概要
- 自己紹介
- 留学前の体験談
- 海外に興味を持ったきっかけ
- 英語を話せるようになったと実感した出来事
- 留学前にやっておけばよかったこと
- おすすめの英語の勉強方法
- 留学後の体験談
- オランダに行ったきっかけ
- アムステルダムの物件事情
- アムステルダム人の生活スタイル
- アムステルダムの魅力や印象
- アムステルダムで生活・観光をする上で気をつけたほうが良いこと
- アムステルダムでの生活で困ったこと
- アムステルダムの生理用品について
- アムステルダムの流行っていること
- アムステルダム生活での言語
- オランダ人の考え方や法律の違い
- AKANEさんからメッセージ
- 留学に行こうか迷っている人へ
- 最後に海外留学に興味のない人へ
自己紹介
氏名:AKANEさん
渡航先:アメリカ
留学にかかった費用:約400万円
経歴:大学時代にアメリカに語学留学後シリコンバレーでインターン留学を経験し、現在はオランダのアムステルダムで金融系の会社に勤務
~インタビュー形式~
ー !簡単に自己紹介をお願いします!。
ご紹介いただいたAKANEと申します。
アムステルダムに住み始めて約2年になります。アムステルダムで金融系の会社に勤務しています。
渡航前の体験談
ー ありがとうございます。 今回は現在住んでいらっしゃるアムステルダムでの生活メインにインタビューさせていただきたいと思います。そもそも海外に興味を持ったきっかけは何ですか?
父が自営業で海外とのビジネスをしていました。
そんな父を見ていて、自分もいつか海外に出たいと思ったのがきっかけです。
ー アメリカへ語学留学語学留学シリコンバレーはインターンで行ってらっしゃいましたが、その中で「英語を話せるようになった」と実感した出来事はありますか?
初めの頃、語学学校ではなかなか話すことができず、自信を無くした期間もありました。
それから徐々に授業内で発言やディスカッションができるようになり、留学開始から半年くらい経った頃「英語が結構できている」と思うようになりました。
日本では英語の勉強といえば書くことが中心で、話す機会がなかったので、現地で「英語を話せるようになった」と感じるまでに少し時間がかかったと思います。
ー 留学前に「やっておけばよかった」ということはありますか?
留学の初めの頃、友達と会話をする際に英語の「つなぎの言葉」や「ふとした表現」の言い方が分かりませんでした。
こういうのは、聞いたり見たりしないとわからないことだと思います。
なので、留学前に海外ドラマやリアルライフショーなどを観て、アメリカの人の話し方を勉強しておいても良かったと思います。
ー そうなんですね。おすすめの英語の勉強方法はありますか?
留学前は英会話カフェに行ったり、大学で海外の友達を作ったり、オンラインの英会話をしていたりしましたが、とにかく「アウトプット」をする機会を増やし、恥ずかしい気持ちを取り除くことだと思います。
英語を話す「自信」がついた状態で留学へ行った方が(現地で馴染むための)時間の節約になると思います。
渡航後の体験談
ー アメリカ留学の後にオランダに行ったきっかけを教えてください。
留学中に出会った彼がオランダ人だったので、彼を追いかける形でオランダに引っ越ししてきました 。
ー いいですね。アムステルダムの物件事情を教えてください。
オランダでのお部屋探しは、物件が載っているウェブサイトを利用しました。
サイト内で物件の条件を選択して、気に入った物件が見つかったら大家さんや仲介エージェントに連絡を取って、物件の内見をするという流れです。
世界遺産に登録されているアムステルダムは、築100年の建物が普通でエントランスやドアも小さい上に、エレベーターは基本的に設置されてなく、階段は急です。
そのため、家具を簡単に動かせないので家具付きの物件が多いです。
ー 面白いですね。働き方や休日の過ごし方などの生活スタイルを教えてください。
コロナの影響があり現在は在宅勤務ですが、勤務時間は朝8時45分から午後5時まです。
定時には一度切り上げて、その後は外に出て週に4回ぐらい走るようにし、仕事が残っている場合は残業をします。
繁忙期以外は、オランダ人は基本的に残業はしません。
求人の際、8時間で仕事を終わらせるスキルを持っている人を採用すると思うんです。
もしも、定時で終わらない場合は業務量が問題だったり、その人のスキルってあるの問題であるという事になります。
週末は、オランダは曇っていることが多いため、天気がいいとみんなカフェのテラスに座り、日焼けをしつつ昼間からお酒を飲んでいます。
ー アムステルダムの魅力や印象に残ることを教えてください 。
オランダ人の裏表のない、自由でカジュアルなところがいいなあと思います。
それから、アムステルダムは街がコンパクトで生活しやすいのも魅力です。
印象に残るのは自転車が多いことです。
道が狭く一通行のところも多いので自転車の方が小回りがきくと思います。
それから、もう一つは「価値観」です。
私は、7ヶ月ぐらい仕事が見つからずに焦っていた時期がありました。
でも、オランダでは「やりたいことが見つかるまで探し続けたらいいんじゃない」と言ってくれる人が多く、「働かなきゃいけない」と思ってる人は一人もいないというのはびっくりしました。
オランダはユニセフが出している「子どもが幸せな国ランキング」で1番になっています。
きっと私たちが感じてきたような「社会的プレッシャー」がない事が背景にあるのかもしれません。
ー 素敵な考えですね。生活や観光をする上で気をつけたほうが良いことはありますか?
すごく気をつけて欲しいのは「自転車」です。
アムステルダムは自転車社会なので自転車が優先されます。すごい速さで走ってるので、怪我をしないよう、道を渡る時は十分に注意してください。
最近は電動自転車が流行っていて、時速30キロぐらいで走っています。
歩道と自転車専用通路が分かれているので、きちんと確認することが大切です
ー アムステルダムに住み始めて食事や文化など困ったことはありますか ?
食事は困りました。
オランダの人はパン・チーズ・ハムが基本で、バリエーションがあまりないです。
こちらの食事習慣は朝と昼は冷たいもの、夜は温かいものを食べます。
例えば朝はヨーグルト、昼はサンドイッチ、夜はソーセージとポテトなど。
とにかく朝と昼は時間を取らないようにします。
そこは最初は苦戦しました。
私はお米派なので、会社にはお弁当を持って行ったりと毎日自炊をしています。
お米はどこでも買えますし、最近は普通のスーパーでもみりんや味噌を見るようになったので、簡単なものであれば日本食の自炊は可能です。
ー 生活しやすくなってきているんですね。生理用品事情について聞かせてください。オランダと日本ではどんな違いがありますか?
私は現地で購入できるナプキンを使っています。
羽根つきでもスリムタイプが多いですが、作りはしっかりしています。
お店に置いてある種類としては、日本よりはタンポンの割合が多いと思いますが、棚でのスペースはナプキンと半々ですね。
あと月経カップ、布ナプキン、吸収ショーツなど色々な種類が置いてあります。
ナプキンに関しては、値段は日本とほとんど変わらないと思います。
ー 現地で流行っているものを教えてください。
お寿司などのアジア系の食事は流行ってると思います。
後、タピオカも流行ってきてますね。
ー アムステルで生活している中で英語を使うことは多いですか?
色々な人種の人が住んでいますし、オランダ人は英語が得意なので、アムステルダムでは英語で生活できます。
ヨーロッパ圏内なのでイギリス英語を話される人が多いと思います。
ー オランダで生活をする中で考え方や法律など日本との違いはありますか?
法律の違いで言えば、大麻が合法であることです。
大麻を合法にすることによって、国民を危険な麻薬から守るという考え方からできた法律だそうです。
この考え方の違いは大きいと思います。
日本では大麻は違法なので最初は怖かったのですが、大麻が合法である理由は得できる部分はありました。
ちなみに、アムステルダムで「コーヒーショップ」というと、大麻を買って吸う場所です。
カフェは「カフェ」なので、観光でくる場合はそこは間違えないようにしてください。
AKANEさんからメッセージ
ー 色々な選択肢があるのはいいと思います。留学に行こうか迷っている人へのメッセージをお願いします。
迷っているなら絶対留学に行った方が思います!
迷っている時間がもったいないです。
今はコロナなので留学にいけないなどネガティブになってしまう人も多いと思いますが、留学にはいけますし、実際に行っている人もたくさんいるのでぜひチャレンジしてほしいです!
ー 最後に、海外留学に興味のない人へもメッセージをお願いします。
SNSが普及している中で、海外とコネクションを持たずに生きる方が難しいと思います。
とはいえ、ネットで調べてるだけでは実際とは違います。
そこに行ってみないと見えない部分、そしてそこでしか感じられないこともたくさんあるので、旅行からでもいいので是非海外に行っていただきたいと思います。
ー ありがとうございます。今回のインタビューではオランダの魅力を知ることができて楽しかったです。