。

特に「栄陽子留学研究所」や「ICCコンサルタンツ」などは、志望校選びから出願戦略、面接対策まで一貫して支援してくれます。出願締切が早い大学もあるため、少なくとも1年前から準備を始めると安心です。

アメリカ留学におすすめの都市は？

アメリカは広大な国であり、都市によって環境や学び方が大きく異なります。語学留学で人気が高いのは、ニューヨークやロサンゼルス、ボストン、サンフランシスコなどの大都市です。

これらの都市は文化的にも豊かで世界各国から学生が集まるため、国際的な雰囲気を味わえます。

一方で、費用を抑えて落ち着いた環境で学びたい人には、シアトルやサンディエゴ、ポートランドといった都市がおすすめです。

気候が穏やかで治安も比較的良く、生活コストも大都市より低くなります。留学エージェントを通すと、希望する分野や予算に応じた都市を提案してもらえるため、目的に合わせて最適な地域を選ぶことが重要です。