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留学先の国を決めるのとあわせて、各都市の情報を知ることは重要です。

基本情報、気候、文化、有名スポットなど都市によって様々な特徴があります。

その都市に興味を持つことから初めてみましょう。

セブの魅力/特徴

フィリピン屈指のリゾートアイランド「セブ」。

南北に細長いセブ本島を中心に周辺には綺麗なビーチ、サンゴ礁が広がるなか、本当の中心部「セブシティ」はフィリピン最古の街並みと呼ばれ、かつて16世紀前半に航海士マゼランがセブ島へ上陸した証として「マゼランクロス」や国内最古の教会「サントニーニョ教会」など歴史的建造物もたくさんあります。

本島隣の「マクタン島」には、空の玄関口「マクタン国際空港」を拠点に、周辺には多くのリゾートホテルが点在しています。

プライベートビーチ付きの5つ星クラスホテル、そしてフィリピン伝統のマッサージ「ヒロット」が体験できるスパ施設もあり、ハネムーン、ファミリー層に人気の旅行先です。

セブの基礎情報

面積

約4,943.72平方キロメートル

人口

約300万人(2015年:フィリピン国勢調査)

宗教

ASEAN唯一のキリスト教国。国民の83%がカトリック、その他のキリスト教が10%。イスラム教は5%、その他2%。

物価

缶ビール(約350ml)が約80~100円(≒40ペソ) ※2021年2月時点

日本との時差

-1時間

フィリピンでは特にサマータイム実施はありません。

セブの気候

年間平均気温が30℃近くある常夏のリゾートアイランド「セブ」。

セブに住んでしまうと冬の寒さを忘れてしまうくらい、年中夏の暑さを満喫できます。

日本に比べ雨季の期間が長く、6~11月は突発的なスコールや台風が発生する割合が高いシーズンとなりますが、セブ州一帯ではほとんど台風が上陸することは稀です。

ただし、近海で台風が発生することで風や波の影響を受けやすいです。

乾季に入る12~5月はベストシーズンとなり、雨も少なく太陽が燦燦と降り注ぐ暑い日々が続きます。

年中暑いイメージですが、ショッピングモール内などは冷房が強めに調節され肌寒く感じるで、薄手の長袖シャツは持っておくと重宝します。

セブの年次イベント

イベント行事が大好きなフィリピン人。

セブ島ではフィリピン三大祭りのひとつ「シヌログ」のほか、世界中のアスリートが集結するトライアスロン大会「アイアンマン」など盛り上がりを魅せるイベントが盛りだくさん。

セブ島の年次イベントをご紹介します。

シヌログ

毎年1月の第三日曜日に行われるフィリピン三大祭りのひとつ

クリスマス過ぎから年明けにかけ、セブ市民はこの大きなお祭りに向けて各所で大盛り上がりします。

お祭り当日、セブ市内中心部では艶やか衣装を身にまとったダンサーが沿道でパレードするなど、フィリピン国内はもちろん、海外各国から多くの見物客が訪れるほど人気イベントのひとつです。

「シヌログ」の本来の目的は、サントニーニョ教会に祀られている「幼きイエス(小さな像)」を称えるために行われる年次イベントです。

残りの三大祭りは「カダヤワン(ミンダナオ島)/毎年8月第3週目開催」、「マスカラ(ネグロス島)/毎年10月第3週目開催」があります。

アイアンマン

毎年8月の第1週目に行われ、正式名称「IRON MAN」と呼ばれるセブ島で一番熱い夏のビックイベント

世界各国からアスリートが集結する「トライアスロン競技」のイベントで、マクタン島のビーチエリア(シャングリラホテル近辺)からスタートし、水泳(1.9㎞)、ロードレース、長距離走の順に行われる過酷な競技内容です。

ロードレース(90㎞)はマクタン島から隣のセブ島を折り返し、マクタン島のスタート地点に戻ってから長距離走(21㎞)が始まります。

沿道では多くの観衆からの声援が響き渡り、常夏の中でアドレナリン全開の熱気あるイベントです。

お祝い事では豚の丸焼き「ㇾチョン」が定番

フィリピン伝統料理のひとつ「ㇾチョン」は、家族や友人の誕生日のほか、クリスマスなどの年次イベントにテーブルに並べられる定番の料理です。

豚一頭を丸焼きにする豪快な料理で、セブ島をはじめフィリピン全土で親しまれています。

丸焼きされた豚を初めて目にすると少し驚くかもしれませんが、外側の皮はとてもカリカリでお肉もジューシーで美味です。

セブ市内では「ㇾチョン」を提供している名店レストランが数多くあり、パーティーなど大人数向けや、少人数で食べられる量のメニューも豊富に取り揃えています。

セブの有名スポット

セブは綺麗な海で楽しむマリンアクティビティのほか、市内中心部にはスペイン統治時代の歴史的建造物、地元の多くの市民で賑わうカルボンマーケットなど見どころがたくさん。

留学期間中に訪れてみたいおすすめスポットをご紹介します。

マゼランクロス

16世紀前半に冒険家「フェルディナンド・マゼラン」がキリスト教布教のためにフィリピン・セブ島に上陸した時に建てられた十字架が収められています。

建物内部の八角の天井には当時の歴史を物語る美しい絵が描かれ、現在は近隣のサントニーニョ教会とあわせてセブ市内観光の定番スポットのひとつです。

サントニーニョ教会

1565年に建造されたフィリピン最古の教会のひとつ

サントニーニョは「幼きイエス」のことで、かつて冒険家「フェルディナンド・マゼラン」がセブの女王に納めた小さな像(サントニーニョ像)が祀られています。

また、毎年1月の第三日曜日にフィリピン三大祭りのひとつ「シヌログ」ではサントニーニョを称える盛大なイベントが催されることで有名です。

サンペドロ要塞

スペイン統治時代の1738年に建てられた海に面した稜堡式(りょうほうしき)の要塞

主に近隣の海に君臨していた海賊からの攻撃を守るために造られました。

首都マニラのイントラムロス内にある「サンチャゴ要塞」と並び国内最古の要塞と呼ばれています。

頑丈に造られた石造りの要塞、および敷地内は緑豊かな木々が茂り、綺麗に整備された公園になっています。

マゼラン記念碑&ラプラプ像

16世紀前半に冒険家「フェルディナンド・マゼラン」がキリスト教布教のためにセブ島へ上陸しました。

当時マクタン島の王であった「ラプラプ」は布教活動するマゼランを侵略者と見なし、大勢の島民と一致団結して戦いに挑み、見事打ち破りました。

勝利の功績を称え、記念碑とラプラプ像が建てられ、辺り一帯は彼の名前に因んで「ラプラプ市」と命名するなど、現在でも多くの市民に親しまれる島の英雄です。

ジンベイザメウォッチング(オスロブ)

セブ市内中心部から車で約3時間、セブ島南端の東にあるオスロブ地区では世界で一番大きな魚「ジンベイザメ」に100%に近い高確率で出会えるスポットがあります

セブ旅行で一番人気のあるツアーと言っていいほど、海外各国から多くの旅行客が訪れます。

ツアー中は10数名のボートに乗船後、ジンベイザメが泳いでいるポイントまで移動します。

ポイント到着後、シュノーケリング(ライフジャケット付)を楽しみながら間近でジンベイザメを観ることができます

強風の影響、および波の影響によりツアー催行を中止にすることもありますが、セブ島旅行で一番の思い出を作れる醍醐味のひとつです。

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まとめ

フィリピン国内の留学先のひとつ「セブ」をご紹介しました。

常夏の楽園リゾートとして人気を集める「セブ」。

セブ島周辺に広がる蒼い海と美しいサンゴ礁は多くの人を魅了します。

フィリピンは熱帯地方独特の雨が多いイメージですが、マニラなど他の都市に比べセブでは年間を通して比較的晴れ間の日も多いのが特徴です。

近年、セブでは他国に比べ留学費用が格段と安く、アジア圏の中でフィリピンは英語を使う割合も高いことから留学先のひとつとして大きな注目を浴びています

ぜひ、セブ留学を検討してみましょう。

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