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留学先の国を決めるのとあわせて、各都市の情報を知ることは重要です。

基本情報、気候、文化、有名スポットなど都市によって様々な特徴があります。

その都市に興味を持つことから初めてみましょう。

シアトルの魅力/特徴

アメリカ西海岸の北側に位置し、カナダとの国境に接するワシントン州最大の都市「シアトル」。

東に『ワシントン湖』、西に『エリオット湾』、ワシントン州最高峰の『マウント・レーニア』、世界遺産の『オリンピック国立公園』などがあり、豊かな自然に恵まれたシアトルは、別名「エメラルド・シティ」と呼ばれ親しまれています。

比較的治安が良く、アメリカ国内で最も住みやすい都市の一つです。

街のシンボルである『スペース・ニードル』からはきれいな街並みやマウント・レーニア、オリンピック半島などの絶景を見渡すことができます。

ハイキングやカヤック、スノーボード、サイクリングなど様々なスポーツが手軽に楽しめるのも魅力的です。

その一方で、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、スターバックスなど世界でも知られる大企業を生み出した産業都市でもあります。

シアトルの基礎情報

面積

約369.2平方キロメートル

人口

約75万人(2019年:United States Census Bureau調査)

宗教

信教の自由を憲法で保障、主にキリスト教

物価

牛乳1リットルあたり約100円(≒$0.94) ※2021年2月時点

日本との時差

-17時間

3月第二日曜日~11月第一日曜日はサマータイムが実施され、1時間進める

国土の広いアメリカではエリアによって時差が異なります。

また、サマータイム実施の前後日は時計の調整を忘れないよう注意が必要です。特に飛行機の乗換えをする場合は気を付けましょう。

シアトルの気候

日本と同様に四季がありますが、夏でも30℃を超えることはあまりなく、冬でも最低気温が氷点下になることは多くないため、比較的快適に過ごせます。

春(4月~6月)は、4月の最初の頃は冷え込みが厳しくなるので、冬用のコートが必要です。

5月に入ると春らしくなり、長袖のシャツにパンツ、またはワンピースに1枚羽織るくらいで過ごせるようになります。

夏(7月~9月中旬)は、1年を通して最も快適に過ごせる季節です。

半袖1枚、または夏用ワンピースなどの格好で十分です。

ただし日本の夏よりも日差しが強いため、帽子やサングラスがあると便利です。

秋(9月中旬~11月中旬)は、9月の後半になると、次第に気温が下がり、雨も多くなってきます。

薄手のセーターやジャケット、または秋用コートなどがあれば安心して過ごせます。

11月中旬にはぐっと冷え込むことが多くなり、氷点下近くまで気温が下がることがあるため、冬用のコートが必要です。

冬(11月中旬~3月)は、夜は日本よりも少し厳しいため、手袋や厚手のセーターを準備しましょう。

また雨が多いため、雨対策として、レインコートや傘が必要です。

シアトルの文化

海・湖・山など豊かな大自然と共存し、「エメラルド・シティ」という別名を持つ「シアトル」の特色ある文化をご紹介します。

ネイティブ・アメリカンと深い縁がある!

数千年前にネイティブ・アメリカンと呼ばれる先住民が移住した街で、ワシントン州には、約50の部族が住んでいました。

そのため市や町、川などには、彼らがつけた名称に近い発音になるように英語のアルファベットをあてはめたものがそのまま使われています。

「Seattle」という名前も白人が入植した当時、この地域を統治していた部族の酋長の名前にちなんでいます。

芸術が身近に感じられる!

シアトル市内には、たくさんの劇場やギャラリー、コンサート・ホールがあり、年間を通して様々な催しが開催されています。

主なものではシアトル・シンフォニーシアトル・オペラパシフィック・ノースウェスト・バレエなどがあります。

ポップ・ミュージックやジャズ、ロック、ブルースなどはジャズ・アレーやムーア・シアター、トリプル・ドアなどが代表的です。

また、夏にはウォーターフロントや公園、ワイナリーやブルワリーなどの広場でたくさんの野外コンサートが楽しめます。

コーヒー、ワイン、食文化が豊かなグルメの街!

日本人にはお馴染みのスターバックス誕生の場所でコーヒー文化のある街です。

住民 1,000 人あたりコーヒーショップが 2.5 軒あり、コーヒーショップの密集度がアメリカ国内で最も高く、カフェインがエネルギーの源になっています。

またワインやクラフトビール、新鮮な海産物やリンゴ、チェリー、ラズベリーなどの農産物など食の宝庫です。

移民の多い地域なので、本場の料理がいろいろ楽しめる所も魅力的です。

シアトルの有名スポット

海や山などの豊かな大自然と都市が融合した魅力ある観光地「シアトル」。

留学期間中に訪れてみたいおすすめスポットをご紹介します。

スペース・ニードル

シアトルの中心地区シアトル・センターにある、ランドマークの一つです。

タワーの上部にUFOのような円盤状の展望台があり、印象的なデザインのタワーです。

1962年の万国博覧会の時に建てられ、高さは605フィート(184m)あり、建設当時はミシシッピ川より西の建築物の中で一番高い建物でした。

展望台からは、マウント・レーニア、ピュージェット湾、オリンピック山脈、カスケード山脈、そしてシアトルの美しい街並みが360度の壮大なパノラマで楽しめます

パイク・プレイス・マーケット

ダウンタウンの西に位置し、100年以上続くアメリカ最古のマーケットで、とても人気のある観光スポットです。

1907年の設立当時の姿で残っているネオンサインと時計台はマーケットのシンボルになっています。

野菜や魚などの食料品から、雑貨やお土産物など、まるで迷路のように店が建ち並び、見て回るだけでも楽しめます。

スターバックス 1号店

シアトルと言えば、アメリカを代表するコーヒーチェーン、スターバックス誕生の地で、その第1号店は、パイク・プレイス・マーケットのネオンサインから北に2ブロックほど進んだところにあります。

ロゴマークは創業当時のままになっていて、お店のイメージカラーは緑色ではなく茶色でレア感があり、観光スポットになっています。

ここでしか買えない限定オリジナル・グッズもあり、お土産におすすめです。

オリンピック国立公園

ワシントン州、オリンピック半島にあり、1909年にセオドア・ルーズベルト大統領がオリンピック国定公園を設立します。

1938年に国立公園へ変更となり、1981年にユネスコ世界遺産(自然遺産)に登録されました。

オリンピック国立公園は、太平洋の海岸線、オリンピック山脈、温帯雨林の3つの領域に分けられます。

それぞれに特徴が異なるので、「3 Parks in One」(まるで3つの公園が1つにまとまったようだ)と言われます。

公園北部のハリケーン・リッジ展望台はオリンピック半島が一望できる絶景スポットになっています。

マウント・レーニア、マウント・レーニア国立公園

ワシントン州を東西に分断するカスケード山脈の最高峰で、世界で21番目に高い標高4,392mの山です。

頂上から四方に向けて放射状に伸びる40あまりの氷河はアメリカ本土最大規模を誇ります。

シアトルから車で約2時間半の郊外にあり、日本の富士山に形が似ていることから、「タコマ富士」と日系人に呼ばれています。

1899年3月2日にオープンした、アメリカで5番目に古い国立公園は観光にも人気で、春、夏、秋はキャンプにハイキング、冬はクロスカントリー、スキーと1年を通して楽しめます。

ハイキング・トレイルは数多くあり、初心者用から上級者用まで多彩なコースがあります。

まとめ

アメリカ国内の留学先のひとつ「シアトル」をご紹介しました。

シアトルは日本と同様に四季があり、山や海などの自然に恵まれ、街の美しさから「エメラルド・シティ」の異名を持っています。

野球、フットボール、サッカーとスポーツも盛んで、日本人選手が活躍しており、また、スーパー、本屋、レストランなど多くの日系のお店があり、日本人にとってかなり住みやすい街だと言えます。

日本からは最も近いアメリカの大都市で、直行便を利用すれば約9時間でアクセスできるのも魅力的です。

都市と自然が共存するシアトル留学を検討してみましょう。

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